
カメラ三脚やカメラバッグなどを展開するVANGUARDから2025年3月にVEO METROシリーズのバックパックが発売されました。今回、その中の「VEO METRO B25L BK」を実際に使用しましたので、レビューをお届けします。
VEO METROシリーズのバックパックは都会的なデザインと優れた収納力を兼ね備えたカメラバッグです。全4色(ブラック、マゼンタ、クリーム、ベージュ)のカラー展開があり、サイズは20L、25L、30Lの中から選ぶことができます。
![]() 販売価格:¥34,100 |
VANGUARD VEO METROシリーズ
VANGUARD VEO METROシリーズのカメラバッグは、ポーチ、ショルダーバック、バックパックの3種類の展開があります。それぞれの種類ごとに4色のカラー展開があり、ショルダーバックとバックパックは3つのサイズ展開もあります。またVEO METROシリーズ全モデルの共通点として、
✔︎ 軽量でクッション性のある 300D ポリエステル生地を採用
✔︎ 耐久性に優れた両面撥水加工(DWRコーティング)
といった特徴があります。
また、サイズ展開としては今回の記事でご紹介する25Lの他に、20Lと30Lもありますので機材の数に合わせて選んでみてください。
モデル | 容量 | 主な用途 | 商品ページ |
B30L | 30L | フルサイズ一眼レフ & ミラーレス + レンズ5本収納可能 | |
B25L | 25L | ミラーレス & 一眼レフ + レンズ4本収納可能 | |
B20L | 20L | ミラーレス & APS-C一眼レフ + レンズ3本収納可能 |
VEO METRO B25L BKの魅力と特徴
今回は、VEO METROシリーズのバックパックからVEO METRO B25L BKを使用させていただいたので魅力と特徴を大きく5つご紹介していきます。
1 高級感があり洗練されたデザイン
VEO METRO B25L BKは非常に優れたデザイン性で、都市の風景に溶け込むスタイリッシュな外観をしています。
ロゴの主張も控えめとなっているので、シンプルなデザインが好みの方におすすめです。
細かい部分に作りの良さと高級感も感じられ、使っていて質が高いなと感じます。
洗練されたシンプルなデザインとなっているので、撮影時のカメラバックとしてはもちろん、ビジネスの場面でも、日常使いでも使いやすいデザインとなっています。
2 高い収納力とカスタマイズ性
VEO METRO B25L BKは25Lの容量で、カメラ機材と日常の荷物を一緒に持ち歩けます。見た目以上にたくさんの荷物を持ち歩けます。
まず、背面部分を開くとこの通り。
- カメラボディ 2機
- レンズ3本(広角、標準、望遠)
- カメラバッテリー
- ブロアー
背面スペースだけでこれだけの機材が収納できました。
またこの仕切りは可動式になっているので、機材に合わせて内部スペースを自由にレイアウトすることができます。
レンズフィルターなどの薄いものを入れておけるスペースや
ペンホルダーなども付いています。
また、カメラ機材に加えて16インチのノートPCと13インチのタブレットも収納可能となっています。
またカメラバック上部にも十分なスペースが確保されています。こちらは取り外し可能なデイバックとなっています。機材とは関係ない小物類やポーチ、ちょっとした着替えなどを入れておくのに便利そうです。
背面部分から見たデイバックがこちらです。
ケーブルやモバイルバッテリーなどをしまっておくのがおすすめです。
ちなみに、モバイルバッテリーに差したケーブルをデイバックの金属穴部分から通し、
そのまま、カバン側面からケーブルを出すことができます。
これにより、カバンを背負ったままスマホへ給電ができたり、カメラを給電しながら撮影することもできます。
他にも上部には薄いものをしまっておけるポケットがたくさんあるので、財布や鍵など、出かける際の必需品でかつ取り出す機会が多いものをしまっておくのに最適です。
サイドポケットには三脚を収納することができ、フックをつけるだけでしっかりと固定することができます。
また、付属のベルトをバックパックのフロント部分に取り付けることで、衣類などを挟んで持ち運ぶこともできます。
収納スペースに入らない場合でも、手に荷物を持って歩くことなく、
ショルダー部分にも小さなポケットが付いており背負ったまま出し入れが可能です。ちょっとした小物を入れておくのに便利です。
これだけの収納力があれば、出先で撮影+編集などのPC作業など、日帰りの出張撮影くらいであれば、このバックパック一つで十分対応できるのではないかと思いました。
3 3方向アクセスで機材の出し入れが非常にスムーズ
VEO METRO B25L BKは背面、上部、側面からのアクセスが可能となっており、機材の出し入れが非常にしやすいです。
