大幅進化した360度アクションカメラ!8K対応の「Insta360 X4」レビュー

2024416日、Insta360からXシリーズ新モデル「Insta360 X4」が発売されました。

待望の8K 30fps撮影に対応し、ジェスチャー機能搭載バッテリー性能大幅アップ2.5インチタッチスクリーン着脱可能な交換式レンズガードなど大幅にアップグレードしています。

今回、実際にInsta360 X4を使って動画を撮影してきましたので、レビューをお届けしたいと思います。

 

また、2024年5月27日(月)16時〜6月7日(金)16時までInsta360 2024サマーセールを開催します。気になる方はぜひ記事を最後まで読んで、公式ストアの方もチェックしてみてください。

 

 

 

前モデルInsta360 X3のレビュー記事はこちら。

 

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1年半で大幅に進化したInsta360 X4

今回ご紹介する360度アクションカメラInsta360 X4は前モデルInsta360 X3から約1年半ぶりの新作モデルとなります。X3も非常に優れた360度アクションカメラでしたが、今回のモデルチェンジは前モデルからの進化を大幅に感じられるものとなっています。

今回Insta360 X4を使って、レビュー用の作例動画も撮影し、編集してみました。まずはぜひこちらをご覧ください。

Insta360 X4を使うと、このような360度アクションカメラならではの迫力のある映像を簡単に撮ることができます。

記事後半では具体的にどのような点が進化したのか、他の作例動画などをご紹介します。

 

X3から進化したInsta360 X4の特徴

Insta360 X4はX3から何が進化したのでしょうか?大きく進化した点を4つほどピックアップしてご紹介します。

 

1360度動画の最大解像度が8K/30pに対応

8Kに対応

Insta360 X4の最大の特徴が、最大解像度が8K/30pの360度動画に対応したことです。8Kサイズの動画は4Kの約4倍の大きさで、7,680×4,320というかなり大きなサイズの動画になります。後から好きな画角をチョイスすることが多い360度カメラにおいて、最大解像度というのは動画のリフレーミングを前提とするならば非常に重要な項目になります。元の撮影データの解像度が大きければ大きいほど、切り出した後の動画の解像度も高くなるので、大きいサイズで動画撮影できるのは360度カメラではメリットが大きいです。

 

2ジェスチャー操作に対応

ジェスター機能対応

Insta360 X3には搭載されていなかった、ジェスチャー操作機能がInsta360 X4では搭載されました。わざわざRecボタンを押さなくとも、ジェスチャーだけで動画撮影を開始したり、写真撮影を行ったりすることができます。このジェスチャー操作を非常に便利な機能なため、個人的に新搭載されて嬉しかった機能の一つです。360度カメラを使用していると、潜水用ケースに入れているときや、バイクアクセサリーを使ってハンドルに取り付けている時など、直接Recボタンを押すのが困難な場合があります。そんな時にこのジェスチャー機能はとても重宝します。

 

3 2.5インチタッチスクリーン

タッチスクリーン

Insta360 X4は2.5インチのタッチスクリーンを搭載しています。Insta360 X3では2.29インチのタッチスクリーンだったので、やや大きくなりました。

2.5インチのタッチスクリーンは頑丈な強化ガラスで保護されています。サイズが大きい方が、プレビューを確認する際や、タッチによる操作時にとても便利です。

 

4 2290mAh バッテリーで67%撮影時間アップ

バッテリー容量大幅アップ

Insta360 X4のバッテリーは2290mAhへと大容量化しました! 5.7K30fpsで135分の録画が可能で、Insta360 X3と比較すると67%も撮影時間が延びています。一つのバッテリーで長時間撮影に対応したことで、バッテリー交換の頻度が減ったり、より長尺の動画撮影にも対応したりと、使い勝手が大きくアップしたと言えます。

 

 

