2024年4月19日に発売されたVANGUARDのカメラショルダーバッグ「VEO CITY S36 GY」。
カメラと交換レンズに加え、アクセサリー、ケーブル類をバッグの中で綺麗に整頓できるフォトグラファーの快適な撮影をサポートしてくれるバッグです。
耐久・防水性に優れているのでアウトドアシーンでの持ち運びも安心で、さらに全てのタイプに付属しているクロスボディーバッグは取り外すと単体での使用も可能です。
今回は「VEO CITY S36 GY」を実際に使用してみたのでレビューをお届けします。
VANGUARDが「VEO CITY B/Sシリーズ」を新発売!
2024年4月19日よりVANGUARD (バンガード) ブランドは、VEO CITYコレクションに、取り外し可能なクロスボディーバッグ付きのVEO CITY B (バックパック) とVEO CITY S (ショルダーバッグ) を新たに追加しました。
VEO CITY Bシリーズは、3つのサイズ展開をし、スタイルと機能性を兼ね備えたカメラバッグコレクション。趣味からプロまで、たくさんの機材を持ち運ぶカメラマンに最適です。
カメラショルダーバッグレビュー「VEO CITY S36 GY」を使ってみた!
「VEO CITY S」シリーズは2つのサイズと、グレーとネイビーの2色から選べます。その中から今回は「VEO CITY S36 GY」をレビューさせていただきます。
まずは外観をチェック
外観は洗練されたオシャレなデザインで、お出かけにも仕事用にも持ち運びやすいです。
外側の生地の下には高密度のクロスリンクポリエチレンが採用されており、軽量でありながら高い衝撃吸収能力を発揮してくれます。
ショルダーベルトもありますが、背面に手持ちハンドルもついています。
背面にはメッシュ素材が採用されており、暑い季節や長時間の移動も快適です。
背面ポケットには手帳やメモ、長財布などの収納ができます。チャックがないので、歩きながらでもすぐに欲しいものに手が届きます。
バッグの左右には、同じサイズのポケットがあります。そのまま小物ポケットととしても使える上…
こちらのチャックを全開にすると…
ポケットのサイズが拡張され、水筒やミニ三脚なども収納できます。
バックパックは水筒を入れるポケットがついているタイプも多いですが、ショルダーバッグでは中々ないので、使用用途に合わせてサイドポケットの大きさを調節できるのが魅力的です。
2つついているので、もう片方にタオルをくるくる巻いて入れたり、コンパクト扇風機を入れて持ち運ぶのにも便利です。
付属の三脚ベルトを取り付ければ、三脚の持ち運びも可能になります。撮影時に三脚の組み立てもスムーズに行えます。
充実のメイン収納スペース
メイン収納はこんな感じです。中に付属品のレインカバーと三脚を装着するためのベルトが入っています。
レンズを装着したカメラ、交換レンズ2本、ブロアーを収納しています。折りたたみ式の小型ドローンや、ビデオカメラなども収納できます。
仕切りは着脱可能となっており、カメラやレンズのサイズに合わせて仕切りの位置を調節することができます。仕切りの素材もしっかりとしており、外からの衝撃で機材同士が傷つけあったり、衝突する心配がありません。
全て取り外すと広く使えるので、大きめの望遠レンズを持ち運ぶときはもちろん、撮影以外でも日常用のバッグとしても使えます。
「VEO CITY S36 GY」は最大13インチまでのパソコン・タブレットを収納できるポケットがあります。
小さいサイズの「VEO CITY S30 GY」は10.9インチまでとなっています。
外出先で編集作業をしたり、撮影時にタブレットに画像表示をしたいときなどに嬉しいポケットです。
SDカードホルダーには、マジックテープ開閉の2つの小さなポケットと、細長い収納スペースがあります。マジックテープは硬めで簡単に外れることがないので、SDカードをそのまま入れても安心。
撮影時にすぐにSDカードを交換したいときに活躍してくれます。そのほか、レンズキャップなど大事なものを保管するのにもぴったりです。