例えば、バックパック上部スペースには背面スペースからもアクセスが可能となっております。さらにチャックの開け閉めも非常に簡単で、ベルトに指をかけて引っ張るだけで
スピーディーかつ簡単に、背面スペースから直接上部スペースへアクセスできます。
特に側面から機材を取り出せるのは、個人的にはカメラバックパックに求める重要なポイントで、カバンを下ろすことなくカメラを取り出すことができるので、急な撮影などにも即座に対応できますし、手間が少ないのでストレスが減ります。
場所によってはカメラバックを広げにくいような場所もあるので、そういった時も側面からのアクセスが可能だと大変便利です。
3方向からのアクセスにより、撮影者は状況に応じて最適な方法で機材を取り出すことができます。撮影の流れを妨げることなく、スムーズに撮影を続けることができるでしょう。
VEO METRO B25L BKは、単に機材を収納するだけでなく、撮影者の使いやすさを追求した設計になっています。この3方向アクセス機能は、その最たる例と言えるでしょう。
4 快適な背負い心地
VEO METRO B25L BKは、機材を安全に持ち運ぶだけでなく、長時間の移動でも快適に過ごせるよう、背負い心地にもこだわって設計されているのがわかります。
背面パネルには、通気性の高い素材と構造が採用されています。これにより、背中の蒸れを軽減し、長時間の使用でも快適さを保ちます。クッション性も非常に高く、長時間の撮影でも疲れにくそうです。
またチェストストラップとウエストストラップがついており、これにより安定した背負い心地を提供し、体への負担を軽減します。
ウエストストラップは取り外すことはできませんが、使用しないときはポケットの中にしまっておくことができ、必要な時だけ出すことが可能です。
撮影機材が多くなりがちなカメラバックパックにおいて、快適な背負い心地は非常に重要な要素です。VEO METRO B25L BKは、その点をしっかりと考慮し、撮影者の負担を軽減する設計となっています。
5 高い保護性能
大切なカメラ機材をしっかりと保護するための保護性能もカメラバックにおいては大事なポイントです。VEO METRO B25L BKは保護性能も非常に優れています。
まず、耐久性に優れた両面撥水加工(DWRコーティング)が施されているので、そのままの状態でも汚れや水には強いと言えそうです。
小雨くらいであれば、そのままの使用でも機材が水に濡れる心配はそこまでなさそうです。
また、突然の雨でも安心なレインカバーが付属しています。これにより、悪天候の中でも機材をしっかりと保護し、撮影に集中できます。
6AirTagポケット付きでセキリュティ強化
バックパック上部スペースにはAirTagを入れることができる隠しポケットが付いています。
外出先でバッグの盗難や紛失などのトラブルがあった場合でも、AirTagを登録しておけばバッグの位置を追跡可能です。AirTagのポケットは見えにくい位置に設置されているので、万が一盗難にあったときでも簡単にAirTagを取り出される心配がありません。
海外や人の多い場所でバッグを置いて撮影をするときも、AirTagポケットがあるので安心です。
VEO METRO B25L BKを使ってみた感想
VEO METRO B25L BKは、デザイン性と機能性を両立した、非常に使い勝手の良いカメラバックパックです。25Lという容量は、ミラーレスカメラと複数のレンズ、アクセサリー類を収納するのに十分で、日帰り撮影から小旅行まで幅広く対応できます。
特に気に入った点は、側面のアクセスが大きく開くので、カメラの出し入れが非常にスムーズなこと。スピーディーにカメラを取り出せるので、シャッターチャンスを逃しません。また、内側の仕切りを調整することで、機材に合わせて自由にレイアウトできるのも便利です。
デザインも都会的で洗練されており、普段のファッションにも合わせやすいです。軽量でありながら高いクッション性で肩や腰への負担も少ないので、長時間持ち歩いても疲れにくいです。
従来モデルと比較しても、デザイン性はかなり良くなっていると感じました。高級感がありオシャレな見た目をしているので、いい意味でカメラバックらしくないです。
機能性、デザイン性、収納力のバランスが取れた、非常に優れたカメラバックパックと言えるでしょう。
まとめ
以上、VEO METRO B25L BKのレビューをお届けしました。
個人的に、VEO METROシリーズのカメラバックはバックパックタイプもショルダーバックタイプも非常にカッコ良いカバンだと感じており、長く愛用できそうです。機能性が高く、オシャレなデザインのカメラバックを求めてる人にぜひおすすめしたいカメラバックでした。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
![]() 販売価格:¥34,100 |