
マクロレンズとは!?
今回はTAMRONのマクロレンズの機材購入レビューです。まずは、マクロレンズって何?と思っている方のためにマクロレンズの解説からしたいと思います。
マクロレンズとは被写体を大きく寄せて撮影出来るレンズのことです。いわゆる接写が出来るレンズ。 マクロレンズには、「標準マクロレンズ」と「望遠マクロレンズ」その間の「中望遠マクロレンズ」の3種類があります。
最大撮影倍率とは
マクロレンズを使う上で最大撮影倍率という言葉があります。この最大撮影倍率とは簡単に言うと、被写体をどれくらい大きく移せるかのを数字で表したものです。この数字が大きければ大きいほどより被写体を大きく写すことができます。マクロレンズと呼ばれるものはこの最大撮影倍率が1倍〜1/2倍のものが多いです。ちなみにこのTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)も最大撮影倍率は1倍になります。マクロレンズと呼ばれるものはほとんどが最大撮影倍率が1倍になります。また1/2倍のものは「ハーフマクロ」1/4倍のものは「クォーターマクロ」と呼ばれます。
3種類のマクロレンズ焦点距離
最初の説明でマクロレンズには「標準マクロレンズ」「中望遠マクロレンズ」「望遠マクロレンズ」の3種類があると説明しました。それぞれの説明をしていきたいと思います。
- 標準マクロレンズ
標準マクロレンズは焦点距離50mm前後のマクロレンズのことを言います。
- 中望遠マクロレンズ
中望遠マクロレンズとは焦点距離90mm〜100mm前後のマクロレンズのことを言います。
- 望遠マクロレンズ
望遠マクロレンズとは、焦点距離200mm前後のマクロレンズのことを言います。
初めてマクロレンズを買うのであればオススメは中望遠マクロレンズです。中望遠マクロレンズはボケが綺麗で画角もちょうどいいです。僕自身初めてのマクロレンズは中望遠マクロレンズのTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)でした。
マクロ撮影方法
マクロ撮影は三脚が必須アイテムになってくるのですが、このTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)は優れた手振れ補正が付いているため三脚なしでも手持ちで撮影可能になっています。これがこのレンズのいい部分ですね。
AF(オートフォーカス)でもMF(マニュアルフォーカス)でも好きな方で撮って構いませんが、より接写で撮影する場合はAFが思うように効いてくれないので僕はMFで撮影します。MFで撮影するのも、ファインダーを覗いてピント合わせするのではなく、ライブビューにしてピントを合わせたい部分を拡大しまくった後、MFでピントを合わせてからシャッターを切ると上手くいきます。(あくまで僕のやり方です。)ただ、そこまでするのであれば、三脚は用意した方がいいですが(笑)
マクロレンズで撮った写真
先ほど説明したやり方でTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)を使って撮影した写真を紹介していきたいと思います。
この写真は手持ちで撮影しています。手持ちでも結構綺麗に撮れていますよね。なかなか幻想的な感じに撮れるのでマクロレンズは撮っていて楽しくなります。他にもこんな写真も撮りました。
この写真も手持ちで撮影しています。寄ろうと思えば、まだ寄れますが、この時の撮影状況が風強い中でピント合わせが難しかったため、このくらいでシャッターを切りました。
この写真も手持ちで、家にたまっていた外国のコインを撮りました。
マクロ撮影以外にも使える
マクロレンズだからマクロ撮影にしか使えないと思われがちですが、そうとは限りません。マクロレンズも単焦点レンズの1種なので、普通にポートレートなんかも撮影可能です。TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)で撮ったポートレートも紹介したいと思います。
この写真もTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)で撮影しました。全然綺麗に撮れていますよね。90mmという焦点距離がポートレートにもなかなかいい焦点距離なので、マクロレンズにしては幅広く使えるレンズだと思います。
最後に
以上、マクロレンズのTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)について書きました。現在はこのモデルの新モデルも発売されているようなので、気になった方は是非チェックしてみてください。