
SNSが普及した今、昔よりも日常的に写真を撮る機会が増えた方も多いかと思います。
しかし、とある調査によると「急に友達にカメラを向けられてポーズに困ってしまった…」「撮られる時の表情やポーズに悩んでしまう」という方も多いという結果が出ています。
そこで、撮られることが楽しくなる、写真撮影での苦手意識を克服するコツをご紹介します!
写真が苦手な人が70%という調査結果が!
フォトブック作成サービス「MyBook」を運営しているアスカネットでは、10代〜50代の男女を対象に写真撮影について調査を実施。
▶︎撮るのは好き!でも撮られるのは… ~苦手の理由を徹底調査~◀︎
「写真を撮られることは好きですか?」という質問に対し、どの年代も半数以上が“苦手意識がある”というに回答をしました。理由としては、「容姿に自信がない」「写真写りが悪い」「恥ずかしい」などが挙げられています。
写真を撮られることは好きですか?に対して、「苦手」と答えた年代別の結果
10代 … 65.0% 20代 … 56.7% 30代 … 71.7% 40代 … 80.0% 50代 … 88.3% |
一方で、写真を撮られることが苦手と答えた方の半数以上が、苦手を克服したいと思っているようです。
特に女性は「撮られ上手になりたい」「もっと撮って貰えばよかった」と思っている方が多いという結果に。
“なぜ苦手なのか”を考えてみよう
写真を撮られることに対して、なぜ苦手意識を持っているのか理解することで、どのように改善すればいいのかが分かります。
容姿は加工アプリで変えれますが、写真撮影時の緊張感や、ポーズや表情の作り方に対しての悩みは自分で改善していかないとより苦手意識が強くなってしまうので、まずは、なぜ写真撮影にストレスを感じているのかを掘り下げてみましょう!
例えば…
なぜ苦手なのか | 改善方法 |
写真うつりがよくないから | 写真写りの良いメイクを研究してアップの撮影に自信を持つ
顔の輪郭や髪型が似ている芸能人の写真を参考にする 体のラインが分かりやすい服装に変えてスタイルをよく見せる |
カメラを向けられると緊張するから | セルフィーでもOK!!写真を撮る習慣をつける |
咄嗟にオシャレな表情・ポーズができないから | お決まりのポーズを決めておく
すぐに使えるファッション小物、撮影小物を持ち歩く |
外では人目が気になってしまうから | ドリンクを飲んだり、食べたり、映画のワンシーンを切り取ったような自然な動きでOK |
他の人と比べてしまうから | お気に入りの写真フィルターを見つけて自分らしい写真を極める |
写真を撮られるのが楽しくなる!写り方のコツ
「今の自分の姿を写真に残したいけど、自信がない…」「苦手意識を克服したら、もっと旅行やお出かけが楽しくなるのに」という悩みを抱えている方におすすめの、写り方のコツをご紹介します。
学生時代、撮られることが凄く苦手で、見返して嫌になって写真削除…みたいなことが多かったのですが、大人になると「あの時の写真やっぱり残しておけばよかったな〜」と後悔をしたので、自分なりの写り方を研究して克服してから、撮られることが大好きになりました!
01 | 輪郭が気になる時は、横顔or振り向きポーズ
正面から写真を撮った時、顔の輪郭や大きさが気になる…
そんな時は、『横顔』を見せるのがオススメ。
顔に対してまっすぐ顔を向けると、顔の輪郭がはっきりと写りますが、少し顔を横に向けるだけでシュッとした写りになります。
真横でなくてもOK!撮影者の横にもう一人誰かいることを想像して、その人に視線をおくるようなイメージで顔を向けると自然な角度になります。好きなアニメのキャラクターでも芸能人でも、うっとり見つめたくなるような人を想像すると顔の緊張もほぐれます。
また、外で撮影するときにポーズに困ってしまうという時は、カメラに対して背中を向け『振り向きポーズ』をするのもGOOD◎
何もない場所や小物がない時、手持ち無沙汰で体が固まってしまうこともありますよね。カメラに背を向けて大きな一歩で歩いて振り返ると、動きも出て自然にオシャレなポーズを引き出すことができます。
02 | 自然な表情を引き出すには手の動きを意識する
写真を撮られるときに表情が強張ってしまう方は、体も固まってしまっていませんか?
