ポートレートモデルとは?モデルになる方法と撮影上の注意点を解説
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数年前まではモデルと聞くと雑誌やショーで活躍する有名なモデルをイメージしていましたが、最近ではSNSの普及により誰でも気軽にカメラマンと繋がり「ポートレートモデル・被写体」を経験できるようになりました。

普段は会社員をしているけど週末はモデルという方もいれば、有償のポートレートモデルとして撮影活動を本業にしている方も増えてきています。

今回は、「ポートレートモデルをしてみたいけど今からじゃ遅いのかな…。」「個人間での撮影は興味も抵抗もある。」という方に向けて、ポートレートモデルのはじめ方や撮影を行う上での注意点についてご説明したいと思います。

 

ライタープロフィール

かんばらふうこ (Fuko Kanbara)
関西写真部SHAREライター。17歳の頃にモデルをはじめ、大阪のモデル事務所でファッションマガジンやショー、広告などのモデルを経験する。
現在はカメラマン・モデルに向けた記事の配信から、自身がカメラマンとなりモデル撮影を行うこともある。

 

 

ポートレートモデルとは

モデル撮影

ポートレートモデルは、これまで素人・アマチュアカメラマンの作品撮りのモデルとしてお手伝いをする素人モデルという認知でしたが、Instagramやソーシャルメディアの普及により、誰でも気軽にカメラマンと繋がれるようになったことでポートレートモデルをはじめる方が一気に増えました。

プロのモデルでなくてもフォロワー数が多いことで注目を集めメディアに取り上げられたり、芸能事務所からのスカウトでプロのモデルや女優へとステップアップしていく方もいます。カメラマンのお手伝いから、今やポートレートモデルという一つの職業にまで発展しています。

ポートレートモデルには、モデル事務所のような年齢や身長の制限がなく、学生から会社員、主婦まで、誰でもモデルを経験することができるという魅力があります。モデル事務所ではオーディション審査に合格した方がモデルになれますが、ポートレートモデルはカメラマンから依頼され撮影をすることもあれば、モデル自らカメラマンに依頼して撮影をすることもできます。

 

 

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ポートレートモデルは給料をもらえる?

モデル撮影

気になるポートレートモデルのお金事情。

はじめは誰でも素人モデルで、ポージングや表情のレッスンなどがないので、無償で撮影を行う方が多いです。交通費や食事代などはカメラマンによって異なり、撮影内容によってはモデルが自腹で衣装を購入しなければならないシーンも出てきます。

ただ、最近ではフォロワー数の多いモデル、カメラマンからの依頼が殺到している、モデルの経歴・実績がある、という方が有償で撮影を引き受けていることが増えてきています。素人カメラマンのポートレート撮影では、モデルの衣装やメイクなど自分で用意しなければならないものも多く、遠方まで移動しなければならないこともあるので、モデル初心者は依頼が増えてきたタイミングで有償にしてみるのもいいでしょう。

しかし、SNS上では無償でモデルをしている方が大勢いるので、カメラマンがモデルに対し有償でも依頼をしてくれる場合は、SNSのフォロワー数や人気度が重要になってきます。趣味でカメラマンをしている方の作品撮りはあくまで自己満足やSNS投稿用というケースが多いので、有償撮影で引き受けるにはモデル自身のブランディングが必要不可欠です。

 

 

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ポートレートモデルのはじめかた

モデル撮影

「ポートレートモデルに挑戦したいけどカメラをしている知り合いがいない。」「モデルとしての写真がないから依頼がくるか心配。」という悩みを抱えている方でも、すぐにポートレートモデルをはじめられる方法はいくつかあります。

1 SNSでカメラマンに依頼する・してもらう

ポートレートモデルはカメラマンに声をかけてもらえるまで待っていなければならない、なんてことはありません。

SNSではモデルが自分の作品イメージに合うカメラマンを探して自ら依頼をする方も多くいます。「自然のロケーションの中で綺麗に撮りたい。」「スタジオでファッションフォトを撮りたい!」など、まずは自分がどんな写真を撮ってもらいたいかイメージを明確にして、その撮影を実現できるカメラマンを探してみましょう。

