
タイムラプスとは
タイムラプスとは、「時間の経過」を意味する英語「time lapse」から来ています。 その名前の通り時間が経過する様子を早回しで見ることで、そのようなことができる動画を「タイムラプス動画」、またそのような動画を撮影することを「タイムラプス撮影」といいます。
引用:第700回:タイムラプス とは - ケータイ Watch Watch
引用URL:k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/keyword/693203.html
iPhoneのカメラ機能にも搭載されている機能ですよね。
でも使ったことがないという人も多いんではないでしょうか。
これを使うとかなり面白いことができます。
よく使われているのが星の動きを撮った
いわゆるスタートレイルといったものです。
今回紹介するテクニックを使えば、
動画だけでなくこんな画像も一緒に
作ることができます。
みなさん一度はこんなの見たことあるんじゃないでしょうか。
インターバル撮影
一眼レフカメラでタイムラプス動画を作成するには
インターバル撮影という機能を使います。
インターバル撮影とは決められた間隔(秒数)で
決められた回数繰り返し撮影し続ける機能です。
一眼レフカメラのフルサイズ機には
大抵搭載されているのではないでしょうか。
エントリークラスのカメラにはもしかしたら
機能がなかったりするかもしれません。
この機能を使ってコマ撮りして
それをつなぎ合わしていくことで、
タイムラプス動画を作っていきます。
では設定の方を確認していきましょう。
Nikonの場合はまず
撮影メニューのインターバルタイマー撮影を選択します。
そして撮影方法の設定を選択
ここは即時スタートに設定。
そして次に撮影間隔僕はここを2秒で設定しました。
より滑らかな映像にしたいと思い最初は1秒にしたのですが
あまりに早かったため2秒に設定しなおしました。
ここは状況とお好みに合わせて調整しましょう。
コマ撮りの枚数もより多めに設定しておいたらいいと思います。
後から途中で止めることは可能です。
動画にするときの推奨コマ数が
1秒あたり15コマなので何秒の動画を
作りたいかによって撮る枚数も変えたらいいと思います。
例えば15コマ1秒で10秒の動画を作りたい場合
15コマ×10秒=150コマ
15コマ1秒で1分の動画を作りたい場合
15コマ×60秒=900コマ
必要になってくるので
必要コマ数より多めに設定しておきましょう。
とおりあえずこれで設定は完了です。
さあ撮ってみましょう
設定が完了したところで
いざ撮影してみましょう。
タイムラプス動画は
基本的に動きのあるものを
撮ると面白くなります。
例えば歩いている人たち
綺麗な景色で雲が流れている感じ
などなど
決まりはないですが
動きのある面白いものを
撮ってみましょう。
僕は今回淀川の河川敷で
夕暮れから日が落ちていく様子。
それと一緒に雲が流れていく感じを
撮ろうと思い、行ってきました。
インターバル撮影で
必須となるアイテムが三脚です。
これがなければ話になりませんので
絶対に用意しましょう。
また、しっかりとした三脚でなければ
風や振動の影響を受けてしまい、
合成して動画にした時にぶれぶれで
残念な結果になってしまいます。
脚の太い安定感のある
三脚を用意しましょう。
僕はまだ用意できてなくて
いつも少しぶれてしまってますが(汗)
セッティングが完了したら
インターバル撮影を開始します。
後は放置。
必要枚数が撮れるまで
好きに過ごしてください(笑)
僕は淀川の夕焼けを眺めながら
音楽を流して雰囲気に浸ってました。
周りからすればかなり変な人だったでしょうが(笑)
僕は今回秒数は考えずに撮っていたので
日が落ちたぐらいでストップしました。
約1時間ぐらいかけて撮って約500枚撮れました。
合成してみよう!
家に持ち帰って早速合成してみます!
まずはRAWで撮っていたので
jpegに現像します。
使用ソフトはAdobe Lightroom
これで撮った写真をすべて
1MB以下のjpegにしました。
動画合成はかなり重たい作業になるので
少しでも軽くするために
このサイズにしています。
今回はwindowsのパソコンを使って
windows用の無料ソフトを使って
合成していきたいと思います。
使用するソフトはこれ!
SiriusCampここから
無料でダウンロードすることができます。
ダウンロード完了後インストールして
開きます。
するとこんな画面が開くと思います。
まずは①の読み込みファイルの
ところをJPEGにします。
RAW画像でする場合はRAWを選びます。
②のダークフレームがある場合は
選択してください。
ない場合はとばします。
③保存ファイル名を指定します。
そして動画を作成する場合は
上のほうの動画作成タブを選択します。
するとこんな画面に切り替わると思います。
動画をついでに作成するのチェックボックスに
チェックを入れます。
するとグレーアウトしていた部分も
触れるようになるので、設定していきます。
コマ数は15コマ/秒が推奨で
この枚数が一番滑らかになります。
ここは15コマのままでいいでしょう。
後はモードと
作成サイズ、フレーム回転するしない
を指定します。
そして最後に④の
”画像ファイルを指定して比較明合成”
ボタンを押します。
先ほど書き出したjpegファイルを
すべて選んであげると
処理が開始されます。
後は待つだけで指定された
保存場所に保存されます。
その他詳しい使い方が
知りたい方はこちらから
今回これで作ってみた動画がこちら
少しぶれているのと
この日はよく晴れていて
雲一つなかったので逆に
雲があったほうが動きのある動画になって
かっこよかったと思います。
ただ夕焼けはきれいでした!笑
ということで今回撮影した
動画はあんまりでした。
以前グランフロント大阪から
インターバル撮影して作成した
タイムラプス動画を
載せておきます。
これはなかなか面白い感じに
仕上がったと思います。
が、これも少しぶれてますね。
いい三脚がほしいですね...笑
最後に
今回の出来はいまいちでしたがまた
リベンジしたいと思います。
このインターバル撮影、ぜひ活用して
タイムラプス動画作ってみてくださいね!!