「手軽に使えるコスパ最強のアクションカメラが欲しい!」と考えている方におすすめしたい「AKASO Brave 8」のご紹介です。Brave 8はアクションカメラを展開するAKASOから2022年6月に発売予定の新機種で、結論から言うと3万円台という安価ながらもGopro並みのスペックと機能性も兼ね揃えたコスパ最強のアクションカメラでした。
今回メーカー様より商品ご提供いただきましたのでレビューをお届けします!
この記事を書いた人
プロカメラマン小野友暉
大阪で活動するフォトグラファー / 映像クリエイター。年間書籍「プロカメラマンFile」2018-2020に選出&掲載。日本最大の写真の祭典「関西御苗場2018」でレビュアー賞獲得。仕事では広告写真や動画制作、写真教室講師等務める。毎月20〜30万円のガジェットや機材を購入するガジェットマニア。
AKASO Brave 8とは?
AKASOのBraveシリーズ最新機種の「AKASO Brave 8」は4800万画素で4K60fpsの収録に対応したアクションカメラです。スーパー16倍速スローモーション機能や、AI顔検出機能、音声コントロールに対応など、低価格ながらもGoproに匹敵する機能性を持ち合わせたコスパ抜群のアクションカメラとなっています。詳しくは公式製品ページをご覧ください。
AKASO Brave 8のスペック
「AKASO Brave 8」のスペックをまとめました。写真撮影時の有効画素数が約4800万画素とかなり高画素になっています。従来モデルの「AKASO Brave 7」は約2000万画素だったので、倍以上の画素数になっていることがわかります。
重量は114.8gとかなり軽量です。Gopro Hero 10で重さ153gなので、約40gほど軽くなります。
センサー | 1/2インチCMOS |
有効ピクセル | 48M |
レンズ | 同等 16mm f / 2.5 |
ビデオフォーマット | H.264 / H.265 |
バッテリー | 1550 mAh * 2 |
スローモーション | 16x、8x、4x、2x |
写真フォーマット | JPEG / JPEG + RAW |
ISO | 写真:100-1600 ビデオ:100-6400 |
防水 | 33フィート(10m) |
寸法 | 63 * 36.5 * 45mm |
重さ | 114.8g(バッテリー込み) |
AKASO Brave 8の特徴
AKASO Brave 8の機能・特徴を簡単にまとめました。3万円台のアクションカメラとしては機能性十分です。
- 4K60fpsの収録可能
- 有効画素数が約4800万画素
- 水深10m防水(別売り防水ケースを使えば水深60mまで対応)
- AI顔検出機能
- 16倍スローモーション撮影
- 音声コントロールに対応
開封〜外観チェック
届いた「AKASO Brave 8」を開封していきます。
パッケージは縦長でスリムなデザインです。
早速中身を全て出してみました。驚いたのは付属品の多さです。これだけの付属品が最初からついてきます。
特にバッテリーが2つついて来るのは嬉しいです。新しいカメラを購入したときは替えバッテリーを購入するのが当たり前でしたが、AKASO Brave 8の場合は追加でバッテリーを購入する必要はありません。
またワイヤレスリモコンなど、本来別売りでありそうなものまで最初からついてきます。こういったところもコスパが良いと感じられる部分ですね。
それではカメラ本体を見ていきます。こちらが小型軽量なアクションカメラAKASO Brave 8の本体です。
前面にはレンズとフロントモニター、赤文字でロゴが刻印されてます。
背面はタッチパネル式のモニターのみとなっています。
カメラの設定などはこちらのタッチパネルで行うことができます。
AKASO Brave 8本体上部です。電源ボタンと録画ボタンが配置されています。
AKASO Brave 8本体右側面にはMボタンが配置されています。このボタンを押して撮影モードを切り替えます。長押しするとリアモニターに写っている映像をフロントモニターに写すことができます。自撮りするときなんかに便利です。
AKASO Brave 8本体左側面にはMicroSDカードを挿入するスロットが1つと、USB-Cポートがあります。
ここにケーブルを直接さして給電することもできます。別にバッテリーチャージャーもあるので、バッテリーを取り出してバッテリーチャージャーでも充電可能です。バッテリーチャージャーは同時に2つ給電可能です。
