ジョージア出身のモデルえれね ‟写真と衣装は自分を強く見せる表現手段”
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昨年留学のため日本にやってきたジョージア出身のモデルえれね。

関西写真部SHAREにモデルとして応募してくれたことをきっかけに出会った彼女はクールな印象ですが、話してみると気さくで人懐っこい、ギャップのある素敵な19歳の女の子でした。

今回は、日本に来てわずか数か月で雑誌のモデルにスカウトされ、サロンやクリエイティブ撮影など引っ張りだこのえれねと天王寺の新世界を巡りながら日本でのモデル活動について話しました。

撮影・インタビュー:かんばらふうこ

日本に留学してはじめて体験した雑誌のモデル

Model エレネ

ーえれねさんがモデルを始めたきっかけは?

えれね
昨年日本に留学してから、道端で美容師に話しかけられてモデルにスカウトされ、はじめてヘアサロンに行ったんです。それまで自分か母が髪の毛を切っていたので。
美容師に切ってもらうという新しい体験をしたくて行ったサロンで「カットモデルしてみない?」と言われました。

 

ーどんな撮影内容だったんですか?

えれね
美容情報誌「くるくる」の撮影です。

 

モデルえれね

ーはじめての撮影が雑誌のモデルって凄い!

えれね
モデル4人で撮影するという内容だったので、目線をどこに向けたらいいか分からないし、どんな表情をしたらいいか分からなくて不安でした…。
複数人で撮影していたからかカメラマンからの指示もなくて苦戦したのを覚えています。

 

ー複数人での撮影はモデル経験者でも難しいのにいきなりハードルの高い撮影に参加したんですね。写真を見てどんな風に感じました?

えれね
元々写真うつりが悪いのを気にしていて撮られるのが苦手なので、自分で思っていた感じとは違うなと思いました。でも、これまでモデルをしたことがなかったので良い経験になりました。

 

撮影の楽しさを知りSHAREにモデル応募した

Model エレネ

ー関西写真部SHAREにモデル応募してくれたのは、くるくるの撮影後だったんですね。

えれね
はい!最初自信がなかったけどくるくるの撮影が楽しくて、関西でモデル募集をしているところを探していたらSHAREを見つけました。
前回の撮影では写真データをもらえなくて紙でしか見てないので、SHAREの写真データをもらえるところに魅力を感じて応募しました。

 

ーなるほど。モデル審査通過後、代表の小野友暉さんと撮影していましたよね。

えれね
小野さんとの撮影は最初すごく緊張したんですけど、実際に話してみるとフレンドリーな方で友達のように話してくれたのが嬉しかったです。
私は人見知りで自分から話しかけるのが苦手なので、小野さんからコミュニケーションを取ってくれて、いつの間にか撮影されているという感じでした。(笑)

 

Model エレネ

ー1対1のポートレート撮影は、雑誌の撮影の時とはまた違った楽しさがあったんですね。

えれね
雑誌の撮影の時は直接カメラマンとコミュニケーションをとることもなくて、ずっとカメラを向けられていることに緊張しました。だから、小野さんとの撮影はスカイビルを観光しながら、体の力が抜けた状態で撮影できたのが良かったです。

 

ー日本に来て間もないし、撮影で行くのは初めての所が多いんですね!

えれね
そうですね。自分一人では中々行かないところに撮影で行けるのが新鮮で楽しいです!

 

‟これ本当に自分なの!!”と驚いた写真家の撮る私

Model エレネ

ー小野さんに撮ってもらった写真はどうでした?

えれね
データをもらったとき「本当に自分なのかな」と思いました。
さすがプロの写真家は違うなと感じる写真を撮ってもらえて、ジョージアにいる母も「仕事としてモデルを目指したら」と言ってくれました。

 

 

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ーえれねさんの中で自分がモデルをする写真に対してポジティブに受け取れたんですね。

えれね
はい。普段人に撮られても写りが悪くてすぐ消してしまうんですよね。
この角度から見たら怒っているように見えるなとか、この表情は違うなとか…。
だから自分に自信が欲しくてSHAREのモデルに応募をしたんですけど、小野さんとの撮影で新しい自分を発見できた気がしました。

 

 

ファッションで自分の弱さを隠し、強く表現している

Model エレネ

ー小野さんとの作品も、今回の撮影に来ている服も凄くオシャレで自分の魅せ方が上手だなと感じました。えれねさんの衣装選びのポイントは?

えれね
いつも出掛ける前にシャワーを浴びて、その日の気分に合う服を選んでいます。
黒い服が好きで、自然とクールなファッションになっていることが多いです。

 

ーそうなんですね。

えれね
可愛い服にも挑戦してみたいけど怖いというか…。

 

モデルえれね

ーえれねさんは話してみると第一印象とのギャップがありますね。大人っぽいけど、どこか10代ならではの悩みが見えるのがまた素敵なんだと思います。

えれね
自信もないし弱いから、服やピアスで強く見えるように表現しているんだと思います。だけど、日本で初めて美容師に髪を切ってもらったり、小野さんに初めての場所で撮影してもらったり、今まで経験しなかったことをこの数か月でできて貴重な体験になっています。

 

日本でもっと経験を重ねていきたい

Model エレネ

ーこれからプロのモデルを目指したいという思いはあるんですか?

えれね
モデルをすることを楽しいとは思っているんですけど、今まで関りのない世界だったのでどう進んでいくか分からないなというのもあります。でも、まだどんな仕事に就きたいかも決まっていないので、チャンスをいただける間はモデルを続けたいです。

 

ー今は新しい体験をすることを大切にしているんですね。

えれね
何か綺麗な物を見たり、ただどこかに行ったりすることも楽しいけど、今しかできないモデル撮影のような経験を重ねていきたいです。

 

ーありがとうございました!

 

 

 

 

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