スポンサーリンク

約9分で読めます

小野友暉
関西写真部SHAREのリーダーでもありプロカメラマンとして大阪で活動する小野友暉です。

 

当記事ではカメラの一脚についてまとめていきます。一脚は三脚に比べると、必要性やどういうシーンで使えばいいかがとてもわかりにくいです。今回は一脚の必要性から使用シーン、一脚の素材、おすすめの一脚紹介、一脚の実際の使用例など幅広くまとめていきたいと思います。

 

 

一脚とは?

一脚とは、上の写真のようなもので、カメラを支持する伸縮可能な1本のパイプの撮影用品です。カメラ三脚の脚が一つしかないものになります。基本的に機能としてはカメラを支えるもので、三脚と同じです。

 

一脚の歴史をたどると、もともとはカメラ用ではなく大昔に兵士が銃を支えるものとして使用されていたみたいです。それが年々銃が軽量化していくにつれてそういう使い方はしなくなったようですが、カメラ用の一脚として今もなお残っています。

 

 

一脚の必要性

一脚の必要性

一脚兼簡易三脚

 

カメラをしているとみんな綺麗な写真を撮ろうとハイスペックなカメラを求めがちです。例えば、暗所での手持ち撮影時に、綺麗に撮るために何万円もかけて、下手したら何十万もかけてハイスペックなカメラを買おうとしがちです。ですがそこに一脚一本あれば、ハイスペックなカメラでなくてもISOを下げて綺麗な写真が撮影できたりします。当然一脚であれば何万円も投資する必要はありません。

 

そういった状況やシチュエーションによっては何万円もかけてハイスペックなカメラを買うよりも、数千円の一脚の1本あった方がコスパよく綺麗な写真が撮れる場合があります。単にお金をかければいいというわけでもなく、賢く状況に合わせたものを用意できるようになることが必要です。

 

 

一脚のメリット

一脚のメリットをわかりやすく三脚と比較してまとめてみました。

 

狭い場所でも広げられる

一脚は三脚よりも幅をとらない分、狭い場所でも場所を選ばず立てることができます。

 

コンパクトで、三脚よりも持ち歩きが楽

一脚なので、当然ですが、三脚よりも基本的に軽く、持ち運びも楽になります。長時間歩き回る場合は重要なポイントですね。

 

三脚よりも値段が安い

一脚は脚が1本しかないので、当たり前に三脚よりも値段が安いです。物によっては普通レベルの三脚の値段と同じくらいの値段でそれなりの高級一脚が買えてしまったりします。

 

設置に時間がかからない

一脚は三脚よりもスムーズに、スピーディーに設置ができます。急いで設置しないよいけないときや、場所の移り変わりが激しい場合などは嬉しいですね。

 

  • 狭い場所でも広げられる
  • コンパクトで、持ち歩きが楽
  • 三脚よりも値段が安い
  • 設置に時間がかからない

 

 

 

一脚のデメリット

それでは続いて、一脚のデメリットを同じく三脚と比較して比べてみました。

 

安定感が三脚ほどではない

やはり、安定感を比べると三脚には劣ります。一脚で星空撮影などの長時間露光はまず無理です。完全に構図を固定するような撮影はできないと思った方が良いでしょう。

 

使うシーンが分かりにくい

どこでどう使っていいかがわからない、というのがみんな手を出しにくい理由になっているんではないでしょうか??一脚の使用シーンは結構限られてしまうため、わかりにくいです。

 

  • 安定感が三脚ほどではない
  • 使うシーンが分かりにくい

 

 

 

一脚を使うシチュエーション

一脚を使うシチュエーションをまとめてみました。

 

子供の運動会での撮影

運動会の撮影など、周りの親御さんもみんなカメラを手にするので、幅をとる三脚はたてづらいです。かといって手持ちで撮影して、気がついたらブレブレの写真ばかりということにもなりかねません。そんな時に一脚という選択肢がベストです。ブレも防げて、狭い場所にでも簡単に立てることができます。

 

 

