撮影小物の収納が最強!最新カメラバッグ『VEO CITY CB』レビュー

かんばらふうこ

日々増えていくカメラアクセサリーの持ち運びに悩んでいる、ライターのかんばらふうこです。

カメラの小型&軽量化に伴いカメラバッグもコンパクトなものが増える一方で、コンパクトになるほどアクセサリーの収納スペースが少なくなり、日常の中で快適に使用できるカメラバッグ選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そんな時に出会ったのが、VANGUARDから発売されたクロスボディバッグ『VEO CITY CB』。歩きながらバッグ内の全てのアイテムにアクセスしやすい作りになっており、さらに小物収納が最強でバッグ本体がガジェットポーチのような役割を果たしてくれているので凄く使い心地がいいんです!

そこで今回は『VEO CITY CB』のレビューをお届けしたいと思います。

VEO CITYシリーズについて

VANGUARDの「VEO CITY」シリーズは、スタイリッシュなデザインでありながら、革新的な収納スペースの確保と撮影機材を安全に持ち運ぶための工夫が施されたコレクションです。

2023年3月に、撮影用のアクセサリーやガジェットなど外出時に必要なものを整理して持ち運べる「VEO CITY テックポーチ(TP)」と、カメラやレンズ、撮影機材から日常のお出かけにも使用できるオールインワンバッグ「VEO CITY クロスボディ(CB)」が発売されました。

 

 

「VEO CITY」シリーズはカメラバッグとしても、日常使いにも良いオシャレで高級感のある外観が魅力的です。

デザインは一緒でも、バッグによって少しずつサイズが違います。大きいサイズであればレンズを装着した状態のカメラを収納でき、バッグを持ったまま中へアクセスできるので、散歩をしながら撮りたい風景に出会ったとき瞬時にカメラを取り出したい方も、より撮影が快適になります。

 

 

オールインワンカメラバッグ『VEO CITY CB34NV』を使ってみた!

VEO CITY CBの中で一番サイズが大きい『VEO CITY CB34NV』のレビューをお届けします。

1 外観・素材

VEO CITY CB

『VEO CITY CB34NV』が届いて、最初に驚いたのは予想以上にしっかりとしたデザインと素材です。

クロスボディ・ショルダータイプのカメラバッグは中にクッション素材が敷き詰められていても、バッグの外側の素材が薄く型崩れしやすいので、『VEO CITY CB34NV』は型崩れがなく外からの衝撃にも強そうながっしりとした作りに感動しました!10,000回のテストにもクリアした、引き裂きや摩耗に強い1050Dナイロン素材を採用しており、さらに耐久撥水材で保護しているので防水性にも優れています。

 

 

バッグ上部には高級感のあるキャリーハンドルが設置されています。平らなデザインですが、指を入れると広がり、自分の手にフィットしている感じがします。

キャリーハンドル、付属のショルダーストラップは60kgまでの荷重に耐えられるので、重い機材を持ち運んでもカメラバッグがボロボロになる心配はありません。

 

 

2 収納力をチェック

VEO CITY CB

筆者はこれまでに色々なショルダーバッグを使用してきたので、何となく「これくらい入るだろうな〜」というイメージをしていたのですが、『VEO CITY CB34NV』はイメージ以上に小物の収納力が圧倒的に充実していて、ガジェットポーチそのものの役割を果たしてくれています!

 

VEO CITY CB

カメラ収納部分は、ミラーレスカメラ台、交換レンズ2本、8mmカメラを入れています。ミニドローンやビデオカメラの収納などにもちょうどいいサイズ感です。

 

そして、やっぱり…

VEO CITY CB

小物収納が凄すぎる〜!!スマホやカメラを充電したい時、今まではカメラバッグに収納したアクセサリー用のポーチから取り出していたのですが、そのポーチの中でもケーブルが絡まるというストレスだらけのバッグの中身だったので、カメラバッグを開けたら一目でどこに何があるかをチェックできるのは整理整頓が苦手な筆者にはありがたいです!

伸縮性のあるケーブルループの端を引っ張るだけで、キットを締め付けることができます。指で伸ばせばケーブルループの長さを調節できるので、いろいろなカメラアクセサリーを収納することができます。

 

VEO CITY CB

そして、バッテリーやレンズキャップ、SDカードなどの収納に便利なミニポケットも2つ付いています。カメラバッグの中で最も手の届きやすい場所に設置されているので、バッテリー交換やレンズキャップの着脱をスムーズに行えます。

 

VEO CITY CB

また、『VEO CITY CB34NV』は最大12.9インチのタブレットや書類を収納できるポケットがあります。

ショルダータイプのカメラバッグは意外とタブレット収納できる商品が少ないので、屋外でタブレットを利用する方には便利ですよね。

 

VEO CITY CB

そして、このカメラバッグは大きく開くところも特徴です!ストレッチ素材を使用しているので、手で軽く引っ張るだけで奥までしっかり確認できます。これにより、バッグを地面や机に下ろさなくても、体に密着させた状態でアクセサリーを取り出すことが簡単になります。

 

バッグの背面にも大きいポケットがあります。チャックやボタンが付いていないので、スマホや財布など移動中に頻繁に取り出すものを入れてすぐに取り出せるようにしています。

 

 

3 カスタマイズ可能なスマートディバイダー

『VEO CITY CB34NV』の仕切りはマジックテープ式で着脱が可能になっています。

 

仕切りを外すと一つの大きい収納スペースができます!

