NFT写真家・risa『未来に残したい日本の絶景』CP⁺2024コラボインタビュー

 

CP⁺2024×関西写真部SHAREのコラボワークショップでゲスト出演していただく、写真家のrisaさんにインタビュー。

ワークショップでは「写真の新たな可能性:NFTと共に織りなす写真展の魅力」についてお話ししていただきますが、今回のインタビュー記事ではNFTをはじめたきっかけ、NFTとSNSや展示の違いについてお聞きしました。

Profile

CP+2024ゲスト

risa | 中学生の頃にカメラを始め、現在は「#未来に残したい日本の絶景」をテーマに風景写真をNFT化している。デジタルカメラ、フィルムカメラ、ドローンを使い一期一会の絶景を追い求める。趣味はオールドレンズ集め。

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カメラとの出会いは中学校の写真部で

risa

ーrisaさんがカメラを始めたのはいつ頃ですか?当時使用していたカメラも教えて欲しいです!

CP+2024ゲスト

risa

私がカメラを始めたきっかけは中学校の写真部でした。
当時はまだフィルムとデジタルが切り替わるかな?くらいの頃で、カメラはPENTAXのMZ-30というフィルムカメラを使っていました!

 

ーrisaさんの作品は美しい日本の風景が印象的ですが、カメラを始めた時から風景を撮られていたんですか?

risa

中学校を卒業してから、しばらくカメラからは離れてしまっていたのですが、ミラーレスカメラの普及やInstagramの流行で再びカメラを始めました。
そのとき、Instagramで見た美しい風景や星景写真に目を奪われて
「私もこんな写真が撮りたい!」と思い、そこから日本の風景を撮影しています。

 

ーInstagramで拝見したのですが、機材の数が凄いですよね!カメラやレンズ、現在どれくらい所有されてるんですか?

risa

すごくよく見てくださっていてビックリしました!笑
自分でも、もはやわからなくなっているのですが、カメラはデジタルが2台、フィルムは7台、レンズは多分、、全部で50本くらい、、、かな、、。
あとはアクションカメラやドローン、チェキも使います!

 

 

はじめての個展で写真家として大きく前進

risa

ーrisaさんは積極的に展示されていますよね。何かきっかけがあったんですか?

risa

いちばん最初は、いきなり個展をやったことでした。
親戚が、喫茶店兼ギャラリーのオーナーさんと話を進めてくれていて、「決まったからね!」って笑

それまではSNSに撮った写真を投稿するくらいで、展示は中学校の廊下に写真部のみんなで飾るくらいのことしかしていなくて、「私に本当にできるの??」という想いが強かったです。

でもやるからには全力でやりたいので、半年近くかけて準備をしました。
「展示」という最高のアウトプットをすることによって、自分自身が大きく前進できました。

 

ー印象に残っている展示会はありますか?

risa

いちばん印象に残っているのは初めての個展の時です。
会場が喫茶店だったので、はじめましての方ともみんなでお茶をしながら、ゆっくり話すことができたんです。
そこで「みんなでミート(集まって撮影会をすること)をやりたいね!」という話題になって、Instagramで募集してみました。
そしたら20人以上の方が集まってくれて、、!
「りさミート」という会を開いて、フォトウォークをしてから飲み会をしました笑
そのメンバーとはもう5年近くになりますがみんな今も仲良しです。
大人になってからこんなに素敵な友達に出会えるなんて想像していなかったので、個展をやってよかったと心から思っています。

 

ー他の写真家の展示会に行くこともありますか?もしあれば、“人の作品を見ることの大切さ”など教えていただけると嬉しいです。

risa

はい!大好きな写真家さんの展示に必ず行きます。
作品をみる時は、まずキャプションは見ずに自分の感じた気持ちを大切にしています。
ここが素敵だな、こういう所にこだわったのかな、などと考えたり、自分がどういうシーンや構図、雰囲気が好きなのかも見つめ直す機会になります。
そのあとキャプションを見ることで、写真家さんのこだわりや見てほしい部分を知ることで作品への理解が深まると思っています。

 

 

NFTを通じて作品を“何十年先も残す”

risa

ー今回risaさんを見つけたのは、NFTに関するインタビュー記事がきっかけでした。risaさんがNFTをはじめようと思ったのはなぜですか?

risa

私がNFTをはじめたきっかけは、出産と育児のために仕事を離れたことにより
社会と切り離されてしまった気持ちになったことです。
おうちで子どもといながら、社会勉強ができて、自分の今まで撮影してきた写真を活かせると考えたのがNFTでした。

 

ー打ち合わせでお話しした際、NFTで稼ぎ続けていくのは難しいとお聞きしました。そんな中でrisaさんがNFTを続けられる理由、モテベーションのような部分を教えていただきたいです。

risa

NFTで活動して行く中で、カメラで繋がった方達とは別にNFT関係の方とも繋がることができました。
皆さんGiveの精神がすごくて、本当にたくさん応援してくれるんです。
それぞれお仕事やご家庭のこともある中で、限られた時間でSNSを通して私の写真の魅力を伝える投稿をしてくださったり、、。
個人のクリエイターとして1人で活動していくことは本当に大変ですが、いつも応援してくれて、何か迷っていると「いいじゃん!」って背中を押してくれる
周りの方々が私のモチベーションになっています。