手ぶれ補正の無いレンズ、カメラを使っている時

手ぶれ補正の無いブレやすいカメラやレンズを使っている時に、コンパクトな一脚を持ち歩いていれば、とても役立ちます。いざという時に、ブレの少ない綺麗な写真を撮ることができます。

 

 

スポーツ撮影や動物撮影などで望遠レンズを使う時

スポーツ撮影や動物撮影などでは望遠レンズを使用することが多くなります。そんなときに一脚があると非常に便利です。望遠手持ちの撮影はなかなか体力を奪われます。一脚があれば、カメラを支えてくれて、小回りも効くので、いざという時のシャッターチャンスも逃しにくいです。またブレの防止にもなります。

 

 

 

失敗しないために一脚の種類と素材を知ろう

失敗しない一脚選びをするには一脚の種類や特徴をしっかり捉えなければなりません。まずは一脚の種類について、雲台のタイプをまとめていきます。

 

一脚の雲台タイプ

一脚の雲台

一脚には雲台のついているものとついていない(角度調整のできない)雲台がありますが、基本的には雲台ありを購入することをおすすめします。雲台には大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴についてまとめてみます。

 

2WAY雲台

上下左右の2方向それぞれ個別に角度が調整できる雲台のこと。

 

3WAY雲台

上下左右に加え傾きの、3方向それぞれに個別に角度が調整できる雲台のこと。

 

自由雲台

その名の通り、自由にカメラの角度を調整できる雲台のこと。

 

 

一脚・三脚の素材

一脚の素材の種類について説明します。(三脚にも当てはまるので同様に説明)一脚・三脚の素材は大きく2つ、アルミとカーボンがあります。それぞれアルミとカーボンの素材についての特徴を次にまとめてみました。それぞれにいいところ(メリット)、悪いところ(デメリット)があるため、そこをしっかり理解した上で、ご自身の使用用途にあったものを選ぶといいと思います。

 

アルミの一脚・三脚の特徴

  • アルミはカーボンに比べて価格が安い
  • アルミはカーボンに比べると重量が重い
  • アルミはカーボンに比べると振動減衰性が劣る

 

カーボンの一脚・三脚の特徴

  • カーボンはアルミに比べて価格が高い
  • カーボンはアルミに比べると重量が軽い
  • カーボンはアルミに比べると振動減衰性が優れている

 

 

 

オススメの一脚を紹介

一脚の種類や特徴、素材について知った上で、おすすめの一脚をいくつか紹介していきたいと思います。

SLIK スタンドポッド

アルミ2WAY

SLIKから2WAY雲台の一脚です。全長は177.5cmと非常に高く、ミニ三脚も付属しているので、一脚兼簡易三脚として使用できます。

全高 1775mm
縮長 720mm
重量 720g
段数 4段
パイプ径 26.8mm
耐荷重量 1kg

 

 

 

SLIK スタンドポッドGX-N

アルミ3WAY

先ほど紹介したスタンドポットから進化した一脚。3WAY雲台になり、全長も長くなったのにも関わらず、縮長は小さくなりました。

全高 1873mm
縮長 710mm
重量 1035g
段数 4段
パイプ径 24mm
耐荷重量 1kg

 

 

 

Velbon Pole Pod EX

アルミ3WAY

Velbonからバランスも良く、コスパのよい一脚です。3WAY雲台で簡易三脚は2段でそれなりの安定感が見込めます。

全高 1870mm
縮長 710mm
重量 8000g
段数 4段
パイプ径 23mm
耐荷重量 1kg

 

 

 

Velbon ウルトラスティック セルフィー

アルミ自由雲台

続いてVelbonからセルフィー専用の自撮り棒。かなり小さくなるので旅行先で持ち歩くのにもオススメです。別売りのミニ三脚にドッキングも可能になります。

全高 725mm
縮長 185mm
重量 185g
段数 6段
パイプ径 24mm
耐荷重量 0.4kg

 

 

 

Fotopro DIGI-MPS

アルミ自由雲台

Fotoproからサポート三脚付きの一脚です。全高こそはあんまりにしても、耐荷重は1.5kgとなかなかです。

全高 1415mm
縮長 480mm
重量 235g
段数 4段
パイプ径 20mm
耐荷重量 1.5kg

 