「#モデル募集中」「#ポートレートモデル募集」などのハッシュタグ検索をすれば、ポートレートモデルを募集しているカメラマンを見つけることができます。

 

カメラマンから撮影依頼されたいという方は、SNS投稿に「#カメラマン募集」「#撮影依頼募集中」などのハッシュタグをつけて投稿するか、気になるカメラマンにいいねしてみてください。

【カメラマンが依頼したくなるモデルの特徴を知りたい方はこちらの記事もチェック】

 

 

2 撮影のマッチングサービスを利用する

モデルとカメラマンのマッチングサービスがあるのはご存知ですか?

マッチングサービスのメリットとしては、撮影の報酬を設定できたり、撮影可能な日時、条件を事前に提示しておけることが挙げられます。

SNSのプロフィールでは伝えられる情報が限られていたり、カメラマンと連絡を取るたびに報酬のやりとりや撮影条件を確認しなければならないので、効率よくカメラマンとやり取りしたい方はマッチングサービスを利用することをおすすめします。

 

 

3 撮影会に参加する

「SNSやマッチングサービスを利用していきなり異性と2人きりで撮影するのは抵抗がある。」「自分からお金の話はしにくい。」という方は撮影会のモデルに応募してみるのもおすすめです。

素人モデルでも参加できることが多く、確実にモデル報酬をもらえます。

撮影会によって内容は異なり、複数人のカメラマンが同時に撮る場合もあれば、時間制で一対一の撮影をすることもあります。また、クリスマスやハロウィンなど季節のイベントに合わせたコスチュームを着用する撮影会もあります。

撮影におけるルールが定められているので女性モデルにとっては安心な面もありますが、一方で撮影会にはたくさんのモデルが所属していることがあるので、自分の枠にカメラマンを集めなければならない、他のモデルと差別化して選んでもらわなければならないというプレッシャーも出てきます。

 

 

4 写真部にモデル応募をしてみる

関西写真部SHAREをはじめ、全国の写真サークルがWEBサイトやSNSでモデル募集を行っています。

写真部が活動している地域で撮影可能なモデルを採用することがほとんどなので、ネット検索から応募をするときは「大阪 ポートレートモデル募集」「写真部 モデル募集 東京」などエリア名も入れておくといいでしょう。

 

写真サークルでは展示会や撮影会イベントを定期的に開催したりするので、自分がモデルをした作品がギャラリーに展示され多くの人に見てもらえたり、撮影会を通じて色々なカメラマンやポートレートモデルと出会うことができます。

 

関西写真部SHAREではポートレートモデルをしてくれた方に、ファッションブランドのビジュアルや大手企業のWEB CM、ミュージックビデオ出演など、お仕事の依頼をすることもあります。

WEBメディアをしている写真サークルや、SNSのフォロワー数が多いカメラマンが運営している写真サークルであれば、モデルをキャスティングする仕事の案件もくるので、入り口は無償のポートレート撮影でも、モデルとしてのスキルが認められれば大きな仕事がくる可能性があります。

 

関西写真部SHAREのモデル採用では、SNSの写真からスタイルや実績をチェックしたり、実物に近い写真かを判断して、作品のイメージに合うモデルに撮影依頼をしています。

ポートレートモデルに応募する前に、自分のSNSギャラリーを見直してみましょう。

 

 

ポートレートモデルは危ない?撮影上の注意点

モデル撮影

近年、個人間でのポートレート撮影でのトラブルがニュースに取り上げられたり、モデルへのわいせつ行為でカメラマンが逮捕されるなど、「ポートレート撮影は危険…?」というイメージや疑問を持つ方が増えてきています。

そこで、ポートレート撮影をする際にできるトラブル対策を3つご紹介します。

注意①カメラマンの情報を知っておく

カメラマンの情報はSNSの名前や写真しか分からない、というのは危険!

