今回は、AI技術で簡単に人物の肌補正や写真の高画質化、背景合成などが行える最新の写真編集ソフトをご紹介します。
初心者でもハイクオリティな仕上がりにでき、クリエイターは作業効率化に繋がるソフトを集めました。
筆者が実際に利用しレビューしたソフトもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
\この記事はこんな方におすすめ/ ✔︎ AI技術を活用して写真編集の効率UP、時短化を目指したい ✔︎ ポートレートレタッチ、人物と背景の合成、写真の高画質化など手間のかかる作業をAIに任せたい ✔︎ 写真編集をはじめたばかりでクオリティの高い仕上がりにするのに苦戦している |
AI技術を搭載した写真編集ソフトとは?
AI技術を搭載した写真編集ソフトは、初心者でも簡単&短時間でプロフェッショナルな仕上りの写真を得られるツールです。
手作業で行うと1枚の写真に数時間もかかる肌の補正や、背景に映り込んだ不要な被写体の除去、合成、写真の高画質化などをワンクリックでAIが実現してくれます。
最近のAI搭載写真編集ソフトは高い技術を発揮し、肌の美しさや背景合成も違和感のない仕上がりになるので、効率よく編集を行いたい方にとてもおすすめです。
AI搭載の最新写真編集ソフト 人気おすすめ10選
クリエイター向けのAI搭載写真編集ソフトを集めました。ソフトによって使える機能や仕上がりのクオリティが違うので色々見比べてみてください。
1 AVCLabs Photo Enhancer AI
出典:https://www.avclabs.jp/photo-enhancer-ai.html
AI写真高画質化、AIノイズ除去、AI色修正、AI背景削除、AI色付けなど多彩な機能を搭載した「AVCLabs Photo Enhancer AI」。
昔の携帯やカメラで撮影した低画質な写真を高画質化したいときや、手作業だと時間のかかるモデルの肌補正などを一瞬で編集することができます。 使い方も簡単で、レタッチ初心者でも操作しやすいソフトが魅力です。 |
月間ライセンス | ¥2,980/月 |
年間ライセンス | ¥10,980/年 |
永久ライセンス | ¥21,980/買い切り版 |
2 LuminarNeo
出典:https://skylum.com/jp/luminar
ソフトウェア単体での使用はもちろん、Adobe PhotoshopやLightroomのプラグインとしても使用できる「LuminarNeo」。
パッとしない空の風景をAIで置き換えたり、ポートレート写真のシワや肌のトーンをAIで改善することができます。 Rawファイルに対応しているので、自分で細かく編集したい方にもおすすめで、初心者からプロまで満足に編集を楽しめるソフトです。 |
12ヶ月サブスクリプション | ¥53,720/年間支払い |
生涯永続ライセンス | ¥68,940/1回払い |
3 Capture One Pro
出典:https://www.captureone.com/ja/products/capture-one-pro
600のカメラプロファイル と700本以上のレンズに対応しているプロ向けソフト「Capture One Pro」。
数秒で正確なマスクを作成したり、自動でトリミングしたりなど時間のかかる作業をAIが行ってくれます。 また、テザー撮影が可能で、カメラで撮影した写真をリアルタイムで閲覧・編集できます。 |
PROサブスクリプション | ¥2,507.33/月 |
ALL IN ONE サブスクリプション | ¥3,627.92/月 |
PRO永久ライセンス | ¥50,259 |
4 PortraitPro
出典:https://www.anthropics.com/jp/PortraitPro/
ポートレート写真の編集に特化した「PortraitPro 24」。
被写体の顔、年齢、性別を検知し、肌や髪を自然で美しい仕上がりにしてくれます。新機能として『口と歯の画像修復』『メガネの反射の削減』『顔の復元』も追加されました。 アイシャドウやマスカラ、ハイライトなど、ビューティーポートレートをさらに綺麗な仕上がりにするためのツールも揃っています。 |
価格 | ¥5,780 |
5 Fotor
オンライン上で編集できるからソフトのダウンロードが不要な無料ツール「Fotor」。
ワンクリックで写真を高画質化したり、ぼかし除去、明るさ調節などをAIが行ってくれます。さらに、手作業だと時間がかかる背景の不要な被写体を自動で削除する『AI消しゴムマジック』も搭載されています。 スマホでもパソコンでも、場所を選ばずすぐに編集に取り組めます。 |
価格 | 無料 |
6 Let’s Enhance
商品画像の質を向上し、上手く撮影できなかった写真も最高の1枚に変身する「Let’s Enhance」。
商品写真を切り抜き背景をつけたり、画像をHD、4K以上に高画質化することができます。印刷をしたときに画質の荒さが気になる古い写真も鮮明にし、大きくプリント こちらのソフトは編集する画像の枚数によって価格が変わります。 |
10クレジット | 無料 |
100クレジット | 月額12ドル |
300クレジット
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月額29ドル |
500クレジット | 月額39ドル |
7 PhotoDirector 365
出典:https://jp.cyberlink.com/products/photodirector-photo-editing-software-365/overview_ja_JP.html
生成 AI 技術を使って画像の背景を拡大したり、顔や服の置き換えをすることができる「PhotoDirector 365」。
顔を美肌に補正したり、スタイルを改善したりとポートレート写真の編集時間を短縮するための機能が充実しています。 また、文章で説明を入れるだけで画像を作り出すAI画像生成機能も搭載。カメラマンはもちろん、デザイナーやクリエイティブワークをする方に便利なソフトとなっています。 |
1ヶ月プラン | ¥1,800 |
12ヶ月プラン | ¥6,980 |
8 Pixlr
高性能な AI 搭載ジェネレーティブツールであらゆる編集の手間を省く「Pixlr」。
画像からオブジェクトを分離し自由に配置を変えれる『AIジェネレーティブトランスフォーム』、低画質な写真を簡単に高画質化できる『AIスーパースケール』などAI機能が豊富です。 すべてWEB上で作業でき、15年に渡り世界中のクリエイターが愛用しているツールです。 |
Plus | $ 1.99/月 |
Premium | $ 7.99 |
Team | $ 12.99 |
9 remove.bg
写真の背景を綺麗に除去したい時は「remove.bg」。
人物、動物、商品、乗り物、あらゆる被写体に適応しており、たった5秒で思い通りの背景除去を実現してくれます。 WEB上で写真をアップロードするだけなので、使い方もシンプルでおすすめです。 |
従量制の支払い | 1 クレジット:¥ 209 / 画像 |
サブスクリプションプラン | 40 クレジット:¥ 24.75 / 画像 |
10 Adobe Firefly
出典:https://www.adobe.com/jp/products/firefly.html
日頃Adobeのアプリを使用しているクリエイターにおすすめ「Adobe Firefly」。
ベクターアウトラインをすばやく塗りつぶし、作成中のアートワークのルックアンドフィールに一致する様々なオプションを試すことができる『生成塗りつぶし(シェイプ)』や、必要なものはすべて残したまま不要なものをすべて消す『生成AI削除』などの機能があります。 PhotoshopやIllustratorなどAdobeソフトで使えてさまざまな編集シーンでAIを活用できます。 |
まとめ
以上、AI技術を搭載した写真編集ソフトについてご紹介しました。
これまで背景除去や美肌レタッチに数時間、数日かけていたクリエイターもAIに任せることで効率UPし、さらに多くの仕事をこなせるようになりそうです。