
今回は、野外撮影にもスタジオ撮影にも役立つ「ハンドヘルドLEDライト」をご紹介します。
ハンドヘルドLEDライトはスティック型になっており、どこでも手軽に取り出せて、いつでも本格的なライティング撮影を行うことのできる撮影機材です。暗い場所でのポートレート撮影や自宅での商品撮影はもちろん、さまざまな機能が搭載されているのでクリエイティブな作品撮りにもおすすめです。
「ハンドヘルドLEDライト」とは
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ハンドヘルドLEDライトは、手持ちで光の位置をコントロールしながら本格的なライティング撮影ができるスティック型の機材です。
一般的なカメラ用LEDライトは、カメラ本体に装着し固定されている状態だったり、ライトスタンドがないと設置できないものが多いですが、ハンドヘルドLEDライトであれば撮影を行う際に取り出してすぐに使えるので、準備に時間がかかることもありません。
ライトの位置も固定されないので、好きな角度から光を当てたり、色味を調節したり、自由自在に光をコントロールできます。
ハンドヘルドLEDライトを使う3つのメリット
ハンドヘルドLEDライトはフォトグラファーの撮影を快適に、フットワークを軽くしてくれるメリットが沢山あります。
持ち運び便利なスティックデザイン
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「撮影機材って重くて持ち運びが大変なイメージ…。」「もっとスムーズに撮影を進めたい」という方にハンドヘルドLEDライトがおすすめ!
スティック型&コンパクトなので持ち運びが楽ちんで、女性フォトグラファーもストレスなく使用できます。場所を取らないので収納スペースにも困りません。
クリエイティブ撮影のための機能が充実
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ハンドヘルドLEDライトはただ光を放つだけでなく、ライトの明るさや色のコントロール機能もありさまざまな照明効果を発揮してくれます。
ほとんどの製品が付属のリモコンまたはライトのボタンで調節できるので、撮影機材を使い慣れていない方でも簡単に使いこなせるところが魅力のひとつです。
野外やスタジオ、自宅でも!幅広い用途で使える
ハンドヘルドLEDライトはさまざまな撮影シーンで活躍してくれます。
夜のポートレート撮影や、自宅での商品撮影、スタジオでは他の機材に設置して使用することも可能です。その他にも、撮影だけでなくアウトドアシーンで暗い場所を明るく照らしたいときや、暗い部屋で読書をするときなど、幅広い用途に対応しています。
ハンドヘルドLEDライトの選び方
ハンドヘルドLEDライトを購入するときはどんな機能を見たらいいの?買い物に失敗しない選び方をご紹介します。
幅広い明るさ&色温度調節
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ハンドヘルドLEDライトは製品によって明るさ&色温度調節が異なります。
さまざまなシーンに対応できるよう、できるだけ幅広く明るさや色温度を調節できるもの、カラーの種類が多いものを選びましょう。
充電式or電池式 使用用途に合わせて選ぶ
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ハンドヘルドLEDライトには充電式と電池式の2種類があります。
充電式であれば3時間前後の物が多く、電池式であれば長時間起動します。室内撮影が多いフォトグラファーは充電式でも不自由ありませんが、野外撮影が多いフォトグラファーには電池式がおすすめです。
三脚などの撮影機材と一緒に使える
ハンドヘルドLEDライトにはライトスタンドや三脚に設置できるようデザインされているものもあります。
持ち運び便利で、誰でも簡単に使えるところがハンドヘルドLEDライトの魅力ですが、撮りたい写真によってはアシスタントが必要だったり、片手で持ちながら撮影するのが困難な状況もあるので、他の撮影機材と一緒に使えるものだと安心です。
片手でも負担にならない軽量さ
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撮影時の体への負担を減らすためにも軽量さは大切です。
映像を撮りながらライトの位置も動かしたり、片手でライトを持ちながら撮影を行う場合、ライトが重いと腕への負担が大きく長時間の撮影が困難になってしまいます。できるだけ軽量で、ボタンの操作がしやすいハンドヘルドLEDライトを選びましょう。
ハンドヘルドLEDライト人気おすすめ5選
スティック型で持ち運びやすさ
1Neewer ライトワンドハンドヘルドLEDビデオライト
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コスパ最強&機能性抜群!NeewerのライトワンドハンドヘルドLEDビデオライトスティック。
0~10レベルの明るさ調節、3200K~5600Kの色温度を搭載しています。リモコン付きで離れた場所からの操作も可能です。底部1/4インチのネジ穴を装備しているので、三脚・ライトスタンド・ホットシューホールドヘッドへの装着ができます。また、USB充電式になっているので、モバイルバッテリーやラップトップなどの外部電源バンクで充電できるところが便利です。
色温度 | 3200K-5600K(100K刻み) |
W(ワット数) | 16W |
演色評価数 | >97 |
連続使用時間 | 4時間(最小輝度レベル)、35分(最大輝度レベル) |
重量 | 737g |
2Andoer ポータブルRGBカラーライト
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クリエイティブな撮影にはAndoerのハンドヘルドLEDビデオライトがおすすめ!
