2019年9月13日~15日、日本最大級の写真展「関西御苗場2019」が海岸通ギャラリー・CASOにて開催されました!
2回目の展示となる関西写真部SHAREは富士フイルムブースでウォールデコや写真グッズを使った展示を行いました。また、代表の小野友暉と私かんばらはトークイベントにも参加させていただき、素敵な経験と新しい出会いがあった3日間となりました。
今回はSHAREの出展ブースやトークイベント、御苗場出展者にインタビューさせていただいたので皆さんにご紹介します。
関西写真部SHARE ウォールデコを使った展示に挑戦!
関西御苗場2018ではじめてグループ展示に参加した関西写真部SHAREは、今年は富士フイルムブースにて「ウォールデコ」の展示をさせていただきました!
キャンバスタイプのスクエアミニで作成し、モノクロ写真で統一しました。ウォールデコはインテリアで使用される印象が強かったので、御苗場には多くのフォトグラファーや作家が訪れることを考え‟写真作家の部屋”をイメージし写真・レイアウトを決めました。
絵画のような仕上がりになるのがキャンバスの特徴で、アート風のお洒落な写真に仕上がりました!
虫ピンでも支えられるほど軽くて、子供も大人も‟写真を飾ることを楽しめる”アイテムだなと思いました。
ミュージアムメタルのウォールデコも作らせていただきました。写真はSHARE代表の小野友暉が撮影したものです。
A2サイズで作成したのでインパクトもあり、モノクロ写真との相性も抜群で机の上に飾るだけでもお洒落です!
ウォールデコのほかに、フォトブックやTシャツ、マグカップなどの写真グッズも作らせていただきました。
私は写真をコラージュしてマグカップを作ったのですが予想以上の綺麗さに驚きました!
来場者の方からも「マグカップ凄くかわいいですね!」と言っていただけました。
SHAREメンバーそれぞれPhotoZINE(フォトブック)やTシャツにお気に入りの写真を入れて展示させていただきました。
フォトブックはレイアウトやフィルターの種類が豊富で、メンバーそれぞれの個性が溢れる素敵なブックに仕上がっていました!
小野友暉×かんばらふうこ トークイベントに登壇
9月14日、トークイベント「これからの写真の”面白い”を考えよう会議! Supported by 富士フイルム」に関西写真サークルSWITCHの代表である青木さんと登壇させていただきました。
集団で活動することの重要性や、これから挑戦してみたいこと、グループ活動をしながら個人でも作家活動をする理由などを話しました。トーク中、「関西写真部SHAREを知っている人」という質問に多くの方が手を挙げてくださり、少しずつSHAREが認知されていくことに喜びで胸がいっぱいでした。
トークイベントの後に「写真を見てくれませんか?」と声をかけてくださった方もいて、とても嬉しかったです。
体験で楽しむ!企業ブースで新しい発見を
関西御苗場2019でブース出展をしていた企業様にインタビューをさせていただきました。
1 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
今回関西写真部SHAREさんに展示していただいたウォールデコのキャンバスタイプは、カラー写真で作られる方が多いのでモノクロとの組み合わせが新鮮でした!
イベント全体に関しては、学生の勢いや写真への強い思いに感動しました。関西の学生写真部と接する機会が少ないので、どのような活動をされているのか知れて良かったです。撮るだけじゃなくて、もっと写真を形に残していってほしいなと思いますし、今後もウォールデコやブックを作ることの楽しさを広めていきたいなと思います
2 エプソン販売株式会社
御苗場は毎年出展させていただいているんですけど、関西は個性的な作品が多いなと毎年感じます。
エプソンのプリント体験ブースでは、プリントに詳しい人もいれば、あまりプリンター印刷を自分でしたことがないという方もいらっしゃるのでプリントをしてもらう機会を増やしていきたいです!
一度プリンターで写真のプリントを体験していただければ、自分で作品に合う用紙を選んだり、満足に仕上がったときの楽しさを感じていただけると思います。
3 GooPass
WEB上でサービスを展開していることもあり、お客様とコミュニケーションをとる機会が少なかったのですが、御苗場に出展したことで、直接GooPassの魅力を伝えることができより多くの方に認知していただけたのではないかと思います。また、直接フォトグラファーの方とお話をすることで、揃えなければならない機材がわかりました。今後、アクセサリー類や機材もグレードアップさせてより多くの方にGooPassを利用していただきたいです!
