
今回、動画の評判がいいFujifilmのX-T2用のカメラリグを購入し、早速お試しの動画撮影してみました!
今回リグはsmall rigからこれだけの商品を購入!
今回はこいつらの使用レビューを書いていきたいと思います。
カメラリグとは?
一眼ムービーに必要なアイテムとして、カメラ本体とは別に、外部の液晶モニター、マイク、マットボックス、フォローフォーカスなど、様々なものがあります。それらを一眼レフに装着する際に、そのままでは装着に制限があります。例えば、一眼レフのホットシューは基本一つしかありませんよね。そこにマイクも外部液晶モニターも2個同時には装着できません。それらを可能にしてくれるのが、カメラリグです。
カメラリグを上手に使えば、好きなところに好きなアイテムを装着できて、一眼ムービーをより快適なものへとしてくれます。
リグの必要性
今までもなんとなくのお遊びで動画撮影はしていましたが、撮影していく上で様々な壁にぶち当たりました。フォーカスの動きが不自然、ピント合っているようで合ってなかった、音が悪い、手ブレがひどい…などなど様々です。それらの改善策が、フォローフォーカスを使用、外部液晶モニターを使用、外部マイクを使用、スタビライザーを使用、などです。追加のアイテムで解消はされますが、今度はそれらのアイテムを一気に使用することができないという壁にぶち当たりました。
そこでカメラリグに行き着いたのです。
より高い質で動画を撮りたいと思うのであれば、カメラリグは遅かれ早かれ必要になる時期がくると思います。
早速リグを使って撮影
今回はモデルの舩井虹帆さんに協力してもらい、ちょっとしたMV風の映像を撮影することに。
写真部メンバーから野崎梨奈、山田さんが来てくれて、一緒に撮影しました。
今回の使用カメラはFujifilmのX-T2、レンズはFUJIFILM XF35mmF1.4 Rを使用しています。
装着しているマイクは、RODEのVideoMic GO、外部液晶モニターはFeelworldのFW759を使用。なるべくお金をかけないように安くていいものをチョイスしています。
撮影した動画
今回、カメラリグを使用して撮影した動画がこちらです。
一眼ムービー初心者ながらに、約1分の動画を作成しました。
動画は写真と比べると桁違いに難しいですね…。これから腕を磨いていきたいと思います。
リグを使ってみた感想
ではここから本題のカメラリグを使ってみた感想をまとめていきます。
手ブレはある程度軽減できる
今回心配していたのは手ブレでした。どこまで抑えることができるのだろう〜とあまり期待していませんでしたが、ある程度思っていたよりは、手ブレは抑えることができました。普通にカメラを手持ちで撮るよりははるかに軽減できていますが、若干気になる部分は気になる…と言った感じでした。それも編集でどうにかなるレベルです。
考えられる手ブレの要因は二つあって、一つは、リグに装着していたハンドルが片手タイプであったことです。購入前は片手のが勝手いいかなー(両手だとゴツいし、目立つ)と思って片手タイプを購入したのですが、実際使ってみると両手用のハンドルを買っておけばよかったと後悔しました。片手ハンドルじゃまだまだ不安定です。
そしてもう一つの要因は、ロッドが短すぎました。今回は長さ30cmを購入したのですが、40cmくらいがあればちょうどいいかなと思いました。(個人的な感想)
あまりに短すぎて、肩パッドをうまく使うことができずに、少々不安定で、それが多少手ブレに影響していたと思います。
両手用ハンドルと、ロッドを買い直してリベンジしたいと思います。
ゴツくて重いからすぐ疲れる
今回は撮影時間約1時間〜1時間半くらいだったのですが、休憩をはさんでもなかなかしんどかったです。これだけのカメラに加え、リグ類、マイク、外部液晶モニターを担いで動きながらの撮影だと、なかなかの体力を使います。もっと体に固定するタイプのリグであれば、重みの感じ方もまた違ったかもしれません。
思ってた以上にモニターがあると便利

一番感動したのは、モニターがあるとかなり便利だということと、リグを使うことで、好きな位置にモニターを持っていけるということです。ロゼットアームが今回大活躍でした。映像の確認用としてもカメラ本体の、元々の液晶モニターよりも細かいことに気がつけますし、ロゼットアームのおかげで撮影中も自分の目の前にモニターを持ってこれるので、しっかり確認しながら撮影できます。これによりカメラマン側が原因の失敗カットはかなり少なく抑えられたと思います。
まとめ
以上、カメラリグのレビューでした。まとめると、外部マイクや外部液晶モニターなどの一眼ムービーアイテムが集まってきたら、カメラリグ導入を強くお勧めします。これだけ購入しても3万円もいかなかったので、コスパもいいと思えます。あとは自分で色々カスタマイズできるので、それも楽しみの一つになると思います。
最近だんだんと動画にハマりつつあります…(笑)まずは体力と度胸を身につけて、写真だけでなく動画も撮れるカメラマンになろうと思います!