愛機を壊すアウトドア撮影の悪習慣とカメラを長く使い続けるための便利グッズ

 

「せっかく買った相棒だし、ずっと大事にしたい!」…そう思っているはずなのに、実は自分自身がカメラの寿命をガリガリ削っているとしたら、ちょっと怖いですよね。

絶景に出会えるアウトドア撮影ですが、一歩間違えればそこはカメラにとっての「地獄」。砂埃や急な雨、気づかないうちに忍び寄る結露など、愛機をピンチに陥れる罠がそこら中に潜んでいます。

今回は、ついついやってしまいがちな「カメラを壊すNG習慣」をチェックしつつ、過酷な現場でも愛機をしっかり守ってくれる優秀なレスキューアイテムたちをご紹介します。

 

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やってない?愛機を壊すアウトドア撮影の悪習慣

01/三脚の「砂・泥・塩水」の閉じ込め

アウトドアで三脚を使うとき、一番やりがちなのが「足を伸ばしたままドロドロの場所へズボッ!」。この行動、実は三脚にとって致命傷になりかねません。三脚の脚は筒状のパーツが重なっているので、砂や泥、塩水がついたまま収納すると、その汚れをパイプの奥深く(関節部分)へ自ら押し込んでしまうことになるんです。

放っておくと内部を傷つけてしまったり、海辺で使ってそのままにすると、金属パーツがサビたり、アルミが腐食して二度と動かなくなることも…。

汚れたまましまわないように、しっかりメンテナンスする必要があります。

 

02/「急激な温度変化」による内部結露

冬の寒い屋外から、ポカポカに暖まったカフェや自宅へ。この「温度差」が、実はカメラにとって心臓麻痺級のダメージになるんです。

外側を拭くのは簡単ですが、機械の中についた水滴は逃げ場がありません。そのまま電源を入れると電子回路がショートしたり、レンズの奥深くにカビが繁殖して、修理不能なダメージを負うことも。

防ぐコツは、カメラを「ゆっくり温める」ことだけ。

 

03/地面への「直置き」

撮影に夢中になると、レンズ交換や休憩のついでに、ついポンとカメラを「地面に直置き」しちゃいませんか?実はこれ、愛機を「故障のデッドライン」へ一歩近づける危険な習慣なんです。

コンクリートや岩場でカメラやレンズに傷がついてしまったり、地面から蒸発した水分の影響で隙間から湿気が入り込み、基板を傷める原因になったり。

「カメラは精密機器」ということを忘れず、カメラバッグを座布団にするなど、地面との間には必ず一枚挟むことを意識してください。

 

04/潮風と湿気による「カビ」の発生

海辺での撮影もカメラマンにとって欠かせないロケーションですが、潮風には目に見えない微細な塩分と水分がたっぷり含まれているため、サビ・カビの急増の危険があります。

撮影後にカメラがベタベタするのは、塩分が湿気を吸っている証拠。そのままバッグにしまうのは、カビを培養しているのと同じです。

撮影後はすぐにブロアーでボタンの隙間に入った塩の粒を吹き飛ばし、防湿庫(またはドライボックス)でしっかり乾燥させましょう。

 

05/イメージセンサーの「焼き付き」

太陽を撮る時や、うっかりカメラを放置した時に起こるのが、イメージセンサーの「焼き付き」。これは、虫眼鏡で紙を燃やす実験と同じ原理で、レンズが光を集めてセンサーを文字通り「焼いて」しまう現象です。ミラーレスカメラの場合、レンズキャップを外したまま太陽の方を向けて置いておくだけで、内部が焦げることも。

センサーを「日焼け」から守るコツとしては、撮らない時は、1秒でも早くキャップを閉める習慣を身につけること。そして、構図を決める時以外は、カメラの向きを太陽から逸らしましょう。

 

 

これだけは揃えたい!アウトドア撮影でカメラ機材を守る便利グッズ集

1 ブロアー

出典:NITECORE BB21 電子写真エアブロワーカメラクリーニングキット

カメラをいきなり布(クリーニングクロス)で拭くと、砂を引きずってしまい、レンズのコーティングや表面に修復不可能な拭きキズをつけてしまいます。まずはブロアーの強い風でこれらの「硬いゴミ」を吹き飛ばすのが、メンテナンスのルール。

\ブロアーの役割/

  • キズ防止(非接触清掃)
  • センサーの保護
  • 可動部の詰まり解消

\ブロアーの選び方/

  • アウトドアシーンでは風量が強く、中型〜大型のものが頼りになる
  • 万が一ノズルの先端がレンズに当たっても、キズをつけにくい柔らかい素材
  • 自立型(スタンド付き)が屋外では便利

 

 

