今回、なんとiOS端末やアンドロイド端末をワイヤレスで外部モニター化できる中華製の「Accsoon CineEye」というビデオトランスミッターを購入したので、レビューしていきたいと思います。iPadをワイヤレスの外部モニターとして使えないものかと長年思っていましたが、「Accsoon CineEye」で実現することができました!
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Accsoon CineEyeを開封してみた
Amazonで「Accsoon CineEye」を注文してから数日で届きました。
さっそく開封していきます!
箱を開けるといきなり本体が。
中身を全て出してみました。
- Accsoon CineEye(本体)
- USB-C ケーブル
- HDMIケーブル×3
- ホットシュー取り付けネジ
- 取扱説明書
といった中身でした。
HDMIケーブルが同梱されているのは嬉しいポイントでした。一般的なHDMIケーブルに加え、HDMIミニ、HDMIマイクロの3種類の専用ケーブルが入っているので、HDMI端子のあるカメラであればほぼほぼどの機種にも対応できます。追加で別途購入しなくて済むのは助かりました。
Accsoon CineEye本体はクレジットカードとほぼ同じくらいのサイズ感。
厚みは約2センチでとてもコンパクトなサイズ感です。
電源ボタンとHDMI端子。
反対側の側面は
USB Type-Cの端子が。非常にシンプルな設計です。ポケットにも入れられるくらいのサイズ感なので持ち運びには全然困らなさそうです。
Accsoon CineEyeセットアップ
早速Accsoon CineEyeを使用してみたので、使い方の手順をご紹介していきます。
まずはアプリをダウンロード
まずはモニターとして使用するiOS端末もしくはアンドロイド端末に、「Accsoon」のアプリをダウンロードします。App SotoreかGoogle Playで「Accsoon」で検索すると出てきます。
カメラと繋いでWi-Fi接続
アプリがダウンロードできたら次にAccsoon CineEyeとカメラをHDMIケーブルで接続します。そしてAccsoon CineEyeの電源ボタンを長押しして、電源をつけます。
電源がついたらモニターとして使用する端末のWi-Fi設定を開きます。SSID「CineEye_●●●●」というWi-Fiを選択して接続します。SSIDとパスワードは後で変更することも可能です。
Wi-Fi接続が完了しました。
アプリを起動
Wi-Fi接続ができたら先ほどダウンロードしたアプリを開きます。CineEyeの画像になるまでスライドし、ボタンを押します。
英語のポップアップが出てきました。ここは一番上の「Monitor」をタップします。
するとこのような画面が出てきました。
一番左の「ON」と書かれたアイコンを押してみます。
するとこちらのように、カメラの液晶モニターの映像が表示されました。
遅延もあまり気にならない程度で綺麗に映像が表示されています。
Accsoon CineEyeの機能・特徴
Accsoon CineEyeには様々な機能があります。
「more」から細かい設定をすることが可能です。ここからズーム機能や、SSID・Wi-Fiのパスワードの変更などできます。
グレイスケール表示。
RRGB表示。
フォーカス。
False。
ヒストグラム表示。
露出レベル。
LUTの参照。(現在何も入れてないため表示されていません。)
比率ごとにガイド表示。
など、外部モニターとしての基本的な機能は全てあります。
また、「Accsoon CineEye」は最大で4台まで同時接続することができます。離れている場所でも複数人でモニター確認することができて、とても便利です。
ちなみに2台目にiPhoneを接続してみました。
iPhoneを接続しても問題なくクリアに映像が映し出されました。
実際の動画撮影での使用を想定してリグシステムで組んでみました。
これはかっこいい!!
iPhoneが外部モニターとして使えるのはとても便利です。
詳しくはYouTube動画でご覧ください
「Accsoon CineEye」のレビュー動画をあげました。使い方やセットアップ方など詳しくはこちらをご覧ください!
最後に
以上、iOS端末やアンドロイド端末をワイヤレスで外部モニター化できる中華製の「Accsoon CineEye」のレビューでした。一眼ムービーなど、動画撮影をする方にはとてもおすすめのガジェットだと思います。僕の場合はスチール撮影なんかでも外部モニター使用することが多いので、いままで有線で繋いでいた外部モニターをワイヤレス化できるのは感動でした。ぜひ気になった方は購入を検討してみてください!
追記
こちらの商品の販売元に確認したところ、「技適マーク」が入っているとのことでした。電波法違反の恐れはありません。