プロ向けビデオ三脚「ALTA PRO 3VL 303AV18」雲台もすごい!

 

ビデオ雲台「VEO PV-18」を組み合わせた大型30脚径のプロフェッショナルビデオ三脚「ALTA PRO 3VL 303AV18」。

    正確なカメラコントロールを行うための機能が充実しており、素早いセッティングが求められる動画撮影シーンで活躍してくれます。

    今回はVANGUARDより「ALTA PRO 3VL 303AV18」をご提供いただいたのでレビューをお届けします!

     

    「ALTA PRO 3VL 303AV18」の主な特徴

    • 開脚角度は3段階 (23°, 50°, 80°)
    • 最大最伸高1800mm、最低高290mm
    • 傾斜調整範囲+/-15°の65mmレベリングベース
    • ダブルハンドル付きビデオ雲台
    • 1/4 or 3/8インチネジにてサポートアームの取付可能

     

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    「ALTA PRO 3VL 303AV18」シリーズ

    バンガード

    ALTA PRO 3VLシリーズは、内蔵のレベリングベースにより正確なコントロールと柔軟性を実現させた三脚シリーズです。

    現時点で「ALTA PRO 3VL 303CV18」と「ALTA PRO 3VL 303AV18」の2タイプあり、主なスペックは同じですが違いは材質、質量、価格になります。

    ALTA PRO 3VL 303AV18 ALTA PRO 3VL 303CV18
    アルミニウム カーボン
    3.26kg 2.92kg
    ¥66,000 ¥80,300

    カーボン素材の方が価格は1万円以上高くなりますが、アルミニウム素材に比べ軽量になるので持ち運びに便利です。

     

     

     

    「ALTA PRO 3VL 303AV18」をセットアップ

    「ALTA PRO 3VL 303AV18」には図ありの取扱説明書があるので、説明書を見ながら三脚の扱い方を学びます。

    1 屋外撮影でも地面にしっかり固定!

    屋外での撮影では軽い衝撃や、風によるカメラの転倒が気になるポイントですが、「ALTA PRO 3VL 303AV18」には三脚をしっかり地面に固定するための格納式スチールスパイクが搭載されています。

    バンガード

    尖った先端は、使わない時は収納しておくことができます。

    バンガード

    使用する時はこのように先端部分を出し、地面に設置することでより安定感が増します!草や砂などアウトドアシーンでの地面は不安定なときに格納式スチールスパイクを出せば、グラつきが気になりません。

     

    2 ロー&ハイアングルどちらにも対応!

    「ALTA PRO 3VL 303AV18」は、最低高290mm 最伸高1800mmとローアングルからハイアングルまで幅広い撮影に対応しています。

    高身長な方でも、自分の目線の高さに合わせて柔軟に高さを調節できるのは嬉しいですよね。

    静かなで滑らかならツイストロックなので、ローアングルからハイアングルに変えるのもスピーディーにできます!

    また、傾斜調整範囲+/-15°のレベリングベースを備えているので、ローアングルでも液晶モニターを見やすい位置に調節可能で、被写体を見上げるような映像を撮りたいときも便利です。

     

     

    3 正確なコントロールを実現するダブルロングハンドル

    VEO PVビデオ雲台はダブルロングハンドルとなっています。着脱可能なので、一つだけでの使用もできます。

    バンガード

    ハンドルの長さは調節可能!はじめてダブルハンドルのビデオ雲台を使用したのですが、一定のスピードで上下左右の動きをしたい時にとても快適です。両手で持つことで、片手よりも滑らかな映像を撮影できる気がします。

    バンガード

    滑りにくい素材になっているので、手袋をつけた状態でもコントロールしやすいです。

    バンガード

    収納するときはハドルを下に向けることができます。

     

    4 開脚角度は3段階

    バンガード

    角度調節ボタンをカチッと押すと、簡単に開脚角度を調節できます。

     23°、50°、80°の3段階となっており、歩道で人の歩くスペースを確保しながら撮影をする時は幅を狭く、ローアングルで地面スレスレの景色を撮りたい時は広げるなど、柔軟に角度を変えれるのはとても便利です。

    また、重いカメラを乗せた時に三脚がぐらついてブレてしまうことがありますが、三脚を広げることで安定感が増しブレにくくなリます。

    開脚角度が変更できない三脚の場合、それぞれのシーンに合わせた三脚を複数所持することになりますが、一つの三脚で3段階の開脚角度があれば持ち運ぶ機材の量も減り、保管も楽ちんです。

     

    5 マジックテープベルトで持ち運び楽々&収納ケースつき

    バンガード

    「ALTA PRO 3VL 303AV18」は三脚用のマジックテープ式固定ベルトがあるので、折りたたんで持ち運ぶ時に脚が広がりません。

    こんな感じで三脚を移動させる時に持ち運んでいます!近い距離での移動の際、三脚の脚を伸ばしたまま持ち運びたいときも、脚が広がらないので人にぶつかったり傷つける心配がなくて安心です。

     

    収納ケースにいれて持ち運ぶ時はこんな感じ!