スポンサーの方との意見交換をしていく中で「同じ気持ちを持ってるんだな」と実感し、カメラの魅力を沢山の人に知ってもらえる何かを一緒にできる可能性を感じました。ブースに来てくださったフォトグラファーの要望を聞くこともでき、サービスのアップデートにも繋がりました!
4 ニッシンジャパン株式会社
普段から機材を使って本格的に撮影されている方もいたので、詳しく質問してくださり中身のある話や製品の紹介ができたと思います。
今回のように、実際に商品を手に取っていただき体験していただくことが大切だなと実感できました。東京に比べ関西のイベントに出展する機会は少ないのですが、今後関西のフォトグラファーにも積極的にアプローチしていきたいです。
出展者インタビュー
御苗場の魅力は自分の作品を展示・発信していくだけでなく、他の出展者とコミュニケーションをとれるところです。今回は御苗場出展者の中から気になる方にインタビューさせていただきました!
マイクスタンドの”マイキー”
ー御苗場に出展したきっかけは?
友達とマイキーをバスらせようと会議していて、沢山の人に見てもらいたいと相談したらモデルをしていた友達が御苗場を提案してくれました。
ー出展してみて感じたことを教えてください。
色んな方から意見をいただけて「そんな風に見てもらえているんだ」と思いました。カメラを始めて1年と私自身経験は浅いのですが、出展者の方とお話をしていて色々な機材や用語の話をしてくださったので、カメラの知識も増えて嬉しいです。
ー出展作品のコンセプトは何ですか?
表のテーマはマイキーが色んなところを旅することなんですけど、裏テーマは見ている人に‟自分にとってのマイキーを見つけてほしい”ということです。
私自身バンドマンに憧れて夢に近づく一歩としてマイキーを撮影しだしたので、同じような気持ちになってくれる人がいたらいいなと思います。
愛媛県立今治北高等学校大三島分校写真部
ー御苗場に出展したきっかけは?
第6回大阪府高等学校写真撮影競技大会で優勝して、その副賞として関西御苗場に出展することができました。
ー出展してみて感じたことを教えてください。
プロの方からのアドバイスをもらえてとても参考になりました。
いろいろな方に見ていただき沢山の意見をもらえて、自分たちの強みも課題も分かりました!
ー出展作品のコンセプトは何ですか?
「Love,Love,Love…」は、愛をテーマに動物や老夫婦、学生、カップルのキスを撮らせていただきました。
「つながり ~島に生きるということ~」は部員の1人が住む島で約半年かけて撮影し、とても気持ちの入った作品になっています。島で色んな人に褒めてもらえたので今回の作品を島の人にも届けたいと思っています。
赤阪 雅崇
ー御苗場に出展したきっかけは?
SHARE代表の小野さんに声をかけていただいて出展しました。カメラのスキルはまだまだですがチャレンジしてみたいと思いギリギリで出展を決めました!
ー出展してみて感じたことを教えてください。
会場も広く、みんなが自由な発想で表現していて面白いです。あと、敷居が低いところも魅力に感じました。
ー出展作品のコンセプトは何ですか?
写真を撮られるのが苦手だった子が僕の作品見てモデルをしたいって言ってくれたのでこの作品にしました。
青木真吾
ー御苗場に出展したきっかけは?
昨年グループ展で出展させていただいた時にレビュアーの方から「個人でも出してみたら?」と勧められて出展しました。
ーグループと個人での違いはありますか?
個人で出展することのメリットは、来場者やレビュアーからダイレクトに意見をいただけることです。
また、個人で出すことによって自分の作品の話を出展者同士でできて、意見交換ができるところが良いなと思いました。
御苗場は人と繋がり、写真の理解を深められる場所
御苗場は写真を出展し多くの人に作品を見てもらうだけでなく、他の出展者と繋がったり、 ‟体験”することで情報を取り入れることができます。
今年は壁の展示だけでなくテーブルブースもあり、色々な角度から写真を見ることができました。御苗場は毎年開催されているので、今年参加できなかった方はぜひ来年写真を出展してみてください!