 

ーNFTが出てきて、写真の発信・販売方法の幅も広がったように感じますが、risaさんの中でNFT、SNS、展示など、それぞれどういった違い、魅力がありますか?

risa

NFTは「何十年先も残す」という事を目的にしています。
「未来に残したい日本の絶景」というテーマで写真をNFT化していますが、私1人だけがそのNFTを持っていても先細りしてしまうかもしれない。
でも、より多くの方がNFTを持っていてくれることで枝葉のように広がり、
何十年先も、持ち手が変わってもどこかで残ってくれると考えていて、それが最大の魅力です。

SNSはその瞬間の共有がメインだと考えています。
撮影した写真をすぐに発信でき、新鮮なその時の感情や言葉を載せられるのがSNSで、より多くの方に、どこにいても届けられるのが魅力です。

展示は一期一会、通りがかって入ってくれた方も含めて全てがご縁です。
写真の感想をその場で表情を見ながら聞けるというのは、いちばん贅沢で幸せなことですね。

 

写真家と子育ての両立の大変さ

risa

ーrisaさんはお子さんもいらっしゃいますよね。子育てと写真家活動の両立は大変ですか?

risa

ほんっとうに大変です!笑
主人もカメラをやるので交代で撮影したり、子連れで行っても安全な場所を選ぶようになりました。
「ママになっても好きなことできるよ!!」と前向きな発信ができるようになりたくて
頑張っています!笑
ただ本当にここまで活動できるのは主人の理解と協力が大きくて感謝でいっぱいです。

 

ーrisaさんが写真家として目指しているところはありますか?憧れの写真家の方などもいましたらお話聞きたいです。

risa

お二人いるのですが、お一人目が星景写真家のKAGAYAさんです。いつも写真を見るとその世界観に引き込まれて息を飲みます。そして必ず心が穏やかになって、元気になれるんです。
仕事の通勤で元気がない時は、鞄にエッセイ本を入れてお守りにしていたほど。笑
お二人目が星景写真家でタイムラプスクリエイターの成澤広幸さんです。
とても優しくて気さくな方で、質問すると何でも惜しげもなく教えてくださるんです。
成澤さんのタイムラプスは見ていると気持ちがワクワクしてしまいます。

お二人とも素敵なお人柄が作品にでていてそれが伝わってくるんです。
私も写真を見てくださった方が、一瞬でも癒されたりほっとできたり、
何かを感じ取ってもらえるようになりたいとずっと思っています。

 

ー写真家として苦労する分、大変だった経験はありますか?NFTをする上での壁などもあれば教えてください。

risa

写真家として大変なのは、まず荷物が重いことです!笑
機材は「置いてきてしまった」という後悔をしたくないので、迷ったらリュックに詰め込みます。
背中にはいつも10kgを越えるリュック、、そして前には子どもを抱っこすることも、、笑
NFTは、情報の流れが本当に早いのでついていくのが大変です。
日々アンテナは張っていますが、何かあると私だけではなくホルダーさん(NFTを保持して下さる方々)にご迷惑がかかってしまうので常に緊張感があります。

 

CP⁺2024 ワークショップについて

risa

ー今回の出演依頼が来た時の気持ちを聞かせてください。

risa

もう全身鳥肌でした、、!
今まで毎年行っていたCP+に、私が登壇する側に????
先ほどお話した憧れのKAGAYAさんにも、初めてお会いできたのがCP+2023でした。
1年後こんなことになっているなんて思いもよらなくて、、。
実は夢の一つが「CP+に関わること」でした。
ただ大きすぎて、口に出すのが申し訳ないほどの夢でした。
プレスリリースまで「これは夢かな??」と思っていました笑

 

ー「写真の新たな可能性:NFTと共に織りなす写真展の魅力」をテーマにお話ししていただきますが、どんな方に来ていただきたいですか?

risa

ご自分の写真をSNSだけじゃなく、実際にプリントして誰かに見てもらいたいと考えている方、展示をやってみたいけど何をどうしたらいいのかわからない方、NFTっていう単語は知っているけど、実際どうなの?と思っている方、何か新しいことを初めてみたい方に来ていただきたいです!
もちろんお子様連れの方大歓迎です!

 

ー 『CP⁺2024』来場者の方に向けてメッセージをお願いします!

risa

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
会場では実際に過去に展示した写真を並べて、プリントされた写真の質感や
空気感を間近で見て、感じていただけたらと思います。
会場でお会いできるのを心より楽しみにしています!

 

 

◾️写真の新たな可能性:NFTと共に織りなす写真展の魅力

撮影した写真をSNSに載せて楽しむ今だからこそ、プリントして展示してみませんか? 個展やグループ展等で数多くの展示をしてきた写真家りさが準備から集客のコツ、NFTと共に広がる可能性まで全てお話します!
開催日 2月22日(木)
時間 13:00~14:00
講師 risa
講師Instagram @risano_photostagram
体験人数 先着20名

 

 

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