3000K ~ 5750Kの色温度、12レベルの明るさ調整に加え、8色のカラーモードを搭載しています。オレンジ、ブルー、グリーン、ピンクなどアーティスティックな写真を撮影するのにかかせない機能です。リモコンにはストラップが付属されているので操作もスムーズに。長時間の撮影にも対応できる2600mAhリチウム電池(充電時間:3〜4時間、実行時間:2〜32時間)を内蔵しており、思う存分撮影に集中できます。
色温度 | 3000K / 5750K |
W(ワット数) | 10W |
演色評価数 | Ra> 95 |
連続使用時間 | 2〜32時間 |
重量 | ー |
3Falcon Eyes Saber One 手持ちLEDライト
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多くのフォトグラファーに愛されているハンドヘルドLEDライト「Falcon Eyes Saber One」。
【5つの特徴】
- 3200-5000-5600-8000Kの色温度をワンボダンで設置できる
- ABC三つのグループの選別
- 無段階調光
- リチウム電池内蔵
- 複数ライトの連動
起動時間は1時間と短いので、電源のあるスタジオや自宅などの撮影に適しています。YouTubeには使用方法やクリエイティブに撮影するための解説動画などがアップされているので参考にしてみてください。
色温度 | 3200-5000-5600-8000K |
W(ワット数) | 22W |
演色評価数 | Ra 93 |
連続使用時間 | 3.5時間 |
重量 | ー |
4YONGNUO YN360 II
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高品質LEDランプビーズを搭載したYONGNUOのティック型LEDライト「YN360 II 」。
色温度は3200~5500K、2560LMの大光量で被写体を明るく照らします。5200mAhリチウムイオン電池を内蔵し、光量MAXでの使用も2時間以上起動し続けることが可能です。オレンジやグリーンなどのカラーライト設定もでき、撮影しながら簡単にコントロールできます。
色温度 | 3200-5500K |
W(ワット数) | ー |
演色評価数 | ー |
連続使用時間 | 4時間 |
重量 | 1134g |
5Westcott Ice Light 2
海外で人気!プロの写真家や映画製作者のための必須のポータブルライト「Westcott Ice Light 2」。
18段階の調光機能を備え、5600Kの昼光バランス照明から3200Kの照明に瞬時に移行できます。取り外し可能ななリチウムイオン電池を備え、フル充電で1時間起動します。USBケーブルとの接続も可能で、自動車の中やモバイルバッテリーなどで充電できるので野外でも長時間の撮影をサポートしてくれます。
海外輸入品のため通販サイトには情報が少ないですが、プロモーション・レビュー動画が多数ありプロフォトグラファーの使いこなし方を勉強できるのでぜひチェックしてみてください。
色温度 | 5500 |
W(ワット数) | 15W |
演色評価数 | 97 |
連続使用時間 | フルパワーで約1時間 |
重量 | 0.6 kg |
まとめ
以上、スティック型の万能なライティング機材ハンドヘルドLEDライトについてご紹介しました。
価格は幅広いですが1万円以下で十分な機能を備えたハンドヘルドLEDライトもあり、カメラ初心者での気軽にライティング撮影に挑戦できるアイテムです。
また、すでにLEDライトを持っているフォトグラファーも「固定すると好きな角度から光を当てられない」「いちいちスタンドを動かすのが面倒」という悩みがあると思います。機材のグレードアップを望む方にもハンドヘルドLEDライトがおすすめです。