FUJIFILM(富士フィルム) X-T2 購入レビュー!

 

 

FUJIFILM(富士フィルム)のハイエンドモデルにあたるカメラ、X-T2を購入しました。そのレビュー記事です。有効2,430万画素、4K動画撮影可能、14コマ/秒の高速連写など、かなりのハイスペックでありながらも、軽量かつデザインもイケてます。今までは綺麗な写真を撮るために、我慢して重たくてゴツいカメラを持ち歩いていましたが、その必要も無くなりました。

 

 

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洗練されたX-T2のデザイン

FUJIFILM X-T2

僕はX-T2のグラファイトシルバーモデルを購入したのですが、まずは見てくださいこのカメラデザイン。高級感が溢れています。このグラファイトシルバーモデルはボディの質感に徹底的にこだわっていて、多層塗装が施されています。

 

 

FUJIFILM X-T2

僕は初めてこのカメラを見たとき感動しました。まるで一昔前のフィルムカメラのようなデザイン!スペックももちろん大事ですが、かっこよくてオシャレなカメラを持ち歩くだけでも毎回の撮影が楽しくなりますね。

 

 

驚くほど軽いX-T2

このカメラ、見た目は重厚感もあり、ずっしり重みもありそうですが、めちゃくちゃ軽いです。持ったらわかる、とにかく軽量なカメラです。ボディの質量はメモリーカード、バッテリー含め約507gと、大体500mlのペットボトルを持ち歩くのと同じ感覚でカメラを持ち歩けます。僕は野外ロケ撮影が多いので、この点はかなり重宝しています。

 

 

X-T2の豊富なフィルムシミュレーション

FUJIFILM X-T2

さすがFUJIFILMと言いたくなるかなり優れものの機能がX-T2に搭載されているフィルムシミュレーションです。「PROVIA」や「Velvia」、「ACROS」などモノクロも含め様々なフィルムシミュレーションを全15種備えています。長年フィルム製造を行ってきただけあって、そこらのフィルムシミュレーションとはまるで違います。まず色味がかなり綺麗で、撮って出しでも十分に使えます。見た方がよくわかると思うので、フィルムシミュレーションの一部を紹介していきます。

 

 

PROVIA/スタンダード

X-T2フィルムシミュレーション PROVIA/スタンダード

X-T2フィルムシミュレーション PROVIA/スタンダード

 

VELVIA/ビビッド

X-T2フィルムシミュレーション VELVIA/ビビッド

X-T2フィルムシミュレーション VELVIA/ビビッド

 

ASTIA/ソフト

X-T2フィルムシミュレーション ASTIA/ソフト

X-T2フィルムシミュレーション ASTIA/ソフト

 

クラシッククローム

X-T2フィルムシミュレーション クラシッククローム

X-T2フィルムシミュレーション クラシッククローム

 

PRO Neg.Hi

X-T2フィルムシミュレーション PRO Neg.Hi

X-T2フィルムシミュレーション PRO Neg.Hi

 

PRO Neg.Std

X-T2フィルムシミュレーション PRO Neg.Std

X-T2フィルムシミュレーション PRO Neg.Std

 

モノクロ (+Ye/R/Gフィルター)

X-T2フィルムシミュレーション モノクロ

X-T2フィルムシミュレーション モノクロ (+Ye/R/Gフィルター)

 

アクロス (+Ye/R/Gフィルター)

X-T2フィルムシミュレーション アクロス

X-T2フィルムシミュレーション アクロス (+Ye/R/Gフィルター)

 

同じ写真で比較してみました。どうでしょうか?たいていのカメラシミュレーションは大げさな効果が出てしまい、使い物にならない場合が多いのですが、X-T2のフィルムシミュレーションは違いますね!どれもいい質感で味わいがあります。何よりこの色味はFUJIFILMにしか出せない色味ですね。

 

 

4K動画も撮れちゃうX-T2

FUJIFILM X-T2

このFUJIFILMのX-T2は動画を撮るときにも大活躍してくれます。まず4K動画(4K/30P、25P、24P)が撮れます。HDであれば60pまでの動画も撮れます!一眼ムービーを撮る人でもこれくらいのスペックであれば申し分ないですね。さらにすごいことに先ほど紹介したフィルムシミュレーションが動画にも適応できてしまうのです!