    ケースの持ち運びは手持ちと肩掛けの2通りです。すっきりとしたデザインなので部屋に収納する時も場所をとらなくて嬉しいです!

     

    ダブルロングハンドルが便利!VEO PVビデオ雲台

    単体で買うと通常価格¥33,000のビデオ雲台「VEO PV-18」が標準装備となっています。

    特徴1 | -45°から+90°の間で素早く簡単にロック

    大型チルトロックノブで傾斜範囲-45°から+90°をスムーズに調節することができます。メモリがついているので、角度の記録にも便利です。

     

    商品撮影・フード撮影などの見下げる撮影から、風景映像などの見上げる撮影まで対応しています。

     

    特徴2 | カメラの傾きを調節する水準器

    動画撮影においてカメラの傾きは編集時に手間がかかってしまう難点。自分では真っ直ぐになっていると思っていても、後から映像を見ると傾いていることが多いんですよね。

    「VEO PV-18」は二つの水準器を搭載しており、横と前後の傾きを調節することができます。

    さらに、三脚にも一つの水準器があるので、完璧に水平・垂直を測定できます。

    水準器があるかないかで動画編集の時間は大幅に変わるので、撮影時点で傾きのない綺麗な動画を撮れるのはカメラマンにとってありがたい機能です!

     

     

    特徴3 | 3/8または1/4のネジ穴で色々な機材を取り付け可能

    雲台の側面にある3/8インチまたは1/4インチのスレッドを使用すれば、マジックアームなどのアクセサリーを取り付けられます。

    インタビュー撮影や商品撮影などで照明が必要になる場合も、雲台に取り付けられるので別のスタンドを用意する必要がなく、動画全体を明るく照らすことができます。屋外の動画撮影ではスタジオのように複数のスタンドを設置して撮影することが困難な環境もあるので、アクセサリーを取り付けられるネジ穴があるのは便利です。

     

     

    特徴4 | 圧倒的な耐荷重で重いビデオカメラの設置にもGOOD!

    「VEO PV-18」はVANGUARDのビデオ雲台の中で特に耐荷重が優れており、重いビデオカメラや望遠レンズを装着したカメラの設置に向いています。

    VEO PV-18 ALTA PH-123V ALTA PH-114V
    15kg 6kg 8kg

    耐荷重が大きい分、先ほどご紹介したように撮影アクセサリーの取り付けもできるようになるので、一つの三脚であらゆる撮影シーンをこなしてくれます。

     

    「ALTA PRO 3VL 303AV18」のスペック

    バンガード

    「ALTA PRO 3VL 303AV18」のスペックはこちらになります。

    横ティルト
    縦ティルト -45°~90°
    水平回転 360°
    クイックシュー QS-61P
    タイプ ビデオ雲台
    耐荷重(kg) 15
    質量(kg) 1.18
    水準器 2
    高さ(mm) 105
    長さmm) 405
    幅(mm) 153
    対応ネジ規格 1/4, 3/8
    ベース直径(mm) 58

     

    まとめ

    バンガード

    「ALTA PRO 3VL 303AV18」は美しい動画を撮るための正確なコントロールを実現する雲台、ハイアングル・ローアングル、撮影者の身長に合わせて高さ調節できる三脚部分を組み合わせたハイスペック機材です。

    特に高さや開脚角度を調節できるのが魅力のあるポイントで、SHAREの動画撮影はチームで動くことが多いので、カメラマンが自分に合わせて三脚を調節できるのは利便性に優れていると思います。また、大きい会場での撮影時は動く人物を追いかけて撮影することが多いので、雲台の動きが滑らかなところもおすすめポイントです。

    動画撮影のクオリティを上げるビデオ三脚をお探しの方は、ぜひ商品ページをチェックしてみてください。

     

     

     

     

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