アウトドア好き必見!暗い場所でも鮮明に見える4K対応ナイトビジョン『YASHICA Vision』レビュー

フィルムカメラなどで有名なカメラメーカーの”YASHICA”を展開するヤシカジャパンから、暗い場所でも鮮明に見える4K対応ナイトビジョン「YASHICA Vision」が新しく発売されます。

アメリカのクラウドファンディングKickstarterで、なんと1億5000万円の支援調達に成功し、現在国内向けのクラウドファンディングGREEN FUNDINGにて、支援プロジェクト開催中です。

今回、「YASHICA Vision」を実際に試してきましたので、レビューをお届けしたいと思います。現在実施中のクラウドファンディング、プロジェクトページには下記ボタンから飛べます。

「YASHICA Vision」って何？

出典：https://greenfunding.jp/lab/projects/8252

「YASHICA Vision」は暗闇でも鮮明に見える4K対応のナイトビジョンです。75年の歴史を誇るYASHICA史上初の製品となります。

YASHICAは日本の歴史あるカメラメーカーなので、カメラをされている方であればご存知の方も多いかと思いますが、フィルムカメラなどのイメージが強いので「YASHICA Vision」のような製品は意外に感じたと思います。

「YASHICA Vision」は真っ暗闇でも最大600メートル先までの視認性を誇ります。またAI技術を活用してフルカラーの映像をリアルタイムで閲覧可能です。YASHICA独自の画像処理技術で、より自然な色表現と高いダイナミックレンジを実現します。

IP65の防水・防塵性能と充電式5000mAhリチウム電池内蔵で、過酷な環境下でも最大16時間使用可能です。

「YASHICA Vision」のスペック

「YASHICA Vision」のスペックをまとめました。解放絞り値に関してはf1と驚異的なスペックとなっています。

「YASHICA Vision」開封〜外観チェック

「YASHICA Vision」開封〜外観チェックをしてきます。

パッケージはこちらです。

蓋の裏面には英語で機能が書かれています。

日本語版はこちら。

出典：https://greenfunding.jp/lab/projects/8252

パッケージの中身を全て出しました。

• 「YASHICA Vision」本体
• タイプC充電器
• クリーニングクロス
• ミニ収納袋
• コンパス
• 取扱説明書
• ストラップ

こちらが「YASHICA Vision」本体になります。

手に持った感じの素材感や製品の作りの精度も高く、耐久性も高そうです。

またIP65の防水・防塵性能となっており、あらゆる方向からの埃の侵入や低圧の噴流水（6.3mm）から保護してくれるので、急な雨や砂埃の吹き荒れる風の強い場所でも安心して使用できます。

本体の上部に各種操作ボタンがあります。左右とも斜めにボタンが配置されていますが、これは両手で持った時に、しっかりと本体をホールドしたまま、指でボタンの操作ができるようにこの配置になっています。こうした細かい部分に作りの良さ、作り手の工夫を感じます。

またボタンは光らせることも出来るので暗い場所でも快適にボタンの確認、操作できます。

4インチ、400×960ドットのTFT超高精細ディスプレイを搭載しています。暗闇はもちろん、明るい場所でも鮮やかで綺麗な映像を確認しながら撮影が可能です。

レンズ側はこのようになっています。

レンズの上にはタクティカルライトが搭載されており、夜の探索ではかなり重宝します。常時点灯と小刻みの点滅の2種類を切り替えることができます。明るさもかなり強力です。

続いて、レンズ部分についてです。

「YASHICA Vision」のレンズはF/1という驚異的な開口部サイズになっています。これにより暗い場所でもより多くの光を取り込むことが可能になっています。

また、傷や指紋などによる画像の劣化を防ぐための7層のコーティングもレンズに施されています。これにより鮮明でクリアな映像を映し出してくれます。

本体横にはメディア挿入部があり、microSDカードを挿すことができます。最大512GBのmicroSDカードに対応しています。

メディア挿入部の横にはUSB-Cポートがあります。こちらから本体の充電を行います。

「YASHICA Vision」は5000mAhバッテリーを内蔵しているので、IRイルミネーターをオフにしたフルカラーモードで最大16時間、3段階のIRモードではレベル1で最大10時間、レベル3で最大5時間の動作が可能です。十分すぎる稼働時間ですね。