セキュリティ対策万全のカード入れ&RFID プロテクション
ショルダーバッグ上部のかぶせを開けると、カード入れとRFID プロテクションがあります。
RFIDプロテクションはスキミングからクレジットカードなどを保護してくれる役割があります。カメラ機材だけではなく、貴重品もしっかりと守ってくれます。
カードケースは中がはっきりと見えない素材になっています。
「VEO CITY S36 GY」はバッグの持ち主のプライバシーを尊重し、どこでも不安な気持ちを抱えず撮影に集中できる環境を提供してくれます。
スマホの充電に便利なUSBポート搭載
長時間の撮影になるとスマホやタブレットの充電がなくなりモバイルバッテリーを使用することがありますが、充電中のスマホをチェックするたびにバッグを開くのが面倒だったりするんですよね。
そんな悩みを解決してくれるのがUSBポート。バッグの中にモバイルバッテリーを入れ、ケーブルをUSBポートに通すことで、モバイルバッテリーはバッグに入れたまま、スマホだけを持てるので見栄えもスッキリします。背面ポケットにスマホを入れれば、移動中にささっとスマホを取り出せます。
単体で持ち運べるクロスボディバッグが優秀
「VEO CITY S36 GY」のフロントにあるガジェットポーチは、クロスボディバッグとしても使用できます。
上のチャックと、下の留め具を外すと…
おしゃれでスリムなクロスボディバッグに!
バックパックやキャリーケースにも入るサイズ感なので、ガジェットポーチとして出張や旅行に持ち運んでも使いやすいです。
横から見るととても細身です。
中はケーブルやペン、カメラアクセサリーなどを固定できるベルトがあります。
黒い仕切りの位置を調節でき、収納するもののサイズに合わせてカスタマイズ可能。
左右それぞれでベルトのタイプがことなります。ケーブル、レンズペンなど撮影に必要なアイテムに加え、筆者は口紅やペンなど外出時の必需品も収納しています。
いつもバッグの中で散らかりやすい小物類も、一目でどこにあるか把握できます。
クロスボディバッグはカメラを持たない日も身軽にお出かけを楽しめます!
アウトドア撮影を快適にする3つの魅力
「VEO CITY S36 GY」は屋外での撮影が多いカメラマンにとてもおすすめのショルダーバッグ。収納力はもちろん、あらゆる環境で長時間撮影を楽しむための魅力が満載です。
1 防水性&耐久性に優れている
•耐久撥水コーティング
•1050Dナイロンエアテクスチャードヤーン生地
•2層の耐水性ポリウレタンコーティング
が採用されおり、さらに5000回の使用テストに合格した防水ジッパーで中のカメラ機材をしっかり保護してくれます。
外装についた水滴や汚れのお手入れも簡単。突然の雨や水飛沫から大切な機材を守ってくれます。
2 軽量で実用的な設計
カメラ機材、撮影アクセサリー、小物など、必要なものを全て持ち運べる設計でありながら軽量なところが「VEO CITY S36 GY」の魅力です。
内寸の高さは240mmあるので、少し大きめのレンズも縦向きに入れることができ、ショルダーパットがあるので体への負担が少ないところも嬉しいポイントです。
ショルダーバッグは歩く時は背面に、物を取り出したい時は一度おろすことなく体の前面にずらし中身にアクセスできるので実用的で撮りたい瞬間にすぐカメラをセットできる最高の相棒です。
3 レインカバー付属
「VEO CITY S36 GY」は外装に撥水効果がありますが、付属のレインカバーを装着することで防水効果を高めます。
ショルダーベルト部分は穴あきのデザインになっているので、レインカバーをつけた状態でも肩にバッグをかけれます。
まとめ
今回ご紹介した「VEO CITY S36 GY」は男女問わず使いやすいカジュアルなデザインも機能性も大満足なカメラショルダーバッグ。
これまでにVANGUARDのカメラバッグをいくつか使用したことがありますが、クロスボディバッグが単体で使用できるバッグは初めてだったので、ケーブルや小物類の持ち運びが多い筆者にとって凄く使い心地のいいバッグだと思いました。