![FUJIFILM単焦点中望遠レンズ「XF56mmF1.2 R 」レビュー](https://share-photography.com/wp-content/uploads/2021/08/fuji.jpg)
FUJIFILMの大口径の単焦点中望遠レンズ「XF56mmF1.2 R 」とミラーレスカメラX-S10の組み合わせでポートレート撮影をしたらボケ味が最高すぎたのでレビューをお届けしたいと思います!
XF56mmF1.2 R は、ピントを合わせた被写体のシャープな描写とあいまって立体感のある写真を撮ることができます。
富士フイルム FUJIFILM フジノンレンズ「Xシリーズ」用 XF56mmF1.2 R
XF56mmF1.2 R のスペック
柔らかく美しいボケ味を生み出すアポダイゼーションフィルター搭載のAFレンズ「XF56mmF1.2 R」。
アポダイゼーションフィルター搭載のAFレンズとは、高精度なコントラストAFによる撮影ができる世界で初めてAF撮影が可能になったレンズです。
そんなXF56mmF1.2 Rのスペックがこちら。
型番 | フジノンレンズ XF56mmF1.2 R APD |
焦点距離 | f=56mm(35mm判換算:85mm相当) |
画角 | 28.5° |
最大口径比 | F1.2 |
最小絞り | F16 |
撮影距離範囲 | 標準:0.7m~∞ マクロ:0.7m~3m |
質量 | 405g |
XF56mmF1.2 R の外観と使い心地
普段小さいレンズを使用している私も、XF56mmF1.2 Rは持ち運びにストレスのないサイズ感だと思います。
街中でポートレートや子供の写真を撮りたい時、レンズが大きすぎると人目が気になってしまいますが、XF56mmF1.2 Rはくらいの大きさであれば女性が首に下げていても目立ちにくく体に負担がありません。
背景がボケることで花が立体的に見えます!
雨の日の室内にて自然光で撮影した写真ですが、どこか哀愁漂う雰囲気のある写真が撮れました。
XF56mmF1.2 R で撮影した作例写真
「XF56mmF1.2 R」とポートレートは相性抜群。X-S10と組み合わせて大阪・中之島でモデル撮影をしてみました。
被写体にピントを合わせると、背景の景色のボケや、前ボケの緑がより被写体を引き立たせてくれます。
被写体から距離をとって撮影していますが、ファインダーで見ると近く感じるので被写体がカメラ目線になった時にドキッとします。
XF56mmF1.2 R の魅力
35mmレンズで撮影をすることの多かった私ですが、XF56mmF1.2 Rを使用してみて「レンズが変わると写真の雰囲気も表現の幅もこんなに変わるんだ!」と驚きました。
ファインダー越しの被写体との距離感がイイ
私がこれまでに使用してきた35mmレンズは人の視野とあまり変わらない画だったので、目で見ている被写体とファインダー越しの被写体はほぼ同じように写っていました。
ですので、被写体と距離を撮ってカメラを向けた時にファインダーで見ると実際よりとても近くに被写体が見えるXF56mmF1.2 Rは新鮮で、今までチャレンジしたことない構図や撮り方をしてみようと刺激を受けました。
圧倒的なボケ味の良さ
後から写真を振り返った時にそのシーンを鮮明に思い出させるような立体感を表現するXF56mmF1.2 R。
私は子供の写真を撮ることが好きなので、ソファーに座っている時はクッションを、遊んでいる時はおもちゃを前ボケに使って撮ることを楽しんでします。
最新のスマホはカメラが高性能で綺麗に撮ることができますが、今しかない子供の姿をピュアに切り取りたいママの写真才能を開花させてくれるのは手にとった瞬間ワクワクさせてくれるカメラとレンズだからこそ。
歩き撮影もしやすいサイズ感
決して小さいと言えるコンパクトさではないですが、女性でも持ち運びがストレスにならないサイズ感です!
私は歩きながらポートレートやスナップを撮影をすることが好きなのでレンズの大きさは大切なポイントです。歩きながら美しいと思った景色にすぐにレンズを向けられるので歩き撮影で大活躍してくれています。
まとめ
XF56mmF1.2 Rはポートレート撮影はもちろん、花や動物などボケ味を活かした撮影をしたいフォトグラファーにおすすめの1本です。
私はこれまで35mmレンズを愛用していたので寄りの写真は被写体に近づき撮影していましたが、56mmレンズはむしろ被写体から離れて寄りの写真を撮るので今までの撮影スタイルとは違い
ぜひ、皆さんもXF56mmF1.2 Rで撮影を楽しんでみてください。
富士フイルム FUJIFILM フジノンレンズ「Xシリーズ」用 XF56mmF1.2 R