“スタジオ撮影”と聞くとプロのカメラマンに依頼し撮ってもらうイメージ。
ですが、レンタルスタジオであれば家族だけの空間で撮影を楽しめ、子供がリラックスした状態でキレイな写真を思う存分撮影できます。
大阪堺筋本町のレンタルスタジオ「LUZZ STUDIO」で子供写真を撮ってみたので、撮り方のポイントやスタジオ撮影の魅力をお届けします。
カメラママの新しい子供写真の楽しみ方
レンタルスタジオを借りて、ママがカメラマンとなって子供写真を撮るってなかなか聞かないですよね。
私は普段モデル撮影もするのでレンタルスタジオを借りて撮影をすることが多いのですが、最近、ふと「なぜ一番写真を撮っていて、大好きな子供の写真は自分でスタジオを借りて撮らないんだろう。」と不思議に思いました。七五三や記念写真でプロカメラマンが撮影してくれるスタジオに依頼し撮ってもらうイメージが強いですが、私の息子は超超超人見知りなので家族以外の人が撮影しようとすると大泣きになってしまいます。
特別な日のコスチューム姿だけでなく、普段着で、ママやパパにしか見せない表情を非日常な空間で撮影することも素敵な思い出になります。
そこで今回は、撮影のスキルや知識がなくても、デジタルカメラやスマホがあれば子供の写真をキレイに撮れるスタジオ撮影のヒントをご紹介します。
LUZZ STUDIOで子供の写真を撮ってみた
ビルの最上階にあり、晴れの日は白ホリにたっぷり自然光が差し込む人気のスタジオ「LUZZ STUDIO」。3年ほど前からモデル撮影で利用していて、いつかスタジオで子供写真を撮るのが夢でした。
私にとってのLUZZ STUDIOのおすすめポイントは、カメラ一台で撮影にチャレンジできるところ。もちろん、プロカメラマンは撮影機材をセットして撮影していますが、カメラママにとっては子供を連れてくるのにも沢山荷物が必要だったり、子供が機材を壊さないか不安なので最小限で撮影できるのは嬉しいです。
ベッドやイス、小物は子供の興味を引きつけるので、動き回る子供を撮影するのにもってこいのアイテムです。1歳10ヶ月の息子は背景の前でじっとしていることができないので、遊ぶ子供を追いかけ回しながら撮りました。(笑)
ポーズの指示や構図に捉われず、自然体な瞬間全てが特別になるのが子供写真の魅力。
大人になるとスタジオという場所に緊張したり、メイクや衣装でキメるという印象が強くなりますが、そんなイメージに捉われずママも子供もいつもと違う空間で自由な撮影を楽しめます。
カーテンや植物を前ボケに使ってみると、子供の顔が引き立つ柔らかい写真が撮れます。
カメラに顔を向けていないのも子供らしい!子供写真専門のスタジオやプロカメラマンに依頼すると料金によって納品枚数が異なったり、子供がカメラ目線の写真がセレクトされたりしますが、自分のカメラで撮影すれば全てのデータを確認することができます。
ママにとっては、後ろ姿も、半目も、変顔も、なんならピントが合っていない写真も、自分の子供の写真は1枚1枚が特別なので、元データもお気に入りの写真の残しておきたい。
基本料金 | 8:00~18:00までのご利用¥7,000(税込¥7,700)/1時間
18:00~翌8:00までの夜間利用¥9,500(税込¥10,450)/1時間 |
アクセス | 〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1丁目2番1号 本町リバーサイドビル 8F |
公式サイト | https://www.luzzstudio.com/ |
今回の写真撮影に使用したのはミラーレス一眼カメラ「FUJIFILM X-S10」と「XC15 45mm F3.5 5.6 OIS PZ」のレンズキットです。子供とのお出かけに持ち運びやすいコンパクトサイズと、初心者でも簡単にキレイな写真が撮れる操作性が魅力です。
スタジオで子供写真を撮るときのポイント
はじめてレンタルスタジオで子供写真を撮るカメラママへ、スタジオ撮影をする時のポイントを3つご紹介します。
自然光の入るスタジオを選ぼう
子供写真の難しい点は、赤ちゃんや幼児はまだジッとポーズをとることができないところ。
たとえ撮影機材をセットできたとしても、ライトの当たる位置、決めた構図で撮るのが難しいです。(何度かチャレンジたけど成功したことありません…。)
なので、空間全体がライトに照らされたように明るい自然光の入るスタジオを選ぶことをおすすめします。ただ、自然光は天候に左右されるという不安なポイントもあるので、カメラに直接取り付けるライトは用意しておくと安心です。
小物で興味を引きつける
子供の明るい表情を引き出すためには、興味をひくアイテムが必要。いつも遊んでいるおもちゃでもいいですが、スタジオにある小物であればいつもは撮れない雰囲気の写真を撮影できます。
スタジオによって置いているアイテムは違いますが、花や本など、スタジオの空間に溶け込む小物を写り込ませることで写真全体の色も華やかになります。
背景を広めに入れる
子供の写真は撮って保存するだけでなく、年賀状やポストカード、フォトグッズなど“形に残す”ママも多いかと思います。
スタジオは白背景なので、文字を入れる時のデザインにも困りません。デザインをしたり、切り取ったり、白背景を広めに撮っておくと色々なシーンで役立ちます。
今しかない姿を特別な場所で撮ろう
ママにしか撮れない子供写真を、非日常なスタジオの空間で撮れば特別な瞬間になること間違いなし。
出張フォトグラファーサービスや本格的な写真スタジオで子供写真を撮影してもらう費用は数千円〜数万円かかりますが、ママがカメラマンになればスタジオ代だけでいいのでコスパも良いですよね。
皆さんもぜひレンタルスタジオでの子供写真撮影にチャレンジしてみてください。