トラブルが発生した時に相手にアカウントを消してしまえば解決方法がなくなってしまうからです。

・事前に聞いていた撮影の目的と写真の使用先が違っていた

・撮影中にわいせつ行為をされたり、犯罪に関わる行為をしていた

・データや報酬の受け渡しがないまま連絡が途絶えた

など、個人間での撮影ではさまざまなトラブルが発生する恐れがあります。特にカメラマンはSNSにモデルの写真を投稿することがメインで、自分の写真やプライベートな内容を出していないという方も多いので、モデル側のリスクが大きくなります。

「名刺をもらう」「SNS以外のポートフォリオサイトや所属している写真事務所、主張フォトグラファー会社などの名前を聞いておく」「有償の場合は見積書を送る」「室内での撮影では身分証を写真で送ってもらう」など、カメラマン側がトラブルを起こしたら大変だということを認識できるようなことをしておくことが大切です。

 

 

注意②個室で1対1の撮影は警戒して

すべてのカメラマンが危険というわけではありませんが、全国各地で1対1でのモデル撮影中に事件が発生しています。

「セクシーな撮影じゃないから大丈夫!」「フォロワー数が多くてモデル撮影の経験が豊富なカメラマンだから安心。」という考えでは、誰でもトラブルに巻き込まれる可能性があります。

撮影スタジオやレンタルスペースでも、1対1の撮影では何が起こるか分かりません。

未成年の方であれば親に同伴してもらったり、ヘアメイク・スタイリストの方を呼ぶことを提案してみるのも1つの方法です。ヘアメイクや服飾の専門学生や、フリーランスのヘアメイクアーティストであれば、無償で作品撮りに協力してくれる方も多いので、安全対策をしながら写真のクオリティを上げることができます。

それが難しい場合、「撮影風景を記録してもいいですか?」とスマホやデジカメで動画を記録しておくのもいいかもしれません。カメラマンだけが撮影データを持っている、撮影中に起きたトラブルの証拠がない、というのはモデルには不利な状況になってしまうので気をつけてくださいね。

 

 

注意③写真の使用目的を明確にする

ポートレート撮影における「作品撮り」は、その後の作品の行方が曖昧になってしまうことがあります。

カメラマンによって撮る理由はさまざまで、SNSで投稿するためという場合もあれば、展示会への出展や、自作写真集の販売、カメラ雑誌への応募、フォトコンテストへの応募、フリー素材での販売など、趣味の撮影でも使用目的は無限にあります。

フリー素材販売となると、企業の広告やアプリの写真素材など、思わぬ場所で自由に使われる可能性があります。

後から気づいてカメラマンに連絡したとしても「写真を使ったらダメとは言われていない。」「カメラマンの作品だから自由に使わせてもらう。」など、真摯に対応してくれない

 

 

撮影依頼を増やす「セルフプロモーション」の秘訣

SNS上には全国、全世界のポートレートモデルがたくさんいるため、モデル未経験または初心者の方が撮影依頼をもらうためにはセルフプロモーションが重要になってきます。

撮影経験がなくSNSに投稿できるポートレート写真がないというモデルの方は、セルフィーよりも他社に撮影してもらった全身写真、無加工の写真、ポートレートカメラマンがよく撮影している作品のイメージに近い写真を投稿してみましょう。加工の多い自撮り写真では「実物と違うのでは?」という印象が強まり、他者からの撮影に慣れていない、ポーズのバリエーションが少ないというイメージが付いてしまう可能性が高まります。

また、プロフィール文やハイライトに、撮影の条件を書いておくこともおすすめです。「撮影が可能なエリア」「無償or有償(金額)」の基本的な情報や、「2人きりでの室内はNG」「撮影の使用先は事前に詳しく教えてください。」など、後からトラブルにならないための文章を添えておくのも大切です。

モデル経験が浅く、作品の投稿数が少ない場合、プライベートな写真でもできるだけスタイルや顔がわかりやすく投稿し、プロフィールや撮影に関する詳細を載せておくとカメラマンから撮影依頼しやすくなります。

