ポートレートとは?カメラ初心者に向けてプロカメラマンが徹底解説!
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今回はカメラ初心者向けに「ポートレイト、ポートレート(英:Portrait)」の言葉の意味を解説していきたいと思います。

そしてポートレートのはじめかたと注意点、撮影テクニックなどについても詳しくご紹介します。

 

カメラをはじめたばかりの方だと「ポートレイト(ポートレート)って何?」と思っている方も多いと思います。

ぜひこの機会に「ポートレート」について理解し、撮影にもチャレンジしてみてください。

 

 

この記事を書いた人

小野友暉

プロカメラマン小野友暉

大阪で活動するフォトグラファー。年間書籍「プロカメラマンFile」2018-2020に選出、掲載。日本最大の写真の祭典「関西御苗場2018」でレビュアー賞獲得。仕事では広告写真や写真教室講師等務める。プライベートではポートレートやスナップの作品を撮影する。

 

「ポートレート」とは?

ポートレートとは?

ポートレイト(ポートレート)(英:Portrait)とは直訳すると「肖像画、肖像写真」という意味があります。写真用語では人物を主な被写体とした写真のことを「ポートレイト(ポートレート)」といいます。

 

一般的には中〜望遠の単焦点レンズを使って背景をぼかし、メインとなる人物が際立つように撮影された写真をポートレイトと呼びます。

 

「ポートレイト」としても表現されることもありますが、「ポートレート」と意味は同じになります。SNSでは「ポトレ」というふうに略された用語が使われることもあります。

 

 

「ポートレート」のはじめかたと注意点解説

ポートレートのはじめ方

ポートレートをはじめるためには、まず被写体となるモデルを用意しなければなりません。ポートレートを趣味で撮影しているカメラマンはSNS等でモデルを募集したり、有償で撮影モデルに依頼したり様々です。

 

最初にお金をかけたくないという方は、まずは身の回りの友達に声をかけてモデルをしてもらうのが良いと思います。

慣れてきたら有償のモデルに依頼してみるのも良いでしょう。

なぜならプロの有償モデルは撮影に慣れていて、ポージングなどのテクニックも備えているので、素人モデルとはまた違ったポートート写真が撮れます。

また最近ではカメラマンとモデルのマッチングアプリもあるので、そういったプラットフォームを利用して有償のモデルを見つけるカメラマンも増えてきているようです。

ポートレイト撮影の注意点としては撮影マナーをしっかり守ることです。基本的なことですが、「事前のやりとりをしっかりおこなう」、「待ち合わせ時間に遅れない」などの最低限のマナーはしっかりと守りましょう。

 

 

 

 

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ポートレートにおすすめのレンズ

ポートレートにおすすめのレンズ

ポートレートでおすすめのレンズはずばり「明るい単焦点レンズ」です。焦点距離はカメラマンの好みとなります。ポートレイト初心者はまずは50mm(35mm換算)の単焦点レンズからはじめることをおすすめします。

 

50mmを基準として、もっとロケーションを含めたポートレートを撮影したい人は焦点距離35mmや28mmの広角よりの単焦点レンズを試してみると良いでしょう。

 

もっと背景をぼかしたボケ感の強いポートレイトを撮影したい人は、85mmや135mmなどの中〜望遠よりの単焦点レンズを試してみることをおすすめしています。

 

 

 

ポートレートの撮影テクニック

ピントは目に合わせる

ポートレート写真では基本的にピントはカメラマン側(手前)の目に合わせます。ありがちな失敗で、眉毛や鼻のてっぺんにピントが合ってしまっていることがあります。

なので撮影時はしっかりと目にピントが合っているかどうかを確認しましょう。

 

最近のカメラでは瞳AF機能が搭載されているものも多いので、ポートレート撮影時のピント合わせは非常に楽になりました。

 

いい例

また全身写真を撮影する場合、基本的にはカメラの高さは被写体の胸から腰の位置くらいの高さで撮影します。高い位置から撮影した場合、頭でっかちな写真になってしまいます。逆に足を長く見せたい場合は低い位置から撮影します。

 

 

次に、屋外でポートレート撮影を行う場合は光の位置を意識すると良いでしょう。

光の位置を意識

被写体に対して順光、サイド光、半逆光、逆光といった光の位置関係があります。それぞれの光の位置ごとの特徴を理解しておくことで、ある程度コントロールして撮りたいポートレート写真を撮影できるようになります。

 

詳しくは過去記事でポートレートの撮影テクニックや小技について解説しています。

 

 

ポートレートのレタッチ

ポートレート写真のレタッチ

ポートレート写真が撮影できたら、次に現像、色調補正、レタッチを行います。Adobe PhotoshopやAdobe Lightroomを使ったポートレート向けの肌補正や、雰囲気のある色味の作り方などのレタッチ方法を過去記事で解説しています。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

 

ポートレート向け Lightroomプリセット

ポートレート向けLightroomプリセット

ポートレイト(ポートレート)写真のレタッチが苦手な方におすすめなのが、ワンクリックでレタッチができるLightroomプリセットです。「Adobe Lightroom Classic」向けのプリセットで、プリセットデータを追加していただくことで、簡単に写真のレタッチができます。

 

現在ポートレイト写真向けのLightroomプリセット「Presets Collection for Portrait」のVol.1(全10種)とVol.2(全10種)を販売しています。詳しくは下記ボタンからご覧ください。

 

 

Lightroom Classicへのプリセットの追加方法については過去記事をご覧ください。

 

 

 

まとめ

ポートレートモデル募集

以上、カメラ初心者に向けて「ポートレート(ポートレイト)」について解説しました。

これからポートレートをはじめたいと思っているカメラマンはまずポートレートについての言葉の意味や、はじめかた、注意点、撮影テクニック、レタッチ方法を一通り学んだ上で挑戦してみることをおすすめします。

 

ポートレートは写真のジャンルの中でも直接人と関わるジャンルになるので、写真の技術的なスキルとコミュニケーション能力も問われます。

ぜひチャレンジしてみてください!

 

 

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