大阪南船場に「solaris(ソラリス)」という写真ギャラリーがあります。
solarisは「敷居は低く、間口は広く、奥行きは深く」をコンセプトに、ギャラリーで写真展を開催するだけでなく、女性のための写真教室や暗室教室・額装販売など、さまざまなサービスを展開しています。
今回は写真愛好家が集うsolarisにお伺いし、代表である橋本さんにインタビューしてきました。
solarisのはじまり
ーsolarisを立ち上げたきっかけは?
僕は元々大阪芸大の学生で卒業後、ナダールにてギャラリーマネージャとして勤務し、その後2015年1月に「solaris」という名前で写真ギャラリーをはじめました。
ーsolarisという名前に込めた思いを教えてください。
ーなぜ写真ギャラリーをしようと思ったんですか?
僕自身、写真を撮るのが好きで写真の世界に足を踏み入れましたが、いろいろな写真展を見に行くなかで、表現はもちろん、プリントのクオリティや、飾り方、空間、人との交流も含めた「撮ったあと」の写真の面白さに気づいたんですよね。
ー運営は1人でされてるんですか?
「もの」として写真を味わう楽しさ
ー橋本さんは普段どういったことをされているんですか?
その際、自分の作品を客観的に見るのは難しいものなので、作家が客観的な視点を持てるようなアドバイスを心掛けています。
また、サポートとして写真展のプレスリリースやDMを作って発送したりもしてます。
僕自身写真を撮るのが好きで、知識がない写真学生がはじまりだったので、初心者の方が安心できるサポートができるんじゃないかなって思います。
ー 1人で運営していて苦労したことはありますか?
1人で運営をしているとずっとギャラリーに駐在しているので、他のギャラリーで気になる写真展があったときに「見に行きたいな~」と思うことがあります。
ー逆に、立ち上げてよかったと思う瞬間はいつですか?
だけど、それは実際に体験してみないと分からないものですし、より多くの写真好きの人にその良さを知ってもらいたいなと思います。
あとはやっぱり人との関わりですね。たくさんの方に支えられているなあと思います。
展示の作品選びは技術ではなく気持ちが大事
ーsolarisで展示する方はどんな人が多いですか?
企画展の場合は、僕自身が「この人のプリントを色々な人に見てほしい」と思うかが判断基準です。レンタルの場合は、個展・グループ展いろいろですね。福島県とか石川県とか、遠方から申し込んでくれる方もいらっしゃいます。
見に来られる方も写真を撮ってらっしゃるかたが多いので、そういう方と写真の話をしたりしていくうちに、見る側から展示する側になる方もいらっしゃいます。
ーこれまで数多くの展示を開催されていると思いますが、展示についてのアドバイスはありますか?
多くの人に暗室の良さを知ってほしい
ー現在、ギャラリーの他にどんなサービスを展開していますか?
僕は暗室が好きなんで、もっと暗室に興味を持ってくれる人が増えたらいいなと思います。
ー暗室の教室もあるんですね!橋本さんが思う暗室の魅力ってなんですか?
実家にある自分の子供時代の写真とかって、ネガフィルムで撮影して印画紙にプリントされたものだったりするじゃないですか。
多分最初に出会った写真がインクジェットだったらまた違ったのかなとも思うんですけど。
ー暗室の教室ではどんな活動をしているんですか?
ーなるほど!写真教室の中でも、暗室とか女性向けとかいろいろな教室を運営されているんですね。
幅広い世代の人に写真の魅力を届けたい
ー今後、どんな人に来てほしいですか?
ー最後に関西写真部SHARE読者にメッセージをお願いします!
そしてぜひギャラリーにも気軽に足を運んでください。お待ちしております!
ー本日はありがとうございました!
solaris写真教室・写真展参加者受付中!
solaris(ソラリス)では、写真展の参加者募集、写真教室の受付を行っています。
自分の作品をたくさんの人に見てもらいたい方や、カメラをもっと使いこなしたいという方はぜひ参加してみてください。
【写真展参加募集・ギャラリーレンタル】
参加者受付中の写真展 | https://solaris-g.com/category/join_exhibition/ |
ギャラリーレンタル申し込みフォーム | https://solaris-g.com/rental/ |
【写真教室受付】
コース | 初心者コース/基本コース/モノクロ暗室/カラー暗室 |
概要URL | https://solaris-g.com/school/ |
ギャラリー名 | 写真ギャラリー solaris(ソラリス) |
OPEN | 11:00〜19:00(月曜休廊) |
アクセス | 〒542-0081 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F |