SONY α7SⅢで撮影した作例動画をご紹介!半年後の再レビュー

 

小野友暉
どうも、関西写真部SHAREの小野友暉です。

 

今回は映像クリエイターにおすすめのフルサイズのデジタル一眼カメラ「SONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)」で撮影した動画の作例をいくつかご紹介します。また、購入から約半年が経過したため、半年間使い続けた後の再レビューをしていきたいと思います。

 

購入後一ヶ月後のレビュー記事はこちら

 

動画性能の優れた一眼レフ「α7SⅢ」

SONY α7SⅢで撮影した作例

「SONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)」は35mmフルサイズ有効約1210万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」を搭載したフルサイズミラーレス一眼カメラです。発売後アマチュア、プロカメラマン共に高い人気を誇っているカメラです。

「SONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)」を使うようになってから約半年間動画や写真を撮影してきました。結論、使っていて楽しいカメラだと感じました。特に動画での色表現の豊かさやカメラ機能向上によるワークフローの負担軽減はとても大きかったです。以前のレビュー記事でも書いた通り、映像クリエイターにとって”楽しいカメラ”であることは間違いありません。

 

 

α7SⅢで撮影した作例動画

「SONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)」で撮影した作例動画をご紹介していきます。この半年で、十数本は動画を撮影しているのですが、その中からいくつかピックアップしてご紹介します。

 

1ポートレートムービー in中津

最初に書いたレビュー記事でも紹介したポートレートムービーです。「SONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)」を購入して最初に撮った動画でしたが、人間の動きにスムーズに追従するAF性能の素晴らしさに感動しました。簡単にクオリティの高い映像を撮れます。

 

使用機材

 

 

2ポートレートムービー in新世界

SONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)の暗所での性能を試すために撮影したポートレートムービーです。暗所でも低ノイズでハイクオリティの映像が撮れます。最大でISO1600くらいまで上げましたが、全然ノイズは気になりませんでした。アクセントとしてAputureのLEDライトを使いました。

 

使用機材

 

 

3阪急メンズ大阪様 イベント イメージムービー

続いて、お仕事で撮影した動画です。阪急メンズ大阪様のポップアップイベントにて、店頭イメージムービーを撮影しました。大阪の船場ビルディングという知る人ぞ知るファッションの職人が集まるビルの中で、4人の職人さんたちのお店をお伺いし撮影しました。1時間という短い時間での撮影でしたが、SONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)の機動力で素早く撮影できました。ボディもかなりコンパクトなので、小型の電動スライダーにも楽々搭載できるのは嬉しいポイントでした。

使用機材

 

 

 

4やきとり大吉様 Web CM

こちらもお仕事で撮影した動画。やきとり大吉様のWeb CMでSONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)を使用しました。ポケットシネマカメラBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを使うかどうかでかなり悩みましたが、結局全てSONY α7SⅢで撮影しました。一人称での撮影だったため、そんなに大きなカメラを導入できないという課題があったため、よりコンパクトなSONY α7SⅢで撮影しました。

 

使用機材

 

 

 

α7SⅢを半年間使い続けて思ったこと

「SONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)」半年後のレビュー

「SONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)」を半年間使い続けて改めて感じたことをまとめました。

 

α7SⅢでは写真を撮ることがあまりない

「SONY α7SⅢ」は動画性能がかなり高い一眼カメラです。写真ももちろん撮ることはできますが、動画撮影をメインとした使い方が主な使い方なので、気がついたら半年間で「SONY α7SⅢ」を使って写真を撮ることが数回しかありませんでした。思ったより写真での使用が少なかったなという印象です。仕事として写真用メインカメラとするにはややスペック不足を感じる場面が出てきます。Web用途で使うには全く問題ないのですが、大判印刷するには画素数に少々物足りなさを感じます。なので、私の使い方としては写真用途ではサブカメラとして。動画用途ではメインカメラとして現在は使っています。

 

α7SⅢの後に発売されたFX3がよく見える

前述にも繋がることですが、「SONY α7SⅢ」購入後に、プロフェッショナルカムレコーダー「SONY FX3」が発売されました。価格帯も大体同じくらいで(FX3の方がやや高い)動画機として比較した時に「SONY FX3」がよく見えてしまいました。

それはあくまで動画用のカメラとして比較した場合なので、写真用としても動画用としても使いたいという場合は「SONY α7SⅢ」で良かったと思います。

 

 

 

写真から動画へ移行したい人にちょうどいい

「SONY α7SⅢ」はもともと写真をメインで撮っていた人が動画もチャレンジしてみたいという方にぴったりな機種だと思いました。私自身がそうだったんですが、最近になって動画案件が増え、動画機も揃えていたのですが、やはりかなりの費用がかかってしまいます。写真はもうすでにSONYに統一していたので、汎用性を考えて動画機もSONYで統一しようとして「SONY α7SⅢ」という選択に至りました。とはいえ、いきなりしっかりした高額のシネマカメラを買うのはなかなか勇気がいります。一眼カメラでシネマカメラ並みの綺麗な映像を撮りたいという場合は「SONY α7SⅢ」という選択がベストだったと思います。

 

 

機動性が抜群にいい

実際に時間の限りがあるお仕事の現場等で「SONY α7SⅢ」を使ってみて、機動性の高さには感動しました。カメラ本体の機動性はもちろんですが、小型の一眼カメラだからこそ周辺機器もスマートにコンパクトに済みますし、ワンオペでも撮影をこなせます。全体的にスマートな撮影が可能になります。

これは仕事をする上では非常に重要で、例えば単価の低い動画案件の場合、本格的なシネマカメラなどの機材を持ち込んで撮影するとワンオペでの撮影も難しく人手も足さないといけなくなり、色々と割に合わない部分がでてきます。

「SONY α7SⅢ」の機動性を保ちつつ、ハイクオリティな映像を撮れるのであれば、基本時間もあまりかかりませんし、機材量も少なく済むので撮影内容によりけりですが、電車移動できるくらいの量に済みます。人件費や搬出費もかからない上に準備、後片付けに時間がかからないので結果的にワンオペでさまざまな現場をこなすことができます。となると映像クリエイターとしての利益率も非常に上がります。

 

 

AF性能はやはりスゴイ

購入後一ヶ月後に書いたレビューでもあったと思いますが、AF性能はとても良いです!「SONY α7RⅣ」を写真ではメインで使っているのですが、「SONY α7RⅣ」でもたまに動画を撮っていましたが、「SONY α7RⅣ」と「SONY α7SⅢ」を比較すると「SONY α7SⅢ」のAFの性能の良さはとても感じます。追従も素晴らしいですし、タッチでピントを簡単に合わせることができて、なおかつ追従までしてくれるのは本当に楽です。特に動きのある被写体を撮る場合はとても簡単にスムーズに撮影が進むようになりました。

 

 

まとめ

以上、「SONY α7SⅢ(ILCE-7SM3)」の作例動画の紹介と半年後の再レビューでした。プロでもアマチュアの方でも使える動画むけのカメラだなと感じました。金額だけ見るとやや高めですが、仕事として動画を撮影する人であればすぐに元はとれるくらいの働きをしてくれると思います。

 

興味のある方はぜひチェックしてみてください。

 

 

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