トレッキングポールにもなる!アウトドアに特化した軽量マルチ三脚

 

最近では色々な個性をもった三脚が発売されていますが、沢山種類がありすぎてどれを買っていいか決められない方もいらっしゃるかもしれません。

三脚購入で悩まれている方で、風景写真を撮るのが好きであったり、ハイキングや登山などアウトドア趣味をお持ちの方に是非ご紹介したい、今までにありそうでなかった三脚をUlanzi(ウランジ)さまよりご提供いただきましたので、開封から実際に使用しての感想までご紹介します。

「Ulanzi」について

Ulanzi(ウランジ)は2015年と比較的最近に設立された中国のブランドで、カメラと撮影アクセサリーの設計と製造に特化しています。

2015年の設立以来、Ulanziの製品は三脚や照明、マイクにクイックリリースシステムなど600を超え、400以上の特許を有しており世界100カ国以上の地域で500万人以上のユーザーに愛されています。ブロガーや映画製作者などプロフェッショナルからの信頼も厚いブランドです。

Ulanzi TT35 ハイキングスティック三脚キットの特徴

一台で5つもの使い方のできるマルチ三脚

三脚としては勿論ですが、ミニ三脚、一脚、セルフィースティック、そしてトレッキングポールとしても使えるマルチで便利な1台になっています。
マルチな使い方のできる三脚というのは最近多く見受けられますが、一脚としてもというところで留めずトレッキングポールとしても使うことができる三脚というのは筆者も初めて見ました。

軽く、コンパクトで持ち運びにかさばらない

多機能ではありますが、脚部に100%カーボンファイバーを使用しているので三脚の重量は約1.16kgと非常に軽くなっています。筆者が所有する三脚で最も軽いものでも1.42kgだったのでこの1.16kgという軽さには驚きがありました。
またトレッキングポールとして使用するシーンを想定した軽量化加え、収納もコンパクトでセットアップもスムーズに行えるようなシンプルなデザインとなっています。

「TT35 ハイキングスティック三脚キット」のスペック

三脚時

重量 約1.16kg
最大高 約146cm
脚角度調整 20°、50°、80°
脚セクション セクション(レバーロック式)
雲台仕様 自由雲台
雲台耐荷重 5kg(推奨耐荷重3kg)

一脚時

重量(一脚時) 約273g
高さ(一脚時) 約49cm~130cm

ミニ三脚時

重量(ミニ三脚時) 約362g
収納サイズ 約287mm
最小高 145.5mm
最大高 280.5mm
雲台仕様 自由雲台
雲台耐荷重 5kg(推奨耐荷重3kg)

 

実際に使ってみた

実際に「TT35 ハイキングスティック三脚キット」を試してみたので開封から使用までのレ
ビューをお届けします。

開封~セットアップ

「TT35 ハイキングスティック三脚キット」の外箱です。

TT35
運送中破損しないように丁寧に梱包してくれているのが嬉しいです。

TT35

TT35

梱包内容は以下の通りです。

TT35

梱包内容

・ミニ三脚(雲台がついた状態で入っています。)
・一脚×3
・1/4アダプター
・収納袋
・六角レンチ
・三脚説明書

早速三脚にセットアップしてみます。

TT35
ミニ三脚の足に3本の一脚を装着して三脚になります。最大高は146cm、脚角度調整も20°、50°、80°と3段階のセッティングが可能になっています。

セットアップ後、やはり最初に1.16kgという軽さを実感することができます。
そして組んだ三脚を見て改めて気づくのが、どの脚でもトレッキングポールとして使用できるように3本ともスポンジハンドルと取り外しが可能なバンドが付いているところです。

TT35
雲台は目盛付きの自由雲台で、クイックリリースプレートはアルカスイス対応互換で、「UlanziFalcam F38シリーズ」にも対応したプレートになっています。

TT35
また脚部にも目盛がついており、六角レンチでメンテナンス可能なレバーロック式の仕様になっています。

TT35

 

 

「TT35 ハイキングスティック三脚キット」を使ってみた感想

このマルチな三脚の魅力の一つはセットアップのしやすさにあると筆者は感じました。
今までのマルチ三脚は着脱がネジ式になっていたり、着脱時に余分なパーツが出たりするものが多かったように思います。
しかし、この製品に関しては各部にあるクイックリリース接続部をスライドするだけで完了し、ネジ式のようにくるくる回して着脱を行うといった手間がありません。

TT35
また組み替えの最中の各脚もバンドが付いているので手に掛けておくなどすれば地面に置かずに済ませることができます。

TT35

TT35
一脚にした状態で接続部に蓋を着ければトレッキングポールになりますし、一脚状態で雲台を取り付けさらに脚にミニ三脚を取り付ければ自立も可能な一脚になります。

TT35
また脚部を除くとミニ三脚としても仕様することが出来、最小高145.5mmで安定感をしっかりと感じられるようになっています。

TT35
耐荷重が5kg(推奨3kg)と設定されているので一眼レフ機も載せることが可能になっています。
ちなみにトレッキングポールとして扱う時のために筆者含め、知人や家族にもポールとして使用し、体重を掛けてみたのですが、一度もロックがずれてしまうことはありませんでした。
非常に軽量ではありますがレバーロックでしっかりとホールドされており、安心感のあるものでした。

 

 

「TT35 ハイキングスティック三脚キット」はこんな人におすすめ

やはりトレッキングポールとしても使えるという点からアウトドア趣味を持っている方に最もおすすめできる一台だと感じました。
風景の写真や野鳥を撮る際には三脚や一脚としてしっかりカメラを支えてくれながらも、アウトドアで使うことを想定に入れて製造されているので非常に軽く、持ち歩いていても負担にならないですし、簡単な組み替えで素早くトレッキングポールとしても使えます。
一脚(トレッキングポール)に体重をかけるというのは正直不安に思っているところではありましたが、筆者が思っていた以上にしっかりと支えてくれる強度があり、伸縮部のレバーロックも付属の六角レンチでメンテナンスすることができるので安心感があります。
屋外での使用頻度が多い方、屋外使用を想定している方には一度手に取っていただきたいなと思います。

 

まとめ

「TT35 ハイキングスティック三脚キット」のレビューをお届けしました。
この三脚の良いところは一脚として使用している時でも残りの2本の脚がトレッキングポールというツールという意味あるモノになるというところに凄く魅力を感じました。従来のマルチ三脚はどうしても余ったパーツが荷物になってしまうことがありましたし、組み替え時の工数が多かったりしたのですが、TT35においてはシンプルに行えるという点も非常に印象に残っています。
また脚全てにバンドが付いているというのも一見地味な特徴かもしれませんが、実際に使うシーンのことをしっかり考えて製造されたのだなと感じました。
複数の三脚を所有してはいますが、アウトドアに行く際の三脚はTT35で迷うことはないなと思っております。
アウトドア趣味をお持ちで三脚選びに悩まれている方には是非おすすめです。

 

 

 

 

 

 

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