最後にAKASO Brave 8本体底面です。ここにバッテリーを挿入できるようになっています。
ロックを解除し蓋を開けてバッテリーを入れます。
バッテリーを入れてまた蓋を閉じます。これでカメラの電源が入る状態になります。
SDカードを挿せば撮影もすぐに行えます。
AKASO Brave 8で撮影した映像
実際にAKASO Brave 8を使って様々なシチュエーションで撮影してきました。それぞれご紹介していきます。
まずはAKASO Brave 8を胸元に固定し自転車に乗って撮影した映像です。
4K 60fpsで撮影してみました。臨場感のある映像が撮れました。スーパースムーズ手ぶれ補正もかけているので大きいブレは感じません。小型のアクションカメラで撮影したとは思えない綺麗さです。
続いて雨の日の夜にドライブ中の映像を撮影してみました。かなり条件の悪い環境での撮影でしたが思ったよりは綺麗に撮れていました。ノイズもややでていますが許容範囲ではないでしょうか。
こちらも4K 60fpsで撮影してみました。タイムコードをオンにして撮影したため、右下に時間の表記も入っています。
続いてスローモーションでアクションカメラっぽい使い方をしてみました。サッカーをしている様子を撮影してみました。1080pの8倍スローモーションで撮影しています。
最後に子供と遊んでいる様子を主観のようにして撮影してみました。
こちらは1080p 60fpsで撮影しています。なかなか面白い絵が撮れますね。音声も思った以上に綺麗に録れています。
アクションカメラを使うことで通常のカメラでは難しいアングルで臨場感のある映像が楽しめます。
実際に使ってみた感想
実際にAKASO Brave 8を使ってみて感じた感想をまとめてみました。
描写力の高い綺麗な映像が撮れる
AKASO Brave 8で実際に撮影した映像を確認しましたが価格からは想像できないほど描写力の高い綺麗な映像を撮影することができました。撮って出しの映像はGoproやDJI Osomo Actionで撮影した映像と比較しても全く見劣りしません。
小型軽量ながらも十分な画質での動画撮影が可能なので、一つ持っておくだけで映像の幅はかなり広がります!
フロントモニターが便利
AKASO Brave 8のフロントモニターが非常に便利でした。本体側面にあるMボタン長押しでフロントモニターに切り替えることができます。フロントモニターがあると自撮りする時はもちろん、カメラの設置場所的に後方モニターで確認するのが困難な時にフロントモニターに切り替えて確認することができるのでやはりあるととても便利です。アクションカメラの中にはないものも結構あるので、この価格でフロントモニターもついているのは嬉しいポイントです。
操作性はやや物足りないが機能性や値段を考えれば十分
AKASO Brave 8の操作性が若干物足りなく感じました。使いにくい訳ではないのですがタッチパネルの反応であったり、起動までの時間はもう少し早くなってくれたらいいなと感じました。とはいえこれだけたくさんの付属品もついて、通常の動画撮影はもちろん、写真撮影、タイムラプス、スローモーション撮影、手ぶれ補正機能、AI顔認証機能などGoproなどの高価なアクションカメラと同等の機能性も持ち合わせていて3万円台で買えるので、値段を考えれば十分許容範囲です。コスパは非常に良いカメラであることは間違いありません。
AKASO Brave 8はこんな方におすすめ!
AKASO Brave 8がおすすめな方をまとめてみました。色味はそんなにいじれないので、動画クリエイターには少し物足りないかもしれませんが、手軽にアクションカメラを使ってみたい、コスパの良いアクションカメラが欲しいという方におすすめです。日常的に動画を撮られるVlogerなんかにもおすすめです!
- とにかくコスパの良いアクションカメラを求めている方
- Goproは高くて買えないけどいいアクションカメラが欲しい方
- 手軽にアクションカメラを使ってみたい方
最後に
以上、AKASO Brave 8のレビューをお届けしました。Goproは高くてなかなか手が届かないという方は必見のアクションカメラではないでしょうか?筆者はGoproも実際に使ったことがありますが、操作性の違いはあれど、実際に撮影した映像に大きな差はあまり感じませんでした。
利用頻度やどういった使い方をするかにもよりますが、低予算でアクションカメラを購入したいと考えている方にはお勧めできるコスパ最強のカメラです。2022年6月の発売予定となっています。
興味を持たれた方は是非チェックしてみてください。