昨年、中国のカメラアクセサリーメーカーZEAPON Techから発表されたカメラスライダー「Zeapon Micro 2 」を購入しました。長さわずか33cmながら移動幅54cmで最大8kgのカメラを搭載できるハイスペックなスライダーです。
「Zeapon Micro 2」の購入のきっかけ
「Zeapon Micro 2」の購入の決め手は「価格とサイズ感」でした。スライダーはもともと所有していたのですが、もっと品質の良いスライダーを探していました。ですがプロ向けの10万円近くするスライダーは高すぎる上に、持ち運びも大変です。滑らかな映像が撮れて、かつ実用的なものを探していて、「Zeapon Micro 2」にたどり着きました。
カメラスライダー「Zeapon Micro 2」の特徴
実際に、「Zeapon Micro 2」を使ってテスト動画も撮影してみました。使って感じた「Zeapon Micro 2」の魅力をまとめていきます。
1非常に滑らかな映像が撮れる
「Zeapon Micro 2」はレールがとても安定していてカメラを移動させるだけで非常に滑らかな動きをしてくれるので、とてもきれいな映像が撮れます。
ちなみにカメラスライダーは、「Zeapon Micro 2」で2つめだったんですが、最初に購入したスライダーは5000円以下の安いもので、スライドはするものの、ガタ付きやスピードを一定に保つことができず、滑らかな映像をきれいに撮ることができませんでした。
2全長の2倍移動する小型スライダー
「Zeapon Micro 2」は全長33cmと小型でありながら、移動幅はなんと54cmもあります。カメラを移動するとアルミニウム合金で作られたレール部分も一緒にスライドさせるので、54cmという移動幅を実現しています。
3重いカメラでもOK!最大積載量は8kg
「Zeapon Micro 2」の最大積載量はなんと8kg。カメラとレンズを組み合わせて8kgを超えることはそうそうないので、たいていのカメラなら普通に載せることができます。
僕の所有しているカメラのうち、
- FUJIFILM X-T3
- SONY α7RⅣ
- Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
でも試してみましたが、全て余裕で載せることができました。
4コンパクトでカメラバッグにも入る
「Zeapon Micro 2」は全長33cm、重量1.1kgと、非常にコンパクトで持ち運びが非常に楽です。一般的なスライダーはとても長く、持ち運びに苦労しますが、「Zeapon Micro 2」ならカメラバックにも収納できるサイズ間です。
また専用ケースも付属しているので、手で持って持ち歩くことも抵抗ありません。
カメラスライダー「Zeapon Micro 2」の使い方
「Zeapon Micro 2」の使い方はとっても簡単です。簡単に流れを説明すると
- 三脚にスライダーを取り付ける
- カメラをスライダーに取り付ける
- スライダーの中央部のロックを解除する
- カメラをスライドさせる
たったこれだけです。
三脚に載せずに、地面に直接置く場合は、付属の「Easy Lockロープロファイルマウント」を取り付けて脚を出します。
詳しくはテスト動画の後半にセットアップ編もあるので、そちらをご覧ください。
「Zeapon Micro 2」を使って撮影した動画
実際に「Zeapon Micro 2」を使って撮影したテスト動画です。お家で簡単に撮影してみました。後半にはセットアップの流れもあります。
ぜひご覧ください。
「Zeapon Micro 2」はこんな人におすすめ
「Zeapon Micro 2」は動画撮影する頻度の高い方、具体的には
- 動画での表現の幅を広げたい人
- 商品動画を撮影する動画クリエイター
- 店舗紹介動画を撮影する動画クリエイター
なんかにおすすめです。
動画クリエイターの方なら一台は必ずスライダーを持っていた方が良いと思います。
「Zeapon Micro 2」があるだけで、動画の表現の幅は大きく広がります!
最後に
以上、「Zeapon Micro 2」のレビューでした。僕は動画スライダーを使うような動画撮影は正直あまりしないのですが、最近動画案件も増えてきて、これからのことを考えて「Zeapon Micro 2」を購入しました。
あまり期待していませんでしたが、いい意味で大きく期待を裏切ってくれたので、長く愛用していきたいと思います。
過去記事でカメラスライダーのまとめ記事も書いていますので、こちらもぜひご覧ください。
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