現代アートの展覧会が今年も開幕!「六甲ミーツ・アート芸術散歩2019 」

かんばら
どうも、関西写真部SHARE専属ライターのかんばらふうこです。

 

国内外で活動する芸術家が集まる現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2019 」が9月13日~11月24日(日)の期間、六甲山上で開催されます!

それに伴い、9月11日に関係者内覧会・公募大賞表彰式・開催記念レセプションパーティーが行われました。

今回は、出展作家の作品紹介や表彰式の模様をお届けします。

 

六甲ミーツ・アートとは

六甲ミーツ・アートは、2010年から開催され今年で10回目を迎える現代アートの展覧会です。

これまでに300組を超えるアーティストが出展しており、今年は招待アーティストと公募アーティストを含め過去最多の42組が出展します。出展アーティストの中には、日本を代表する俳優 浅野忠信さんや、初出展で六甲ミーツ・アートのメインビジュアルにもなった芸術家 植松琢麿さんがいます。

「現代アートを通じて六甲山の魅力を知る」をテーマに、六甲ガーデンテラスや六甲カンツリーハウスをはじめとする11会場で展示が行われます。

 

展示作品をちょこっとご紹介

9月11日の内覧会にご招待いただき一足先に展示を見てきました。展示会場の移動はバスまたは車が便利です!

【私立松蔭中・高校美術部】

六甲山カンツリーハウスでは私立松蔭中・高校美術部による作品「ハッピー・ソフトクリーム!」が展示されています。美術部のスイーツが好きな女子部員が妄想した巨大なソフトクリームを石鹸の泡で表現しています。

観覧者がコーンを持ち、部員と一緒にソフトクリームを完成させるというパフォーマンスも行っていました。

六甲ミーツ・アート ソフトクリーム

 

【OBI】

風の教会入り口付近では、現代芸術活動ユニット(美術作家 鈴木泰人、建築家 本間智美)による作品が展示されています。

六甲ミーツ・アートOBI

坂の上から眺めると一見物を並べているだけのように見えますが、下から見るとすべてピンクカラーで塗りつぶされています。

六甲ミーツ・アート OBI

 

【榎 忠(エノキ チュウ)】

現代アート界を代表する芸術家 榎 忠さんは、建築家 安藤忠雄氏が設計を手がけた「風の協会」で展示を行っています。

六甲ミーツ・アート 風の教会

榎さんにお話をお伺いしたところ、今回の展示作品は東京スカイツリーの廃材で制作したそうです。榎さんに許可をいただき1つ手に持たせていただいたのですが、女性では持ち上げるだけで汗をかくくらいとても重かったです!

六甲ミーツ・アート 風の教会

10・11月には夜間延長開館もあるみたいなので、ぜひ昼と夜の教会の雰囲気を楽しんでください。

 

【植松 琢磨 (ウエマツ タクマ)】

世界中で活躍する芸術家 植松 琢磨さんの作品「world treeⅡ」は、六甲ガーデンテラスの見晴らしのテラスに展示されています。

六甲ミーツ・アート 植松たくまさん

展示作品はメインビジュアルだけでなく、六甲ミーツ・アートのオリジナルTシャツやクリアファイルなどにもプリントされているので記念に手に入れてくださいね。

六甲ミーツ・アート

実は…、植松 琢磨さんにインタビューをさせていただきました!「world treeⅡ」のコンセプトや芸術家活動についてお話していただきました。近日中にインタビュー記事も公開しますのでぜひ読んでくださいね。

 

公募大賞表彰式・レセプションパーティー

六甲ミーツ・アート 集合写真

出展作家紹介、公募大賞・各賞の発表が行われました。

 

六甲ミーツ・アート表彰式

公募大賞グランプリは岩谷雪子さんの作品「ここにいるよ」が選ばれました。植物を採集して小さな立体やインスタレーション作品を制作している岩谷さんの作品は16ヶ所に展示されており、六甲山を散策しながら作品を楽しめます。

 

六甲ミーツ・アート表彰式

FM802賞を受賞したのは大石麻央さんの「ときには、僕らも旅しよう。」です。

UNKNOWN ASIAプロデューサー谷口純弘さんが「UNKNOWN ASIA 2020」ゲストアーティストとして選出しました。

 

その他、神戸市長賞や兵庫宅建ハトマーク賞、主催者特別賞などの表彰が行われ会場は大盛況でした。

【前田耕平「Exuvia」】

六甲ミーツ・アート 表彰式

【藤江竜太郎「ソライロアンブレラ」】

六甲ミーツ・アート表彰

受賞者の挨拶から、六甲ミーツ・アートで作品を出展するにあたり沢山の努力と苦労があったのが伝わってきました。

受賞者のみなさん、本当におめでとうございます!

 

展覧会詳細

六甲ミーツ・アートの詳細を一覧にまとめました。

開催期間 2019年9月13日(金)~11月24日(日) ※会期中無休
開催時間 10:00~17:00
会場 甲ガーデンテラス、自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、風の教会(グランドホテル 六甲スカイヴィラ会場含む)、六甲山カンツリーハウス、六甲ケーブル、天覧台、六甲有馬ロープウェー(六甲山頂駅)、記念碑台(六甲山ビジターセンター)、 [プラス会場]TENRAN CAFE
招待アーティスト 浅野忠信、市川平、伊藤存、岩城典子、植松琢麿、宇野亞喜良、江頭誠、榎忠、大﨑のぶゆき、OBI、風間天心(GermanSuplexAirlines)、國久真有、栗真由美、小出ナオキ、佐川好弘、松蔭中学校・高等学校美術部、鈴木なるみ、大東真也、髙橋匡太、秦まりの、ヒロセガイ、藤江竜太郎、伏見雅之、藤本由紀夫 *astronavigation、本多大和、前田真治(GermanSuplexAirlines)、山口典子
公募アーティスト 岩谷雪子、大石麻央、大野公士、大畑幸恵、金子未弥、狩野哲郎、黒田恵枝、杉谷一考、中森大樹、野村由香、前田耕平、YOSHIHIRO MIKAMI + HAJIME YOSHIDA、盛圭太、葭村太一、若田勇輔
公式ホームページ https://www.rokkosan.com/art2019/

 

 

六甲山を巡りながら現代アートを楽しもう

六甲ミーツ・アート芸術散歩2019は、出展作家の作品を楽しめるのはもちろん、その場に作家がいることもあるので芸術について深く知ることができます。

六甲山のロケーションを楽しみながら作品を見れるのも魅力のひとつで、秋には六甲山の紅葉を楽しめるそうなのでカメラ片手に行ってみてください。

トップ出展:https://www.rokkosan.com/art2019/

 

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