さらに、クラウドファンディング支援者全員に5年間無料バッテリー交換サービスの特典もあります！バッテリーに関する心配はなさそうです！

「YASHICA Vision」を実際に使ってみた

2つのシチュエーションで「YASHICA Vision」を実際に使ってみました。

まずは大阪駅近くのうめきた広場から、観光スポット「空中庭園」のあるスカイビルを見てみました。

7月の18時前後で日が落ち始めている時間帯で薄暗くなり始めている明るさです。

うめきた広場からスカイビルまでは直線距離で約400〜500mといったところでしょうか。

「YASHICA Vision」フルカラーモードで撮影した写真がこちらです。

かなり拡大して見えていますが、色も鮮やかでかなり綺麗に見えているかと思います。

こちら同じ状況で、手持ちで撮影した動画がこちらです。

手持ちで撮影しているので、やや手ブレはありますが、かなり遠方のものが拡大しているにも関わらず。ディティールの表現など素晴らしいなと感じました。ここまで綺麗に鮮明に見えているのも驚きです。

続いて、真っ暗な夜の公園で「YASHICA Vision」を試してみました。

撮影した場所の環境としては、公園内はほぼ真っ暗でうっすら足元が見えるか見えないか。奥にある街灯の灯りで道がちょっと見えてるくらいでした。3m先にいる人の顔は見えないくらいのかなり暗い環境です。

この環境で、10数メートル先の木を見てみました。

またここでは手持ちではなくを三脚に乗せて撮影してみました。

まずは撮影した写真の方をご紹介します。

「YASHICA Vision」のIRイルミネーターモードで撮影した写真がこちらです。

いかがでしょうか？

肉眼ではうっすら木があるかどうかが見えるくらいで、木の葉っぱの感じとか全く見えないのですが、「YASHICA Vision」で見ると、かなり鮮明に木の幹や葉っぱの感じまで見る事ができました。

正直この結果には驚きました！

こちらの動画バージョンがこちら。

この時は木の上に動物はいませんでしたが、もし動物でもいたらかなり楽しいだろうなと思います。

夜間の動物観察などにはとても良いなと感じました。

最後に、タクティカルライトを点灯した上でフルカラーモードで撮影した動画です。

タクティカルライトを点灯することで、明るさを確保する事ができるので、真っ暗な場所でも明るくなり、フルカラーモードでも

ノイズの少ない映像が収録可能です。

こちらのやり方は動物観察には不向きかもしれませんが、ライトを使ってでも綺麗に撮りたい時などには良いのではないでしょうか。

「YASHICA Vision」はこんな人におすすめ

「YASHICA Vision」がおすすめな人をまとめてみました。

手軽なところだと、キャンプなどのアウトドアの場面ではかなり活躍しそうです。暗い夜道を歩く際に身を守るという意味でも良いですし、夜間に動物観察を行ったりといった使い方も良いと思います。「YASHICA Vision」が1台あるだけで、キャンプの夜の過ごし方がとても広がる気がします。

あとは狩猟や夜釣りなどをされている方にもとてもおすすめです！

また個人的にはニッチな使い方かもしれませんが、普段ドローン飛行を行うので、夜間飛行時に監視員に「YASHICA Vision」を持たせるのも良いなーと思いました。ドローンの夜間飛行は、機体の灯火を頼りにするしかないので、そんな時に「YASHICA Vision」があると機体の姿をしっかり捉えられるのではないかと考えています。実際にはまだ試せていませんが、機会を見つけて試してみたいと思います。

7月18日までクラウドファンディング開催中！　

75年の歴史があるYASHICA史上初のナイトビジョン「YASHICA Vision」はクラウドファンディングを実施中です。2024年7月18日まで「GREEN FUNDING」から支援することができます。YASHICA VISION 1台が通常価格49,000円のところ30%OFFの34,300円となっているので、超お得に購入できます！またクラウドファンディング支援者全員に5年間無料バッテリー交換サービスの特典もあるので、購入後長く使えること間違いありません。残りわずかのプランもあるので、気になる方はぜひ支援をご検討ください。

最後に

以上、「YASHICA Vision」のレビューをお届けしました。「YASHICA Vision」は目視や標準的なナイトビジョンでは難しい暗闇の世界をフルカラーで捉えることができるので、よりキャンプや夜行性の動物の観察を楽しめるようになります。日中は旅先で遠くの観光名所を写したり、動物園や水族館で生き物の姿を残したりと、あらゆるシーンで撮影も楽しめます。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。