 

 

Fotopro DIGI-MP1BH

アルミ自由雲台

Fotoproからかなり破格の一脚が出ました。とにかくお金をかけたくないという方にオススメです。

全高 1395mm
縮長 470mm
重量 220g
段数 4段
パイプ径 -
耐荷重量 1.5kg

 

 

 

SLIK スタンドカーボン 604 S

カーボン2WAY

SLIKからカーボン製の一脚兼簡易三脚。少々値は張りますが、買って損はない商品です。

全高 1599mm
縮長 644mm
重量 520g
段数 4段
パイプ径 -
耐荷重量 1kg

 

 

 

SIRUI 6段 カーボン P-326

カーボン

SIRUIのカーボン製の一脚。こちらは6段の一脚で、持ち運ぶときはコンパクトに、広げた時にはかなり高くなるので、使い勝手のいい一脚になります。また、カーボン素材を使っていることもあり、使いやすさも優れています。

全高 1540mm
縮長 380mm
重量 399g
段数 6段
パイプ径 -
耐荷重量 10kg

 

 

 

SIRUI 6段 カーボン P-426S

カーボン

またまたSIRUIからカーボン製の一脚。先ほど紹介したP-326からワンランク上の一脚になります。望遠での撮影、ビデオ撮影など、あらゆるシチュエーションで活躍します。長く使えるいいものをお探しの方にはオススメです。

全高 1,600mm
縮長 575mm
重量 1,400g
段数 6段
パイプ径 -
耐荷重量 10kg

 

 

 

Manfrotto XPRO カーボンファイバー 5段 MVMXPROC5

カーボン

三脚、一脚では定番のブランド、マンフロットからカーボン素材の一脚です。パン以外をロックするFLUIDTECH機構搭載でフォト・ムービー撮影の両方で活躍します。効果ではありますが、最高のパフォーマンスをしてくれます。

全高 1880mm
縮長 605mm
重量 1300g
段数 5段
パイプ径 -
耐荷重量 5kg

 

 

 

Manfrotto XPRO アルミ MVMXPRO500

アルミ2WAY

もう一つマンフロットからビデオカメラに特化した一脚をご紹介します。プロフルード雲台装備しているアルミ製の一脚。ビデオ撮影を多くされる方にはおすすめです。

全高 2030mm
縮長 780mm
重量 2,560g
段数 4段
パイプ径 -
耐荷重量 5kg

 

 

 

GITZO カーボン GM4552L

カーボン

三脚、一脚ではハイクオリティで知られる有名ブランド、GITZOのカーボン素材の一脚です。Carbon eXactチューブと、大型石突装備していて滑らかな動きを実現します。とにかく、クオリティの高いものが欲しいという人におすすめの一脚です。

全高 1900mm
縮長 560mm
重量 730g
段数 5段
パイプ径 -
耐荷重量 30kg

 

 

 

ちなみに筆者はこんな使い方してます

360度カメラをつける

ちなみにですが筆者は360度カメラで撮影する時に、一脚兼簡易三脚をよく使用しています。理由としては360度カメラなので、三脚を使用すると、横の広がりが大きい分、写真の中に結構写り込んでしまい、邪魔になってしまいます。一脚は横に広がりませんし、360度カメラは小さくて重量もそんなにないので、一脚兼簡易三脚で十分支えられます。この場合は一脚という選択肢が一番良いと感じています。

 

 

また他の使い方としてポートレートの撮影時に一脚を使ったりします。使い方などは過去記事に詳しくまとめていますので良ければご覧ください。

 

 

最後に

以上、カメラの一脚についてまとめました。一脚は三脚に比べるとどう使っていいかがわかりにくく、手を出しづらいものという印象もありますが、しっかりと理解して使いこなすことができれば非常に便利なアイテムとなります。1本くらいは持っておいて損はないと思います。興味ある方はぜひ使ってみてください。また、三脚についての記事も過去に書いていますのでよければご覧ください。

 

 

スポンサードリンク
スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事