Lightroomの明暗別色補正で雰囲気ある写真を作ろう!

Adobe Lightroom フォトレタッチ術!今回はLightroomの「明暗別色補正」について解説していきたいと思います。「明暗別色補正」ってなんだろーという人や、聞いたことやみたことはあるけど、使い方がよくわからないとう方が意外と多いようです。実は「明暗別色補正」は意外と簡単に使いこなすことができて、簡単に雰囲気のある写真に仕上げることができます。是非この機会に覚えておいてください!Lightroomの必要性や使用例についてまとめた過去記事は下記リンクからお読みください。

 

「明暗別色補正」とは

「明暗別色補正」とはその名の通り、明るい部分と暗い部分の色をそれぞれ分けて補正することができる機能です。

明暗別色補正操作画面

これが、「明暗別色補正」の編集画面になります。

ここのハイライトの色相の部分で、明るい部分につけたい色を選び、彩度で選んだ色の鮮やかさを調整します。シャドウも同じように、色相で暗い部分につけたい色を選び、彩度で選んだ色の鮮やかさを調整していきます。そして、バランスという項目で、ハイライトとシャドウのバランスを調整していきます。

言葉ではなかなかイメージしづらいと思うので、実際に1枚の写真をレタッチして、その効果をみながら解説していきたいと思います!

 

明暗別色補正を使って雰囲気のある写真を作ろう

明暗別色補正についてある程度理解したところで、実際にこの機能を使ってレタッチしていきたいと思います。今回はこの1枚のポートレート写真を使って、映画のような雰囲気のある色合いを出していきたいと思います。
ポートレート写真元画像

 

まずはLightroomのライブラリの「読み込み…」ボタンを押して、画像を読み込みます。

Lightroom操作画面 画像の読み込み

 

画像が読み込まれたところで、現像モジュールに移ります。

Lightroom操作画面 現像モジュール

 

Lightroom画面の右側、基本補正を頭に上から4番目のところに明暗別色補正の編集画面があります。(画像赤で囲まれた部分)

明暗別色補正

ここをいじって雰囲気のある写真に変えていきたいと思います。

 

赤っぽい夕暮れのイメージ

まずは夕暮れのようなイメージを作っていきたいと思います。

赤っぽい夕暮れのイメージ

ハイライトの色相を35、彩度を46のところにスライダーを持ってきます。これで明るい部分にオレンジ、赤っぽい色が入りました。

そして次にシャドウの色相を125、彩度を24のところにスライダーを持ってきます。これで暗い部分に緑っぽい色が入りました。

次にバランスを調整していきます。今回は+20くらいがいい感じだったのでここにしました。

調整後の写真がこちら

赤っぽい夕暮れのイメージレタッチ後

赤っぽい夕暮れのイメージレタッチ後

どうでしょうか、ハイライトが赤っぽく、オレンジがかった色になることで、夕暮れの雰囲気がうまくでています。元画像と比べてみるとこの通り。

左が元画像で右がレタッチ後の画像。スライダーを動かすと画像比較できます。パッとしない元画像から比べると、大きく変わったのがよくわかると思います。

 

青っぽい早朝の爽やかなイメージ

では次に、青っぽい早朝の爽やかなイメージに仕上げていきたいと思います。

青っぽい早朝のイメージ

ハイライトの色相を217、彩度を29のところにスライダーを持ってきます。これで明るい部分に青色が入りました。

そして次にシャドウの色相を100、彩度を21のところにスライダーを持ってきます。これで暗い部分に緑っぽい色が入りました。

今回バランスは+5にしました。

調整後の写真がこちら

青っぽい早朝のイメージ レタッチ後

青っぽい早朝のイメージ レタッチ後

先ほどの赤っぽいイメージとは相対的な今度は青っぽくて早朝の爽やかな雰囲気が表現できました。元画像と比較してみるとこの通り。

左が元画像で右がレタッチ後の画像。スライダーを動かすと画像比較できます。こちらも元画像から比較すると大きく雰囲気が変わりました。ハイライトに青みを加えることで、モデルさんの肌の透明感も上がりましたね。個人的にはこの雰囲気なかなか好きです。

 

黄色っぽい暖かいイメージ

次に、黄色っぽい暖かいイメージでレタッチしていきます。

黄色っぽい暖かいイメージ

ハイライトの色相を69、彩度を40のところにスライダーを持ってきます。これで明るい部分に緑っぽい黄色が入りました。

そして次にシャドウの色相を7、彩度を16のところにスライダーを持ってきます。これで暗い部分に赤色が入りました。

今回バランスは+40にしました。

調整後の写真がこちら

黄色っぽい暖かいイメージ レタッチ後

黄色っぽい暖かいイメージ レタッチ後

どうでしょうか?黄色っぽい色が混じって、暖かいイメージの、ちょっと懐かしい雰囲気の写真に仕上がりました。元画像と比較してみるとこんな感じです。

左が元画像で右がレタッチ後の画像。スライダーを動かすと画像比較できます。こちらもだいぶ雰囲気が変わりましたね。と、ここまで3パターンやってみましたが、明暗別色補正を使うだけで、こんなにも雰囲気の違う写真に仕上がりました。どういう仕上げ方にするかは好みの問題にもなってきますが、こんなに写真の雰囲気を変えれる機能だということを覚えておいてください。

 

ホワイトバランスとはどう違う?

明暗別色補正はホワイトバランスと少し似ている部分があります。ホワイトバランスも色温度を低い方に持っていくと青っぽくなり、高い方に持っていくとオレンジっぽい暖かい感じになります。違いをいうならば、ホワイトバランスは画像全体に効果を適応させるのに対して、明暗別色補正は画像の明るいところと暗いところ、それぞれ別々に違う色を適応させることができます。ホワイトバランスより、細かく調整可能ということです。

 

最後に

以上、Lightroomの明暗別色補正についてまとめました。この機能を難しいものだと思ってあまり触らないという人も多いようですが、実は簡単で、とっても便利な機能なので、是非とも使いこなして、雰囲気のある写真を作ってみてください。

 

小野友暉

写真家 小野友暉
鹿児島県出身。大阪在住の写真家。元バンドマンからカメラをはじめて、2年3ヶ月で年間書籍「プロカメラマン File 2018」に掲載。関西写真部SHARE代表も務める。1992年11月20日生まれ。カメラ以外にもWebを使ってマイクロビジネスを展開中。

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写真家 小野友暉

 

鹿児島県出身。大阪在住の写真家。元バンドマンからカメラを初めて、2年3ヶ月で年間書籍「プロカメラマン File 2018」に掲載。関西写真部SHARE代表も務める。1992年11月20日生まれの現在24歳。
 
カメラ以外にもWebを使ってマイクロビジネスを展開中。
 
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