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「プロカメラマンとアマチュアカメラマンってどう違うの??」

 

最近周りの人からよく聞かれます。それに対する僕の答えは「一言では言えない」です。

 

カメラマンによってもプロとアマチュアの違いの見解は別れますし、表面的な言葉で意味で理解しようとしても、本質は掴めないまま終わります。ということで今回は「プロカメラマンとアマチュアカメラマンの違い」を僕なりの見解でじっくりまとめていきたいと思います。

筆者プロフ 写真家小野友暉
小野友暉カメラをはじめて9ヶ月で仕事依頼を受け香港で芸能人撮影。海外でプロデビュー。 その後ポートレート講座の講師や、様々な撮影依頼を受ける。 今までに写真展やフォトコンテスト多数受賞の実績をもつ。 今までの実績が認められ、年鑑書籍「プロカメラマン File 2018」に掲載。2017年10月Google認定フォトグラファーに就任。Instagram

 

名乗ってしまえばもうプロ

「僕はプロのカメラマンです。」

 

こう名乗れば実はもうプロなんです。カメラマンは特に資格も入りません。名乗ってしまえば、もうプロであって、仕事もとってこようと思えばとれると思います。

 

そりゃなんの実力もないままプロを名乗ると痛い目にあいますが…。名乗るのは自由ですが、実績や経験をどう積むかが、カメラマンとして重要なポイントとなります。

 

仕事依頼してくる方も初見のカメラマンに依頼する場合、写真を見ることはもちろん、ある程度実績・経歴も見られます。
なので、カメラマンとして仕事していく上で普段から自分の実績や作品(ポートフォリオ)を外に出すことが大事になってきます。自己アピールが大事ということですね!

 

 

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プロカメラマン=綺麗な写真を撮る人ではない

写真を仕事にしていますというと、「写真上手なんだ!今度写真撮ってよ」とよく言われます。写真を仕事としているので、それなりにはもちろん撮れますが、ただ綺麗な写真を撮る人がプロカメラマンという認識はちょっと違う気がします。例えば、よく風景写真はアマチュアの方が上手と言われたりします。

 

その言葉が正しいとは言いませんが、たしかにそういう場合もあると思います。

 

プロは制限された時間内で一定以上のクオリティを求められることが多いです。風景写真は特に、その日の天気などのコンディションにも左右されやすくなります。仕事としてカメラをしていないアマチュアの方が時間に制限されることなく撮ることができるので、絶好のタイミングで撮れる場合があります。

 

そうなるとプロよりも断然綺麗な写真が撮れる場合があるということになります。

 

 

プロとは高いパフォーマンスができるかどうか

例えば、軽トラックを買いにカーショップにきたおじいちゃんに対して、ベンツを提供したって、ベンツがいくらかっこいい車だとしても、おじいちゃんは絶対に満足なんてしません。

 

単にかっこいい車を提供すれば(綺麗な写真を撮れば)いいという訳ではないのです。要はクライアントの求めているものを、もしくはそれ以上のものを提供できるかどうかがプロとアマチュアの違いだと僕は考えます。

 

特に写真は好きな写真とか、綺麗な写真なんかは好みによってはっきり別れます。
自分好みに撮れていたって、その写真をクライアントが気に入るかどうかは別の話です。

 

まずはクライアントの求めるものを撮れるようにならなければ仕事になりません。写真の実力があるのであれば、今度はクライアントの求めているもの以上のものを提供できるようになれば、カメラマンとしてのブランド化にも繋がるでしょう。

 

 

意図を捉えられないと仕事にならない

ここで悪い例を一つあげて見ます。

 製品プロモーションが目的の製品の撮影をモデルさんさんと一緒にすることになりました。その撮影はあくまで製品がメインになるので、本来ピントは製品に合わせるべきですが、撮影担当のカメラマンは普段からポートレートを撮ることが多く、写真を見るとピントは製品ではなく、すべてモデルさんにあってしまっていて製品プロモーションとして使える写真は一枚もありませんでした….。

 

という話です。

 

これはクライアントの意図をうまく汲み取れていなかったことが原因で、全く的の得ていない写真を撮ってしまいました。とてもじゃないですがこんな人はプロとしては仕事していけません。

 

途中で写真を確認できれば指摘もできますが、時間的に余裕のない撮影だと数分遅れが生じるだけでも致命的です。現場によってはカメラマンを信用しきって、確認も一切せずに撮影後にデータだけ受け渡しという現場もあるので、あとで写真を見るとぜんぜん使える写真がなかった..。そうなると、その日一日の撮影を台無しにすることになります。

 

どんなに写真の技術があろうが、クラアントの意向をうまく汲み取れることができなければ、仕事になりません。 打ち合わせ時にどんな写真を、何用の写真を、その写真の目的などをしっかりとヒヤリングした上で撮影に挑むことができれば、そういった事故を起こすことも少なくなるでしょう。

 

 

まとめると、プロカメラマンとは...

いろいろ書きましたが、プロカメラマンとはカメラを扱えるの技術や知識、経験が幅広くあって、クライアントの求めているもの、求めている以上のものを提供・提案できるカメラマン。だと筆者は感じています。

 

カメラの技術や知識はもちろんのこと、クライアントの意図を汲み取ってそれ以上のものを提供、提案できる人間力も求められます。そこまでできて初めてプロとしてやっていくことができます。あくまで一個人の見解なので、これが正しいという訳ではありません。

 

 

 

最後に

以上、プロカメラマンとアマチュアカメラマンについての僕なりの見解をまとめて見ました。プロカメラマンとは非常に曖昧な立ち位置ですが、プロとして長く活躍している人はプロとしての意識が非常に高いです。そう言った人の考えを取り入れるといつか仕事としてカメラを握ることができるかもしれませんね。

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