開封〜外観チェック

それではまずはInsta360 X4開封〜外観チェックを行なっていきます。

こちらがパッケージになります。

Insta360 X4外箱

パッケージの中身を全て出しました。

パッケージの中身

  • Insta360 X4本体
  • 専用ソフトケース
  • 標準レンズガード
  • X4用サーモグリップカバー
  • 専用充電ケーブル
  • クロス
  • マニュアル等

という中身でした。

 

こちらがInsta360 X4本体になります。

Insta360 本体

 

Insta360 X3と比較するとこのような感じです。

X3とX4比較

X4の方が高さも、厚みもあり、X3より一回り大きくなっています。個人的にはX4くらいの厚みがある方が、持っていて安心感があります。

 

またレンズもX4の方がやや大きくなっています。

レンズ比較

 

そしてこちらがInsta360 X4に標準付属となっている、サーモグリップカバーと標準レンズカバーを装着したものです。サーモグリップカバーはX4を保持した時に手が感じる温度を下げてくれます。

X4用サーモグリップカバーと標準レンズカバー

レンズカバーについては、X3の時のレンズカバーは粘着式でしたが、X4では脱着非常に楽な、交換式のレンズガードになっています。

 

また標準レンズカバーはプラスチック製になりますが、さらに上に強化ガラス製のプレミアムレンズガードもあるみたいです。標準レンズカバーでも十分クリアには見えそうです。

標準レンズカバー

 

それではX4の全方向から外観を見ていきたいと思います。

X4の前面、ロゴ刻印されている側がこちら。LEDの点灯する場所があり、カメラの状態がこちら側からでも一目でわかるようになっています。

Insta360

 

X4の背面、タッチスクリーン部分がこちら。

スクリーン

左側にシャッターボタン、右側にレンズボタンとなっています。とボタンの配置などはX3と変わりありません。

 

本体右側側面には上からマイク、スピーカー、そして電源ボタンとクイックボタンがあります。

右側側面

左側側面には上からマイク、USB-Cのポート、そしてバッテリーがあります。

左側側面

 

Insta360 X4の底面です。1/4インチつまみねじがついています。

底面

また今回、一緒に超長い自撮り棒も製品ご提供いただきました。

超長い自撮り棒

このアクセサリーを使った作例動画も撮影しています。

それでは、X4で撮影した作例動画を3つほどご紹介します。

 

Insta360 X4の作例動画紹介

Insta360 X4

Insta360 X4にはHDR動画撮影や、シングルレンズモードなどさまざまな撮影モードがありますが、一旦何も考えずに好きなように撮影してみました。細かい撮影モードのご紹介などは次回の2本目のレビューで行いたいと思います。

 

車のダッシュボードに設置し、進行方向と車内を同時に撮影

360度カメラの特性を活かして、車のダッシュボード部分にカメラを設置し、進行方向と車内の様子を同時に撮影してみました。

撮影後に、Insta360 Studioで編集し好きな画角をチョイスしています。


こちらは車に設置し、あとはRecボタンを押しただけ。あとから好きなシーンをリフレーミングし編集しただけの簡単な動画になりますが、これだけ迫力のある映像が撮影できました。

 

こちらがInsta360 Studioの編集画面です。

Insta360 Studio

この動画編集ソフトが非常に優秀で、これが無料で使えるのが驚きです。編集操作も非常にシンプルでわかりやすく、またトランジションやBGMも無料で使用できます。アプリの方も無料で優秀ですが、PC向けの編集ソフトも非常に優れています。

 

 

三人称視点 見えない自撮り棒を持って橋を渡ってみた

次に、Insta360 X4に見えない自撮り棒を取り付け、三人称視点の映像を撮影してみました。X4を持って、橋を渡るシーンを撮影しています。こちらも先ほどの動画と同じように、撮影中は何も考えずにRecボタンを押して、あとは手に持って歩いているだけです。

撮影した動画を後で、リフレーミングし、いい感じの画角をチョイスしています。見えない自撮り棒の棒は自動で消えているので、簡単に三人称視点の映像が撮影することができます。