 

VEO CITY CB

筆者は子供がいるので、着替えやジュース、インスタントカメラを入れました。仕切りはカメラの収納だけでなく、バッグの中を綺麗に整頓したい時に活躍してくれます。

 

VEO CITY CB

仕切りに取り付けられたポケットも取り外しができます。

 

 

4 三脚の取り付けが可能

VEO CITY CB

付属の三脚ベルトを取り付ければ、トラベル三脚の持ち運びができます。

 

VEO CITY CB

VANGUARDのテーブル三脚『VEO 3TT 203ABP』を装着しました。『VEO CITY CB34NV』はCBシリーズの中で一番大きいサイズなので、大きめのトラベル三脚を持ち運びたい方におすすめです。

 

\プチ情報!VANGUARDのおすすめ三脚/

『VEO 3TT 203ABP』について

折りたたむとわずか225mm、重さはわずか980gと携帯性に優れたトラベル三脚。スマホでの簡単な撮影から、カメラやマイク・モニターを使った本格的な撮影まで対応しています。Bluetoothリモコンが付属しており、遠隔でシャッターが切れるので旅行での自撮りにも便利です。

 

 

5 移動中に充電しやすいケーブルへのアクセスホール

VEO CITY CB

『VEO CITY CB34NV』にはバッグの中にあるケーブルを外に出せるアクセスホールがあります。

スマホを充電しながら使用したいとき、カメラバッグの開閉口を開けた状態にしなくても、どこにケーブルをしまったか探さなくても、アクセスホールからケーブルを出しておけばすぐに充電ができます。

 

 

6完全防水仕様のレインカバー付き

VEO CITY CB

『VEO CITY CB34NV』は防水性に優れた素材を使用していますが、レインカバーをつけることで隙間からバッグの中に水が侵入することを防げます。

背面はこのような感じになっています。レインカバーは畳むと手のひらサイズまで小さくなるので、屋外での撮影は常備しておくと安心です。

 

使ってみた感想

VEO CITY CB『VEO CITY CB34NV』はスタイリッシュなデザインでありながら、収納スペースはカメラ・レンズ、小物類を管理しやすい作りになっていて、アウトドアシーンで移動をしながら撮影を行うときにとても使い勝手のいいカメラバックだなと思いました。

 

VEO CITY CB

上から見るとバッグのスリムさがよく分かります。筆者のような女性フォトグラファーは特に、オシャレをして出かけたいときにカメラバッグの厚みがあると、服装に悩んだり、ちょっと恥ずかしかったりするので、このスリムなデザインはとても嬉しいです。

 

VEO CITY CB

バッグを下ろさなくても全てのポケットへアクセスしやすいのも『VEO CITY CB34NV』の良いところだと思います。コード類を並べて収納できるベルトもあるので、いくつものポーチを入れてその都度探すという手間も省けます。

 

VEO CITY CB

キャリーハンドルでの持ち運びも可能です。ショルダー、キャリーハンドル、クロスボディと色々な持ち運び方法があるので、そのときのファッションや気分に合わせて簡単にスタイルを変えられます。

 

『VEO CITY CB』の3つのラインナップ

VEO CITY CB

VEO CITY CBは今回レビューをした『VEO CITY CB34NV』の他に2つのバッグがあります。

 

VEO CITY CB24 GR

VEO CITY CB

ミラーレスカメラとレンズ1本(28-70mm f3.5-5.6)とアクセサリーを収納できるクロスボディバッグです。

VEO CITY CBシリーズの中で一番小さいサイズで、小型カメラの持ち運びに最適です。

VEO CITY CB

必要最低限でOK!な方におすすめのバッグで、胸からお腹の辺りにバッグを固定することでカメラやアクセサリーの取り出しをスムーズに行えます。小さめサイズだからこその身軽さが魅力的ですい。

内寸(W×D×H) (220-240)×(90-100)×145mm
外寸(W×D×H) 260×120×160mm
容量 3L
質量 580g
耐荷重 2.5kg
価格 ¥13,200

VEO CITY CB29 GY

VEO CITY CB

ミラーレスカメラまたは小型の一眼レフカメラと2本のレンズ(最大24~70mm f2.8)とアクセサリーの収納が可能な中型のクロスボディバッグです。ケーブルを整頓できる5つのスロットを備えています。

VEO CITY CB

中型ですが旅行やお出かけには十分な収納力で、最大8.3インチまでのタブレットを入れるスペースもあります。

内寸(W×D×H) (260-290)×(100-115)×200mm
外寸(W×D×H) 310×135×215mm
容量 6L
質量 820g
耐荷重 5kg
価格 ¥16,500

VEO CITY CB34 NV

VEO CITY CB

ミラーレスカメラまたはDSLRカメラと2~3本のレンズ(最大70~200mm)とアクセサリーを収納できる大型のクロスボディバッグです。

最大12.9インチのタブレットと書類の収納スペースがあります。

VEO CITY CB

縦の幅があるので、大きめのレンズを収納したい方にとてもおすすめです。広いスペースを使用できる分、キャンプやビジネスなどあらゆるシーンで活躍してくれます。

内寸(W×D×H) (290-330)×(100-125)×235mm
外寸(W×D×H) 350×145×250mm
容量 8L
質量 1020g
耐荷重 8.5kg
価格 ¥22,000

 

 

 

まとめ

VEO CITY CB

VEO CITY CBは型崩れなしでカメラやレンズを安全に、そしてアクセサリーを綺麗に整頓した状態で持ち運べるフォトグラファーにおすすめのクロスボディバッグです。

デザイン性・収納力・防水耐久性をすべて揃えたカメラバッグは中々ないと思うので、ぜひ気になる方はVEO CITY CBをチェックしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

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