プロフェッショナル向けフラグシップ機の「NikonD5」をついに購入してしまいました!!
購入してまだ写真はあまり撮れていませんが、まずはこのカメラのスゴイところを紹介したいと思います。
フラグシップカメラとは?
フラグシップ機という言葉もあまり聞いたことないと思います。
フラグシップ機とは…
フラグシップ機(フラグシップき、flagship model)は、ある分野で複数の製品を製造・販売するメーカーの商品群の中で、そのメーカーの象徴的存在となる製品、もしくはメーカーが持てる技術の総力を揚げて取り組んだ製品を指し、フラグシップモデルとも、もしくは単にフラグシップ(フラッグシップ)ともいう。
引用URL:wiki
という意味らしい!つまり…Nikonの商品の中でも象徴的存在で、Nikonの技術がうんと詰められたモデル!ということです。
僕は普段プライベートでは人(ポートレート)を撮ることが多く仕事では料理写真や建物の写真が多いです。人と言ってもモデルさんを使ったポートレートなので正直Nikon D5などのフラグシップ機ほどのスペックはいらないと思っていました。ですが、買って使ってみて考えは変わりました!今回はこのD5について色々紹介していきたいと思います。
「Nikon D5」の機能
「Nikon D5」に搭載されている機能についてまとめました。
連写機能
今回かなり話題になっているのが連写機能ですね!新画像処理エンジンEXPEED 5の処理能力もかなり上がったみたいでAF/AE追従で約12コマ/秒 最大200コマまでの高速連続撮影が可能となっています。
これで決定的瞬間を逃さずにすみそうです。実際使ってみても驚きました。
スポーツ写真やペットのワンちゃんの写真などあらゆる動きのあるものを撮る時はかなり使えると思います。
AF(オートフォーカス)
新AFシステムもかなりスペックは上がっていて測距点はなんと153点へと増加!さらにその配置エリア全体の面積も同フラグシップ機の旧モデルNikon D4Sに比べて130%も広くなっているようです。
僕が一番びっくりしたのはAFの速さです。どんな被写体にもすごい速さで食らいついていきます。
このAFの速さも買ってよかったと思うポイントの一つです。
XQDカードとCFカード
エントリークラスの一眼レフカメラやコンデジなどほとんどが記憶媒体にSDカードを採用しています。
それに対してNikonD5はXQDカードとCFカードを採用しています。さらにいうとXQDカード専用機とCFカード専用機と分けて2種類のタイプを出しています。
「XQDカードもCFカードも使えます!」というスタンスではなく、「この機種はXQDカード専用」、「この機種はCFカード専用」というふうに的を絞ってきたということですね。XQDカードもCFカードもあまり聞いたことがなく知らないという方も多いと思います。SDカードに比べて何が違うのかというと書き込み速度が違うのと耐久性が劇的に違います。
RAWなどの大きめの写真データで撮影するときは重たくなりSDカードでは画像を確認するまでに時間がかかったりします。連写した時など、特にそうなります。後は撮った写真データをPCに移すときなども時間がかかりますよね。XQDカードや CFカードを使うとそう言ったストレスがかなり軽減されます。XQDカードとCFカードでも速さが若干変わってくるようです。
また値段も結構変わってきます。以下参考サイト貼り付けておきます。
僕はXQDタイプを選びましたが本当にストレスなく撮れるのでかなり満足しています。実際売れているのもXQDタイプらしいです。後は耐久性もSDカードに比べるとかなり良いです。SDカードは端子部分が剥き出しになっているのでそこを傷つけてしまうとうまく認識されなかったりします。それに対してXQDカードもCFカードも端子部分が外のプラスチックに覆われていて、中に隠れているぶん耐久性にもかなり優れていると思います。
引用画像URL:http://www.jps.gr.jp/wp-content/uploads/2015/12/DSC8185.jpg
ISO
ISOもかなりレベルアップしています!
なんとニコン史上最高の常用感度ISO 102400さらにISO 50相当(Lo 1)への減感、ニコン史上最高のISO 3280000相当(Hi 5)までの増感もできるようです!
3280000!?
0が一個多いんじゃないの!?と言いたくなるようなありえないスペックです(笑)
ここまでのスペックが必要かどうかは置いといてこれでどんな状況でも撮影することができますね。
画素数
Nikon D5の画素数は2,082万とNikonのフルサイズ下位機種D750やD810などに比べても低く設定されてありますね。
引用画像URL:http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/
こんなに高いのにD750やD810に比べて画質が悪いの?と思ったらそれはちょっと違います。そもそも画素数が高ければ画質が良くなるというわけでわありません。一般的なフルサイズと呼ばれる一眼レフはどんな画素数であっても基本性能はそんなに変わりません。
ただ高画素になるほどより細かい描写ができるという利点はあります。その代わりデメリットとしてISO感度を上げるとノイズが多く画質が劣化しやすくなります。なのでその分、性能の良いレンズが必要になってきます。
また高画素数のものはフルサイズの大きさ24mm×35mmを低画素数のものより細かに分割しますがその分ピッチの面積が小さくなって狭い面積に描写しないといけなくなるので高性能のレンズを使っていないときちんと描写されずに、全体的にもやっとパッとしない感じの写真になります。
それに比べて低画素数のものはピッチの面積が広い分より正確な描写が可能となるのです。
つまり…”低画素すぎてもいけないし高画素すぎてもいけない”
ということです。(レンズや撮影条件にもよりますが)何事もバランスが大事であって高画素=高画質ではないということを頭の中に入れておきましょう。
4K動画
D5から動画もかなり良くなりました。まずはNikonの一眼レフで初めての4K対応。
さらに時間も4k動画を30分間も撮ることができます。かなり向上しましたね。
今はもう4Kの時代。どんどん普及している中で一眼レフカメラで4K動画を撮れるのは今までSONYだけでしたがそこにNikonも入り込んできました。
液晶モニター
Nikon D5はモニターも3.2型の大画面になり、約236万ドットの高い解像度を実現しています。
旧モデルのNikon D4Sと比べてもかなり上がっています。
Nikon D4s | Nikon D5 | |
モニター画素数 | 92万ドット | 236万ドット |
さらにタッチパネル対応。ズームアップやズームアウトがかなりこのタッチパネル機能は個人的にかなり重宝します。楽になったのと早くなりました。
あとはボタンをいちいち連打しなくて済むようになりました(笑)高い解像度で見れるようになったので今まで気がつかなかった細かい部分にも気がつきやすくなりました。
Nikon D5で撮影した写真
スペックの話はこの辺にして、実際にNikon D5で撮影した写真を少しだけ紹介していきたいと思います。
Nikon D5で撮影した写真がフォトコンに入賞!
以上Nikon D5について紹介しました。ちなみに私事ではありますが、このNikon D5で撮影した写真がフォトコンに入賞しました。
デジキャパの2016年11月号の入賞作品として掲載されています。
Nikon D5で撮影した写真
Nikon D5は確かに高価ではありますが買ってよかったと思います。なんのストレスもなく撮れるし撮っていて驚くことが多いです。
高い値段なのでなかなか手が出ないとは思いますがぜひ、気になった方は購入考えてみてくださいね。