カメラ用アクセサリーの開発・販売などを行う会社「Ulanzi」より、LEDライト『Ulanzi LT028』をご提供いただいたので、作例で屋外ポートレート写真を撮影しました!
同商品は軽量かつコンパクトで、さらにバッテリーが内臓されているLEDライトです。
開封〜実際に使用する様子に加え、外現場での使いやすさ・ライトテストの感想もまとめました。
Amazon販売価格:¥13,999
動画撮影や野外撮影、物撮りなど幅広い用途で使用可能なLEDライト『Ulanzi LT028』。2500K~6500Kまでの色温度調整に加え、細かな光量調整と8つの照明効果を掛け合わせ、幅広い撮影に対応できます。
Ulanziについて
今回紹介するLEDライト『Ulanzi LT028』を手がける「Ulanzi」は、カメラ用アクセサリーの研究開発、デザイン、製造、販売を行う会社です。2015年に設立され、オールシーンのビデオ撮影に対応する商品を提供することを目指し、世界150か国以上の国で販売されています。
ライトはフルカラーRGBタイプやリングタイプ、防水タイプなど多様な商品が展開されていますが、ポータブル(携帯用)タイプのライトは『Ulanzi LT028』が初めてです。
そのほか三脚やカメラバック、ワイヤレスマイクなども販売されており、お手頃価格な商品も多いので、機材購入の際は一度「Ulanzi」を検討されるのはいかがでしょうか。
「Ulanzi LT028」の特徴
1 軽量&コンパクト
『Ulanzi LT028』の一番のポイントは、なんと言っても「軽量&コンパクト」という点です。
本体サイズ(リフレクターなし)のサイズはこちらです。
重量 | 460g |
サイズ(長さ x 幅 x 高さ) | 8.5cm x 8.5cm x 10.5cm |
リフレクターをつけた状態で、隣にスマートフォン(幅6.4cm x 長さ13cm )を置いてみました。画像からもわかる通り、ライト本体はスマートフォンとあまり変わらない大きさです。手の小さな女性や子供でも持ちやすいサイズかつ軽いので、場所や人を選ばず携帯しやすい設計です。
2 簡単操作で多様な光のカスタマイズが可能
『Ulanzi LT028』は、色温度2500K-6500Kまで調光ができます。
色温度範囲 | 2500K-6500K |
調光範囲 | 0-100% |
出力 | 40W |
2つのツマミで、色温度・光量調整・照明効果を調節し、イメージに近い光を作ることができます。さらに付属のシリコン素材のドームディフューザーをつけると、光のやわらかさを変えることも可能です。
3内蔵型バッテリー
『Ulanzi LT028』は内蔵3400mAh高容量バッテリーが搭載されており、最大輝度では75分、最小輝度では5時間撮影可能です。
約3時間でフル充電が可能で、充電中もDCアダプターを繋いだまま使用することもできます。
バッテリー内蔵型ということから撮影現場でバッテリーを忘れる心配もない&荷物が減る点も嬉しいポイントです。
48つの照明効果
稲妻・TV・キャンドルライト・故障した電球・パルスフラッシュ・記者のフラッシュ・緊急ダブルフラッシュ・高低ビーム電球
といった照明効果が搭載されています。
照明の演出と光の動きや光量、色温度などを組み合わせることで、何通りもの動画演出が可能になります。
「Ulanzi LT028」を開封 or 実際に使ってみた
「Ulanzi LT028」を開封していきたいと思います。パッケージはさらっとした質感の硬い段ボール素材です。
中を開けると厚みのある緩衝材入っており、商品はしっかりと包まれていました。
すべての付属品は、ライトを含め計5個でした。リフレクターは、ライトについた状態で梱包されていました。
- LT028 40W LEDビデオライト
- ミニリフレクター(ミニボーエンスマウント)
- ミニディフュージョン
- 電源アダプター・ケーブル
- 取扱説明書
ライト等を入れる収納袋は付属されていないので、別途用意する必要があります。
「Ulanzi LT028」を実際に使って、人物撮影をしてみた!
『Ulanzi LT028』を使って、夜の屋外スナップを撮ってみました!街頭が少なく、なるべく他の光が干渉しないロケーションで撮影しています。撮影にあたって、まずはライトのテストを行いました。
それぞれの色温度での人物の見え方の違い
◼️2500K
一番暖色の2500Kは、かなりオレンジ色に近い印象でした。
◼️4500K
続いて中間の4500Kで撮影しました。この温度は中間色ですが、現時点でもかなり青が強いグリーンという印象です。
◼️6500K
最後に寒色の6500Kは、青みがありつつもかなり白っぽい印象でした。
部屋でのテストは青みがかなり強かったので、室内と屋外では少し印象が変わると感じました。
ミニディフュージョンあり/なしのテスト
付属のシリコン製ミニディフュージョンをつけると、どのように光の印象が変わるのかテストを行いました。(光量5%)
まずは付けていない写真がこちらです。僅かな光量でも明るくはっきりと撮影でき、影もくっきりと出ています。
続いて同じ設定でミニディフュージョンを付けた写真がこちらです。光量がかなり落ち、影が少しぼやけた印象になりました。
ミニディフュージョンを付けて撮影する場合、少し光量を上げる必要があると感じました。
光の到達距離のテスト
続いてのテストは光量を100%に設定し、光がどこまで届くか試してみました。
◼️約10m
全体的に明るく撮影できました。ライトの効果は十分に発揮されていると思います。
◼️約20m
この時点でかなり暗い印象ですが、色温度の違いなどは確認できました。
◼️約30m
光を視認はできるものの、ライトのあまり効果を感じることはありませんでした。
以上のテストから、20m未満の場合にライトの効果が発揮されると思います。動画撮影の際やセットを組む撮影など、ライトを遠くに設置する際は、ぜひ参考にしてみてください。
「Ulanzi LT028」を使った作例紹介
「Ulanzi LT028」でポートレート撮影を行いました!
通常のライトとして扱うほか、スポットライトとして使用したり、バックから光を打ったりと、一灯でも十分バリエーションを楽しむことができました。
作例は光量を5%~20%に設定し、ライト位置は2m~5mの範囲で撮影しています。輝度を抑えても光量がかなり強いので、バッテリー残量の心配もなく安心して撮影に挑めました。
「Ulanzi LT028」 実際に使ってみた感想
『Ulanzi LT028』でポートレートを撮影して改めて感じたことは、「持ち運びに最適なライト」だということです。
460gもいう軽量なライトということもあり、撮影中常時持ち歩いても、全く疲れを感じませんでした。
撮影はカメラや三脚、パソコンなどの持ち運びで荷物が多くなりがちですが、そんな時軽量&コンパクトのこのライトがあればとても便利だと感じました。
屋外撮影や動画撮影など、移動が多い撮影をされる方におすすめしたいライトです。
まとめ
以上、『Ulanzi LT028』のレビューをお届けしました。『Ulanzi LT028』の価格は¥13,999円。コンパクトサイズでありながら、屋外撮影でも対応可能な光量、バッテリー内蔵式という魅力が詰まってこの価格は、とても魅力的だと思います。今回は屋外で撮影した作例をご紹介しましたが、室内での物撮りなど場面を問わず活躍するライトです。
持ち運びに便利なLEDライトを探している方はぜひ、『Ulanzi LT028』を使ってみてください!
Amazon販売価格:¥13,999
動画撮影や野外撮影、物撮りなど幅広い用途で使用可能なLEDライト『Ulanzi LT028』。2500K~6500Kまでの色温度調整に加え、細かな光量調整と8つの照明効果を掛け合わせ、幅広い撮影に対応できます。