2 クリーニングペーパー

出典:HAKUBA メンテナンス用品 クリーニングペーパー

ブロアーで砂やホコリを飛ばした後、レンズにこびりついた「指紋」や「油汚れ」を落とすのがクリーニングペーパーの役割です。

\クリーニングペーパーの役割/

  • レンズにうっかり触れてしまった際の指紋や皮脂の除去
  • 水垢(乾燥跡)のクリーニング
  • デリケートな箇所の仕上げ

\クリーニングペーパーの選び方/

  • 安価で使い捨てやすく、吸水性が高いのがパルプ製
  • 個包装のウェットシートタイプが、液漏れや乾燥の心配がなく最も重宝する
  • 最初から洗浄液(アルコール等)が含まれているウェットタイプがおすすめ

 

 

 

3速乾吸水タオル

出典:DABLOCKS クリーニングクロス

アウトドアでの撮影において、速乾吸水タオルは「カメラを直接拭く」ためではなく、主に「機材を水濡れから守る・乾かす」ための防波堤として活躍します。

\速乾吸水タオルの役割/

  • 突然の雨や波しぶきを浴びた際、カメラ内部に水分が浸透する前に表面の水分を一気に吸い取る
  • カメラをタオルで包むことで急激な温度変化を抑え内部の結露を防ぐ
  • メンテナンス後の仕上げ

\速乾吸水タオルの選び方/

  • 脱水後の乾きが圧倒的に早い「マイクロファイバー」
  • カメラを一周巻けるメンテナンス向けのサイズ感
  • カメラ用や登山用などの「低通気・高密度」なもの

 

 

4ドライボックス

出典:HAKUBA 防湿カメラケース ドライソフトボックス

ドライボックス(防湿庫・保管ケース)の最大の役割は、カメラやレンズに最適な湿度をキープすることです。アウトドア撮影から帰宅した後、そのままバッグに入れっぱなしにするのは絶対にNG。自宅に防湿庫を置いている方は多いと思いますが、旅先やキャンプ、出張などで出かけるときは、ドライボックスがおすすめです。

\ドライボックスの役割/

  • レンズの「カビ」発生を徹底ガード
  • ホコリや汚れの付着を防ぐ
  • ゴムや樹脂パーツの劣化抑制

\ドライボックスの選び方/

  • 交換レンズなど機材が増えることを考え、容量は「今の機材の1.5倍」が目安
  • 「湿度計」が付いているか
  • 透明で中身を確認しやすいタイプが使い心地良い

 

 

 

5 レンズヒーター

出典:もう夜露や霜に悩まない! カメラ用USBレンズヒーター

冬の寒い日、温かい部屋に入るとメガネが真っ白に曇りますよね。カメラでも同じことが起きます。 外気とレンズの温度差、あるいは空気中の水蒸気がレンズ表面で冷やされることで「結露」が発生します。レンズヒーターはレンズの温度を外気よりわずかに高く保つことで、水蒸気が付着するのを防ぎます。

\レンズヒーターの役割/

  • 「結露」による視界不良をシャットアウト
  • 星空・長時間露光撮影の「失敗」を防ぐ
  • 機材の「凍結」を防止する

\レンズヒーターの選び方/

  • 長時間の撮影なら「給電方法」と「消費電力」をチェック
  • 気温に合わせて切り替えられる「温度調節機能」があるか
  • レンズに合う「幅」と「長さ(マジックテープ)」

 

6強力乾燥剤

出典:【繰り返し使える】カメラ用 除湿剤 ライチェッカー付き

強力乾燥剤はドライボックスに入れておくだけで、密閉空間の水分を強力に吸収します。カメラ機材専用のものは、ただ乾かすだけでなく「カメラに優しい」設計になっています。

\強力乾燥剤の役割/

  • 湿度を「カビ抑制ライン」まで急速に下げる
  • カメラ内部の「酸化」や「劣化」の進行を遅らせる
  • 除湿と同時に「ニオイ対策」をしてくれる

\強力乾燥剤の選び方/

  • 再利用可能なものが多い「A型シリカゲル」か吸湿力が格段に強い「酸化カルシウム/キングドライ等」か
  • 「カメラ専用」を必ず選ぶ
  • 交換時期やドライチェッカーがついていると便利

 

 

まとめ

アウトドア撮影は、カメラにとってはちょっと過酷な冒険。でも、悪習慣を卒業してしっかり装備を整えれば、もう怖いものなしです!

「壊れたらどうしよう……」とビクビクするより、対策バッチリで心置きなくシャッターを切るほうが、絶対に良い写真が撮れるはず。

お気に入りのグッズを揃えて、次の休みも愛機と一緒に最高の景色を探しに行きましょう!

 

 

 

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