X-T2で撮った短い動画を2本紹介します。上の方は色味をいじってますが、下の縦型動画はフィルムシミュレーションのPROVIA/スタンダードで撮った映像です。

 

X-T2で撮った動画 「夏祭り」

 

 

PROVIA/スタンダード縦型動画 「撮影風景」

色味がやはりいいですよね。フィルムシミュレーションをうまく使えば、映画で見るような色味・質感にもできます。アップしている動画はHDの30pの動画ですが、4Kでアップした動画も近日中に公開したいと思います。

 

 

放浪イブニング

 

こんなショートフィルムも作れてしまいます。綺麗な色が作れました。

 

 

X-T2の操作性

FUJIFILM X-T2

では次にX-T2の優れた操作性をまとめていきたいと思います。

 

 

3方向チルト式液晶が便利

Fujifilm X-T2
X-T2の背面液晶モニターは縦方向にも横方向にも動きます。これにより、様々な条件で、様々なアングルからの撮影が可能になります。これは意外と重宝します。

 

 

フォーカスレバーが使いやすい

X-T2のフォーカスレバー

X-T2のフォーカスレバー(赤丸で囲ってる部分)

 

旧モデルのX-T1からX-T2で改新したのがジョイスティック型の「フォーカスレバー」です。これにより、より早く、より直感的に自由な操作が可能になりました。僕も最初は「なんだこれっ」と思いましたが、慣れればこちらの方が圧倒的に使いやすく感じます。

 

 

X-T2の気になるところ

今までX-T2のいいところをあげて来ました。次にこのカメラを使っていて気になった部分をいくつかあげていきたいと思います。

 

ホワイトバランスがたまに悪い

ホワイトバランスオートで撮影するときに、たまに違和感を持つことがあります。普段野外で撮ってるぶんにはかなり優秀に働いてくれるのですが、蛍光灯下、逆光時などに、ホワイトバランスが大きく緑や青に偏るときがあります。その時は手動でホワイトバランスを調整するのですが、なんせ手間なのでそこは今後改善してほしい部分です。

 

X-T2のホワイトバランス

WBオートで撮影 だいぶ青みがかってしまっている。

 

 

バッテリーの持ちが悪い

軽量重視にしているせいか、バッテリーの持ちが悪く感じました。液晶で大きくバッテリー消費するんでしょうが、動画も写真も撮った日なんかは一日持たなかったりします。長時間撮影される方であれば、替えのバッテリーは必須になると思います。ちなみに純正品でない互換性バッテリーであれば、かなり安い値段で手に入ります。

 

 

 

FUJIFILM X-T2で撮った写真

それでは最後にX-T2で撮影した写真を何枚か紹介したいと思います。フィルムシミュレーションを使って撮影しているので、それも合わせて紹介していきます。普段ポートレートを多く撮るのでポートレート多めです…。

 

X-T2で撮った写真紹介!

X-T2フィルムシミュレーション PROVIA/スタンダード

 

X-T2で撮った写真紹介!

X-T2フィルムシミュレーション クラシッククローム

 

X-T2で撮った写真紹介!

X-T2フィルムシミュレーション ASTIA/ソフト

 

X-T2で撮った写真紹介!

X-T2フィルムシミュレーション VELVIA/ビビッド

 

ちなみにレンズはFUJIFILM XF35mmF1.4 Rを使用しています。35mm換算で約50mmぐらいなのでポートレート向きのレンズです。

 

 

 

最後に

以上、FUJIFILMのX-T2のレビューでした。ここ最近の買い物で一番いい買い物をしたと実感できるカメラでした。ちなみに僕はNikon D5というフラグシップ機でかなり高価でハイスペックなカメラも所有していますが、正直今もう防湿庫に眠っている状態です(笑)逆にこのX-T2は今毎日持ち歩いています。やはりカメラは高ければいいというもんではないですね。X-T2も決して安くはない値段ですが、購入してよかったと思えるカメラです。ぜひ興味を持った方は購入を検討してみてください。

 

Fujifilm X-T2製品ページ

 

 

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