緊張するとついポーズを取るのを忘れてしまったり、手をどの位置に置けばいいか分からなくなって中途半端な写りになってしまいがちです。
上半身を撮影するときは、顔周りに手を添えるといい感じに◎
顔周りに手を持っていくことで、上品な印象の写りになり、真顔でも大人っぽさを演出することができます。
03| 肩の動きでスタイルを良く見せることができる
モデルが写真を撮られる時によくするのが、「肩」を意識したポージング。
例えば、右手を左の肩に添えて細く見せたり、肩を持ち上げて顎のラインを隠したり、肩を動かすことで横幅を細く見せることができます。
写真を撮ったときに太ってるように見えてしまう方や、顔の大きさが気になるという方は、カメラに対して少し体を斜めに向けて肩を上げてみてください。いつもの写真写りよりも色っぽく、スタイルが良く見えると思います。
04| 飲む、食べるなどの仕草を加える
お店で写真を撮る時、他の人に見られている感じがしてポーズを撮るのが恥ずかしい…
お茶やランチをしている時、一緒にいる人が料理を撮っているのかと思いきや、いきなり自分にカメラを向けシャッターを切るなんてことも…。
食事中の写真撮影は、コップやスプーン、スイーツなど、オシャレな写りになるアイテムが充実しています。
食器を机に置いて決めポーズをする必要はなく、コップを両手で持ちながら目線だけカメラに向けてみたり、料理を口に運ぶ前の一瞬を切り取ったり、1枚の写真からストーリーを連想させるような見せ方ができます。
食べ物は口の下ではなく、カメラに向けて前に出すと、写真に奥行きが出て小顔に見えます。
上写真のように、少し顔に被せれば顎が隠れて小顔に見えたり、手が入ることで動きのある写真に見えます。
旅行での食べ歩き中の撮影でも、食べ物を顔の横に置くより、顔の前に持つ方がかわいさUPするので試してみてくださいね。
05 | ファッション小物を使って顔を華やかに見せる
「誰かと一緒に写ると、自分が地味に見える…」「顔が薄くて写真映えしない」という悩みを持っている方は、メガネや帽子、マフラーで顔まわりに色を添えてみましょう。
帽子のツバが前に出ているデザインだと顔が陰になって暗く見えてしまうので、ツバが短いデザインや、少し後ろにズラして被ることをオススメします。
背景がシンプルなロケーションでも、ファッション小物を身につけていれば写真がグンッと華やかになります。指先でメガネや帽子に触れててみたり、マフラーに顔を埋めて顎のラインを隠したり、ポーズに悩んだときにも活躍してくれます。
06| 笑顔を作るときは「あいうえおストレッチ」
「カメラを向けられると自然な笑顔を作れない」「いつも笑顔が引き攣っている」という方も多いのでは?
写真を撮る直前で、笑顔がうまく作れないかも…と感じた時は、あいうえおストレッチをしてみましょう。「い」と「え」が笑顔の口の開き方になりますが、縦に開く口の動きもしておくことで、口周りの緊張をほぐすことができます。
大きな口を開ける必要はありません。マスクの下で小さく口を動かしてみたり、撮影前にお手洗いの鏡で少し練習するだけでOK!
07 | 顔まわりに髪を集めて小顔効果
顔の面積が広い、頬のお肉が気になる、顔のエラがコンプレックス、という方は顔周りに髪の毛を集めると小顔効果がUPします。
風のある屋外での撮影では、顔周りで風がなびくとロマンチックな写真を撮ることができます。
結婚式や会社の集合写真など、自分で写真を編集できない場合や、他の人と並んで撮影をする場合は、小顔効果を高める横髪を意識してみてください。
08 | 撮影小物には「レトロカメラ」がオススメ
撮影アイテムの定番といえば、お花や本などが挙げられますが、日常シーンの中で写真を撮る瞬間に小道具を出すのって恥ずかしいですよね。
そこでオススメなのが「フィルムカメラ」や「ポラロイド」などのレトロなカメラです。デジカメに比べ価格が安く、軽量でコンパクトなものが多いのでバッグでの持ち運びが楽ちん。
持つだけでオシャレに見えるレトロなデザインで、写真を撮られる時に自然な流れで持ちやすいのが嬉しいポイントです。カフェで机の上に置いていても違和感がなく、カメラ目線をしたいけど恥ずかしいときに、撮影者を撮っているようなイメージでカメラを向けると楽しい雰囲気を演出できます。
09 | 集合写真では体を傾けてみる
「友達と集合写真を撮るときに自分の体型の写りが気になる…」「どんな服装でも痩せているように見せたい」というときは、カメラに対して体を正面に向けるではなく、傾けることがポイントです。
正面を向くと体の横幅がはっきりと写るので、高身長な人や、スタイリッシュな服装の人の隣に並ぶと、太って写ってしまう可能性が高くなります。
誰かと並んで撮る時、全身を撮る時は、片足を前に出して上半身を少し後ろにすると小顔に見えやすく、さらに体を横に向けることでスリムな印象を与えることができます。
10 | 撮られる前に、撮ってみる
写真を撮られる時、カメラにどんな風に写っているのか分からないのが不安…
撮られる側としての自信を持つためには、日頃から積極的に人を撮ったり、セルフィーに挑戦することも大切です。
自分が撮り慣れることで、撮られる時に画面が見えていなくても「今は上半身を撮ってるな」「背景が寂しいから大袈裟なポーズをした方が映えるな」といった、撮影シーンに応じたポーズを自然と決められるようになります。
撮影している最中に、自分がどう写っているのか分からないというのも、写真への苦手意識が増す原因の一つなので、まずは自分で人を撮ることをルーティーン化してみてくださいね。
最後に
撮られることへの苦手意識を改善していくためには、とにかく撮ることを習慣化することが大切!
ちなみに筆者は、写真を撮る可能性のある日の前日に鏡の前で顔の体操&マッサージをしたり、自撮りをするときに内カメラではなく外カメラで練習したりしていました。また、雑誌やPinterestでポーズを勉強して、自分に似合うポーズをアルバムにまとめたりもしています。
もっと最高の自分で写真に写りたい、加工なしでも自信を持てる写りになりたい、という方はぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。