とお悩みの初心者カメラマンのみなさん。この記事では、簡単に上手く見せられるカメラの構図テクニックを15選ご紹介します。どれもすぐに使えるテクニックばかりですので、是非試してみてください。どれも特別な知識は必要ありません。以下に作例付きで詳しく解説していきます。
写真の構図テクニック15選
それでは写真の構図テクニックをご紹介していきます!
1日の丸構図
日の丸構図は主題となる被写体を真ん中に大きく置く構図です。「脱初心者なのに日の丸構図?」と思った方は多いかと思いますが、日の丸構図もテクニックのうちのひとつです。特にSNSで写真を投稿する場合、日の丸構図は主題がはっきりしてい共感を得やすい構図です。魅せ方が大事な構図ですので、是非アイデアを練って日の丸構図を使ってみましょう。
2二分割構図
二分割構図はその名の通り画を二分割にして撮る手法のことです。作例では、街の景色と空の境界線を2分割にすることですっきりと整理された構図になっています。この構図のポイントは水平をしっかり保った構図にすることです。写真を撮る際は斜めになってしまうことが多いと思いますので、編集で傾きの修正をしましょう。
3三分割構図
三分割構図は三分割の横の線上に水平線を置いたり、線の交点に人や物を配置することで簡単に整理された構図で撮影することができます。この三分割構図はどんなシチュエーションでも使うことができるテクニックですので覚えておきましょう。
4フレーム構図
フレーム構図とは被写体の周りを額縁のように囲った構図のことを言います。フレーム構図を使うことで、見せたい被写体に視線を集めることができます。街の中でフレームを探して撮り歩くのも良いかもしれません。
5サンドイッチ構図
サンドイッチ構図は被写体の上下、または左右を建物などで挟む構図です。被写体に注目を集めることができる構図ですので覚えておきましょう。作例では、編集でコントラストを強くして、影で被写体を挟んでみました。
6点構図
点構図は被写体を点で捉える構図です。広大な風景写真にあえて人物を小さく配置することによって物語性を生むことができます。風景写真を撮るときに使えるテクニックですので、風景写真が好きな方は覚えておきましょう。
7放射構図
放射構図を使うことで奥行きのある構図を撮影することができます。奥行きとダイナミックさを表現することができる構図です。
8三角構図
三角構図は、写真に安定感を生み出すことができます。作例では、手前に底辺がある三角形を作ることで安定感と奥行きの2つを作り出しています。
9リフレクション構図
水溜まりや鏡を使って撮影した写真のことをリフレクション構図といいます。水溜まりをフレームと見立てて水溜まりに映った景色を撮影したり、作例のように見ているひとを混乱させるような作品にすることもできます。
10シンメトリー構図
シンメトリー構図は名前の通り上下左右対称で撮影する構図です。シンメトリーの美しさを写真で表現してみましょう。作例はリフレクションを使ってシンメトリー構図にしてみました。
11曲線構図
曲線構図は曲線の美しさを表現するときに使う構図です。特に建築の曲線を画面いっぱいに捉えることで、建築の美しさを表現することができます。
12一人称構図
一人称構図は写真を見ている人に臨場感を感じさせることができる構図です。臨場感があり共感を得やすい構図でもあるので、SNSでシェアする写真におすすめの構図です。
13前ボケ構図
前ボケ構図はあえて被写体の前にモノを配置することで、臨場感を演出することができる構図です。一人称構図と組み合わせて使うとより臨場感が出るのでおすすめです。
14半円構図
半円構図は、被写体の大きさを表現するときに使います。例えば、作例では観覧車の大きさを表現するために上半分だけを切り取っています。作例よりももっと画面に窮屈さを出してみるのも面白いかもしれません。
15反復構図
反復構図は同じ模様が繰り返し配置されたモノや建築をを画面いっぱいに配置する構図です。反復構図は心理的に心地よさを感じることができる構図です。上級テクニックですが、このテクニックを使えるようになるとグッとカメラのレベルも上がるので体得しておきましょう。
まとめ
立派な一眼レフを持っていても構図を意識して写真を撮っている人はそう多くはありません。そのため構図を意識して撮ることで周りと差をつけられますし、グッとカメラマンとしてのレベルを上げることができます。この記事でご紹介した構図は今すぐに使えるものばかりですので、さっそく街へ出て撮影してみましょう!