しっかりと絵を見せたい、情報を伝えたい映像ではなかったので、雰囲気優先で、6〜8倍速にしモーションNDをONにしてブレ感も加えています。

 

 

超長い自撮り棒を使って俯瞰撮影

最後に、長さ3mの超長い自撮り棒を使って、俯瞰からの撮影をしてみました。ちなみに撮影中の様子はこちらです。

超長い自撮り棒も自動で消えるようになっているので、まるでドローンの空撮で撮っているかのような俯瞰からの撮影ができました。

驚くべきは動画の解像感です。8Kで撮影し、大幅にトリミングをしていますが、それでも4Kサイズで動画を書き出せています。もっと大幅にトリミングしても解像感を保ったまま書き出すことが可能です。この解像感は8Kサイズで動画撮影ができるInsta360 X4だからこそ得られるものだと感じました。

 

Insta360 X4を実際に使用してみた感想

実際に使ってみた感想

少し前までは、360度カメラってどう扱っていいかイメージしにくい、使い方が難しい、アクションカメラのイメージがないといった印象がありました。Insta360 X4を実際に使ってみて360度カメラのネガティブな印象を払拭するくらいアクションカメラとして非常に優秀なカメラだと感じました。

それくらいスポーツやアウトドア、旅行や日常のお出かけ活躍すること間違いなしのカメラです。何も細かいことは考えずに撮影して、あとから自由度の高い編集ができ、感動するような映像が撮影できるというのは利用するユーザーにとって大きな利点となると思います。

360度カメラはさまざまなメーカーのものがありますが、一般カメラユーザー向けの360度カメラの中で現時点でダントツで機能性、操作性が優れているのはInsta360 X4であると個人的には感じました。業務用360度カメラに近いスペックを兼ね揃えていると思います。また前モデルX3と比較して、X4は色表現も非常によくなっているように感じました。さらにInsta360のスマホアプリや、PCソフトも無料とは思えないほど高機能で、非常に魅力的です。

私自身、Insta360 X4で撮影している時はお出かけやスポーツがより楽しく感じられましたが、それだけ日常が楽しくなる素晴らしいカメラでした。

 

Insta360 X4はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ

Insta360 X4がおすすめな人を簡単にまとめてみました。アウトドアが好きな方であればあるほど、買ってよかったと思えるアクションカメラだと思います。筆者はもともとそんなにアウトドアではありませんでしたが、Insta360 X4を使うようになってから少しアウトドアになりました。笑

こんな人におすすめ
  • アウトドアが好きな方
  • バイクやサイクリングが趣味の方
  • スポーツをされる方
  • よく旅行される方
  • 普段からVlogを撮られる方
  • Insta360 X3を持っていた方

 

Insta360 2024サマーセール開催中!

サマーセール

2024年5月27日(月)16時〜6月7日(金)16時の期間中、Insta360製品をお得に購入できるサマーセールを開催中です。ぜひこの機会にInsta360 製品のご購入をご検討ください。

 

目玉製品

Insta360 Ace Pro 通常版 セール価格:67,800円→61,000円、10%OFF

Insta360 X3 通常版 セール価格:68,000円→60,520円、11%OFF

Insta360 GO 3 通常版 64GB セール価格:60,500円→48,400円、20%OFF

Insta360 GO 3 通常版 128GB セール価格:64,800円→51,800円、20%OFF

Insta360 Flow 通常版 セール価格:20,900円→18,300円、12%OFF

Insta360 Flow クリエーターキット セール価格:28,000円→24,640円、12%OFF

 

 

 

最後に

以上、Insta360 X4のレビューをお届けしました。

Insta360 X4は8Kの動画撮影に対応したことで、アングルを気にせず撮影してから自在にフレーミングする、その自由度がより上がったように感じました。

X3と比較して、一回り大きくなったとはいえ、それでもまだまだコンパクトなカメラであることは間違いありません。前モデルから大幅な進化をとても感じられる新モデルなので、X3を持っている方でも買い替える余地は十分にあると思います。

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

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