写真の構図とは
写真を撮る上では構図はとっても大切なものになります。カメラ始めたての頃だと、何も考えずにファインダーを覗いてシャッターを切ってしまいがちです。構図を意識することで、何も考えずに撮った写真とは比べものにならないくらい写真が劇的に変わってきます。高いカメラやレンズを使わなくとも構図の綺麗な写真を撮れればそれだけで”いい写真”になります。機材にお金を掛けずともいい写真は撮れるのです。この構図に関しては撮る人のセンスがはっきり出ると思います。機材は一丁前に揃っているのに構図が全然ダメ…という状態じゃカッコ悪いですよね。最低限構図の基本は頭に入れておいて、意識しながら写真を撮れるようになりましょう!
主役がはっきりしている
写真のどこに主役がいるのかが写真を見てすぐわかるようなそんな写真ありますよね。主役に集中させたい、主役がはっきりしている場合の構図を紹介していきたいと思います。主題と背景のバランスやどう配置するのかを意識するといいでしょう。
日の丸構図
基本的な構図でよく聞くと思います。写真の中央に被写体をもてくる構図です。結構ありきたりな写真にはなってしまいますが、はっきりと主張したい時には有効になってくる構図になります。
点構図
シンプルな空間にポツンと点を置いたように被写体が配置された構図になります。よく景色の写真の中に配置されたりします。空間をどれだけ作り込めるかで点となる被写体がどこまで引き立つかが決まります。
線が見える構図
写真の中に線が見えてくるようなそんな構図です。シンプルで綺麗に収まった印象を与えることができます。写真を撮っている上でも一番構図として使うことが多いと思います。これも基本の構図を紹介していきたいと思います。
2分割構図
写真を上下、もしくは左右で2分割にした構図です。とってもシンプルで見やすいです。よく遠景風景などで見かけます。撮影時にも意識しやすいので初心者の方でも撮りやすいと思います。
3分割構図
写真の縦横を3分割にする構図です。2分割よりも複雑にはなりますが、その分表現のバリエーションが増えます。被写体もそうですが、しっかりと空間を作ってあげることが大事になってきます。
シンメトリー構図
上下左右対象の構図になります。シンプルさを追求した構図で、写真の中に美しさを感じることのできる構図です。これは意識していても左右対象に撮るのはなかなか難しいです。どちらかというと撮った写真をトリミングでシンメトリーに仕上げる機会の方が多くなると思います。
動的な構図
ダイナミック感や広がりを表現できる、写真の中の動きを見せる構図になります。この構図は意識しないとなかなか撮るのは大変ですが、綺麗に撮れればかなりインパクトのある写真に仕上がります。
曲線構図
丸みや曲線のある被写体をとらえた構図で、写真に動的な印象や柔らかい印象を与えることができます。日常に隠れた美しさをうまく捉えられれば美しい写真に仕上がります。
三角構図
これもよく使われる構図で三角形のラインが見えてくる構図になります。写真にインパクトを与えることができ、ダイナミックな仕上がりとなります。これは比較的撮りやすい構図です。
まとめ
以上、写真の構図についてまとめてみました。ここで紹介した構図は基本中の基本になります。まだまだ様々な構図があるので、基本が抑えられたら勉強していくといいと思います。構図をしっかりと頭に入れて、センスのある写真をしっかりと撮れるようになりましょう!