
ドローンを手にした瞬間、私たちの視界は一気に広がります。普段見慣れた街並みや自然も、空から見下ろすとまるで別世界。鳥になったような気分で眺める風景は、スマホやカメラでは撮れない特別な映像です。
この記事では、ドローン初心者でも簡単にチャレンジできる「空からの絶景映像アイデア」をご紹介します。次のフライトで「こんな映像を撮ってみたい!」と思えるヒントを見つけてみてください。
空撮する際に注意しておきたいポイント
日本国内でドローン飛行を行う際には制限エリアのチェックや天候などさまざまな注意点があります。
筆者もドローンを飛ばす前には申請が必要な場所か確認し、管理者に問い合わせをしています。また、撮影した映像をSNSなどに投稿する際は許可を得ていることを記載しておくと安心です。
| 飛行禁止・制限エリアの確認 | 国土交通省の「飛行制限マップ」を事前にチェック |
| 飛行前の点検 | バッテリー残量やプロペラの状態を必ず確認 |
| 保険・トラブル対策 | ドローン保険の加入を推奨(対人・対物賠償) |
| 飛行申請が必要なケース | 場所によって事前申請が必要なケースも |
| 個人情報・肖像権の配慮 | 他人の敷地や人物を無断で撮影しないように注意 |
| 飛行ログ・記録の保存 | 万が一の事故やトラブルに備えて、飛行日時や場所、バッテリー残量などを記録 |
ドローンで撮りたい絶景&映像アイデア集
ここからは実際のドローン映像を見ながら、どんなロケーションとドローンの相性が良いのか日本国内で撮影された映像をもとにアイデアをご紹介していきたいと思います!
1 海・ビーチ
透き通る青い海や白い砂浜は、ドローンならではの絶景ポイント。上空から眺めると、波の模様や人の足跡まで美しく映り込みます。海岸線に沿ってドローンを横移動させれば、ダイナミックな景色に。真上から波打ち際を撮れば、自然のリズムを感じる幻想的な映像が撮れます。
水面ギリギリは墜落リスクが高いので少し余裕を持った高さで飛行しましょう。また、海風の強い日はドローンの制御を失うと回収できなくなる可能性があるので気をつけてください。
海やビーチはドローンの定番の映像ですが、場所によって海の色が違ったり、時間帯によって雰囲気が変わるので、とても素敵な映像を残すことができます。
2 桜・花畑
満開の桜並木や一面に広がる花畑は、ドローン撮影にぴったりのテーマ。上空から見下ろすと、花びらが絨毯のように広がり、地上からでは味わえないスケール感を楽しめます。桜並木の上をゆっくり飛ばすだけで、映画のワンシーンのようなロマンチックな映像に。花畑では、真上からの俯瞰ショットや花の列に沿って滑らかに進むショットがおすすめです。
観光地や人気のお花見スポットとなると人が多いので飛ばせない場所もありますが、自然が広がる地方のエリアは、人混みや建物を気にせず安心して飛ばせます。都市部に比べて障害物が少なく、田舎は初心者にとってドローン撮影に適した環境といえます。
3 イルミネーション
冬の夜に訪れたいスポットといえば、やっぱりイルミネーション。地上から眺めるだけでも十分きれいですが、ドローンで少し視点を変えてみると、街全体が光で包まれているような幻想的な景色が広がります。
光の並木道をゆっくり上空から追いかけたり、広場に広がるイルミネーションを真上から撮ってみたり。夜間飛行で許可取りが難しいジャンルではありますが、周囲に人があまりいない自治体や施設が公式にドローン撮影OKとしているイベントであれば許可取りもしやすいです。
4森・緑の大自然の中
森は自然に囲まれた空間で、ドローン撮影には絶好の場所です。木々の緑や光の差し込み、川や小道などを上空から収めると、映画のワンシーンのような映像が作れます。
森の小道に沿ってゆっくり前進させる「ドローンパン」、木漏れ日を縦に抜く「縦俯瞰」ショット、川や池を中心に周囲を回る「オービット(円形移動)」など、いろいろなドローンテクニックを磨きやすいロケーションでもあります。
森は四季折々の表情を見せてくれるので、一面に緑が広がる映像も魅力的ですが、紅葉や桜、雪景色など、同じ場所でも季節ごとに違う仕上がりになるところを楽しめます。
5工場
工場は意外とドローン映えするスポット。複雑な建物の形、煙突や配管の並ぶパターン、夜のライトアップなど、人工物ならではの美しい幾何学模様を上空から楽しめます。特に夜の工場は、光や煙、点灯した機械が織りなす景色がまるでSF映画のようで、撮影の迫力が倍増します。
ただ、工場はほとんどの場所で私有地なので事前の申請は必要です。見本動画のように概要欄に許可取りしたことを記載しておくとトラブルを防げます。
大都市の街中のように人混みや建物が密集していないことが多く、管理者がはっきりしているので、事前に問い合わせれば撮影許可を取りやすいんです。特に郊外や工業団地にある工場なら、空から全体を俯瞰した映像や、建物の配置を活かしたパターン撮影も安心して楽しめます。安全対策や飛行計画を示せば、管理者も許可を出してくれやすいので、初心者でも挑戦しやすいのが魅力です。
6郊外の田園・農村エリア
都会を少し離れると、広がる田んぼや畑、川沿いののどかな風景に出会えます。ドローンで上空から見ると、田んぼが幾何学模様のように並んでいたり、川の曲線や山並みとつながっていたりと、地上からでは気づかない絶景が広がります。
田園は開けたスペースが多く、操作ミスのリスクが少ないのでドローン初心者でも気軽に飛ばすことができます。また、人や建物が少ないので周りに気を使わないのも嬉しいポイント。
シンプルな映像にマンネリ化してきたときには、ポートレートにしてみるのもおすすめ!俯瞰ショットで被写体を小さく、景色を広く撮ってみたり、人物が歩いている様子をドローンで追うと自然な動きと奥行きのある映像になります。
7ダム
ダムは人工物と自然が融合する独特のロケーションで、ドローンでの空撮にぴったりです。上空から見ると、放水の水しぶきや堤体の曲線、周囲の山々とのコントラストが美しく、迫力のある映像を簡単に撮ることができます。
ダム湖や周囲の自然を俯瞰できるので景色のスケール感が出やすく、人混みが少ないので安全に飛行可能なことが多いです。
俯瞰ショットでダム全体を見せたり、水が流れ落ちる瞬間を迫力のある見せ方になるように工夫したり、ダム周辺で色々なカットを撮影できます。
8スキー場
スキー場は冬ならではの開放感とスピード感を空撮で楽しめるスポット。安全に飛ばしながら、ゲレンデや山の雄大な景色を収めると、迫力ある動画や写真が撮れます。
俯瞰ショットでゲレンデ全体を見せると、滑走するスキーヤーやスノーボーダーを小さく映すとスケール感を出すことができます。リフトや山の曲線に沿ってドローンを回すとダイナミックな映像になったりと、ドローンならではの面白いシーンを撮影できます。
まとめ
ドローンを使えば、普段は見えない景色を空から楽しめます。海やビーチ、桜や花畑、森や田んぼ、工場やダムにスキー場まで…視点をちょっと上げるだけで、同じ場所でもまるで別世界みたいに見えるんです。
もちろん安全やルールは大事ですが、少しの準備で初心者でも素敵な映像が撮れるのがドローンの魅力。空からの景色を撮りながら、旅先での思い出をもっと特別にしてみませんか?