 

セルフプロモーションのポイント

・色々な表情、ポーズ、服装の写真を投稿するように意識する
・他者が撮影した写真を投稿する
・基本情報(年齢・活動エリア・身長・報酬)を記載しておく
・強みやキャラクターを強調する

 

 

意外とお金がかかる?ポートレートモデルの持ち物

ポートレートモデルは撮影内容によって、自前衣装、メイクになるので、無償でも有償でも自腹で用意しなければならないシーンも出てきます。筆者がポートレート撮影で実際にお金がかかっていたアイテムをご紹介します。

衣装・ファッション小物

モデル

ポートレート撮影をするカメラマンのほとんどが「趣味」ということもあり、撮影の衣装はモデル任せになることが多いです。

そして、撮影回数が増えるほど手持ちの服では被ってしまったり、作品のイメージに合う服装を要求されて新しく購入するということも増えてきます。撮った写真はSNSに投稿したり、展示会で多くの人の目に触れる可能性もあるので「モデルとして最高の自分で写りたい。」「同じ衣装を使い回ししたくない。」という気持ちから、衣装や撮影小物にお金をかけるポートレートモデルも少なくありません。

筆者はポートレートモデルをはじめてから1年ほどは自前衣装でした。海外の通販サイトで他のモデルと被らないような衣装を探したり、全身コーデができるようプチプラのアイテムを揃えたりしていました。アパレルショップから衣装を借りて撮影するカメラマンがいたり、スタイリストが入ると衣装は用意しなくていいようになるので、最初は自己投資だと思って購入してみてもいいかと思います。

 

 

メイク道具

モデル

ポートレート撮影はカメラマンによってメイクの指示は異なります。

モデルに任せる場合もあれば、クリエイティブで派手なメイクを求められることも。もともと持っている化粧品で対応できればコストはかかりませんが、カメラマンの要求や作品のイメージに合わせて買い足すとなるとモデル側にお金がかかることもあります。

写真に写ったときに普段のメイクだと顔が薄く見えてしまったり、メイクと写真全体の世界観が合っていなかったり…なんてこともあります。そんな時に、カラーバリエーション豊富なパレットを持っていれば撮影中にメイクを濃くしたり、カメラマンの要望に応えることができます。

 

交通費

電車

趣味のポートレート撮影はモデルが交通費を負担することも多いです。

カメラマンが希望する撮影場所によっては、大自然の中だったり、モデルの自宅からアクセスするのに時間がかかったりすることもあります。

また、集合場所のアクセスが良くても、撮影中に移動をしてロケーションを変えたり、予期していないお金がかかる可能性も。カメラマンとの事前打ち合わせでしっかり確認しておかないと、「交通費を支給するとは言っていない。」「撮影でお金がかかるのは当たり前。」と言われてしまうかもしれません。

 

 

まとめ

モデル撮影

ポートレートモデルのはじめ方から撮影の注意点についてご紹介しました。

モデルもカメラマンも趣味だからこそ、人によって撮影の条件が違ったり、撮影においての価値観も異なります。ポートレート撮影は曖昧な世界だかこそ、すべての要求に応えるよりも、事前に自分から撮影の条件を提示しておくほうがトラブルにはなりにくいでしょう。

これからポートレートモデルをはじめるという方は、ぜひ今回の内容を踏まえて撮影に参加してくださいね。

 

関西写真部SHAREではポートレートモデルを募集中!

 

関西写真部SHAREでは関西圏で撮影可能なポートレートモデルを募集しています。

審査制となっているため、作品のイメージに合うモデルのみ、メールまたはSNSにて合格通知をお送りします。最初の撮影は作品撮りですが、モデルとしての魅力を感じた方にはメイクアップアーティストとのクリエイティブ撮影や、ミュージックビデオ出演、お仕事として撮影の依頼をすることもあります。

興味のある方はぜひ下記リンクからご応募ください。

 

 

 

 

 

 

 

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