カメラ機材やアウトドア用品の持ち運びにおすすめなVANGUARDの「VEO BIB DIVIDER Sシリーズ」。
丈夫な素材で外からの衝撃や雨に強く、自由度の高いカスタマイズ可能な仕切り板でさまざまな大きさのアイテムを収納することができます。
今回は容量15Lの「VEO BIB DIVIDER S40」と容量26Lの「VEO BIB DIVIDER S46」を実際に使用してみたのでレビューをお届けします。
VEO BIB DIVIDER Sシリーズについて
「VEO BIB DIVIDER Sシリーズ」はカメラやレンズ、アクセサリーなどの貴重な機材を安全に持ち運ぶためのカメラ機材収納ケースです。EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)素材を使用した成形外装と金属フレームにより高強度を実現しているため、軽量でありながら大きくて重い機材の収納と運搬にも適しています。
現時点で4つのラインナップがあります。
製品名 | 容量 | 価格 |
VEO BIB DIVIDER S53 | 38L | ¥35,200 |
VEO BIB DIVIDER S46 | 26L | ¥29,700 |
VEO BIB DIVIDER S40 | 15L | ¥23,100 |
VEO BIB DIVIDER S37 | 11L | ¥19,800 |
また、耐水性にも優れ、仕切り板が自由に調整できるため、アウトドア用品やキャンプ用品などの保管にも使え、山、海、川など自然豊かな場所での活動にもぴったりです!
「VEO BIB DIVIDER S46」を使ってみた
「VEO BIB DIVIDER S46」に撮影機材を詰め込み持ち運んでみました。機能性や使い心地をご紹介してきたいとおもいます。
外観
バッグがつぶれないように構築されたフレームで、ケースの上に望遠レンズやノートPCを乗せて作業をしても凹む心配はありません。車に荷物を積む際、機材ケースは特に慎重になりますが、ケースの外側が丈夫なので安心です。
横から見るとスリムなデザイン。ショルダーストラップを装着するためのDカンにカラビナでレンズキャップケースやガジェットポーチをつけても便利です。
背面はとてもシンプルなデザイン。
素材は撥水性の高い生地素材を使用しており、湿気や水から機材を守ってくれます。防水ジッパーも採用されているため、外部の影響を受ける心配がありません。
メイン収納&ポケット付きボード
「VEO BIB DIVIDER S46」のメインスペースはこちら。仕切り板は取り外し可能で、機材やアクセサリーのサイズに合わせて自由に調節することができます。
マジックテープ式なので着脱が簡単にでき、板は厚みがあるので大切な機材を衝撃や振動から守ってくれます。
カメラ機材を収納しました。カメラ2台、レンズ4本、ドローン、その他アクセサリー類を沢山入れることができます。
バッグの内部に落下防止用の板があり、両面にポケットがついています。メモリーカードやクリーニングシートなど細々したものを分けるのに便利!メッシュ素材で中身が一目で分かるのもいいですよね。
反対側は大きなポケットになっています。レンズキャップやレンズフィルターなどの収納に便利です。
ケースの蓋側にも収納ポケットがついています。VEO BIB DIVIDER Sシリーズで最も大容量の「VEO BIB DIVIDER S53」であれば15インチのノートパソコンも収納可能!
筆者が使用した「VEO BIB DIVIDER S46」は13インチまでのノートパソコンやミニタブレットを収納するのに適しています。
また、すぐにアクセスできる小物ポケットもあり、撮影の準備をスムーズに進められます。
持ち運びはハンドルorショルダーストラップ
付属のショルダーストラップを装着すれば、肩に掛けて持ち運びができます。
パッド入りなので重い機材を持ち運ぶ時も肩への負担が軽減され、快適に移動できます。
ハンドルもあるので車からケースを下ろす時、持ち上げて机に置く時も楽ちん。ハードケースやキャリーケースの中に入れてインナーバッグとしても使用できます。
VEO BIB DIVIDER Sシリーズは「SUPREMEハードケースシリーズ」にぴったり収納できます!保護力を高くしたい方や、悪天候・過酷な環境で撮影を行う際にケースだけでは心配な方に一緒に使用することをおすすめします。
実際に持ち運んでみた
「VEO BIB DIVIDER S46」に機材を詰めて屋外撮影へ。
外装はサッと手で払ったり、タオルで拭くだけで砂や汚れを落とせる素材なので、地面にケースを置いても大丈夫。
ジッパーを開けると中身全体を見渡せるので、バックパックやショルダーバッグよりも機材の取り出しがとても簡単です。全ての収納ポケットにすぐに手が届くデザインになっているので、撮影の効率UPにも繋がります。
また、板の配置を自由に調節できるので、カメラやレンズだけでなく、マイクや照明機材などさまざまなアイテムに対応できるところもVEO BIB DIVIDER Sシリーズの魅力です。
「VEO BIB DIVIDER S40」と「VEO BIB DIVIDER S46」の両方に荷物を詰めて持ち運び。ショルダーストラップの長さを調節することができるので、斜めがけで2つのケースを同時に持つこともできます。
4つのラインナップがあるので、その日の撮影内容に合わせて使い分けできるところを気に入っています。最近は空撮も行うことが多いので、写真用機材とドローン機材でケースを2つ持ち運ぶこともあります。
レンズ用のケースとして考えても大容量なので、複数の大きいレンズを同時に運びたいときにもおすすめです。
VEO BIB DIVIDER S「15L」「26L」を比較
左:「VEO BIB DIVIDER S46」 右:「VEO BIB DIVIDER S40」
容量15Lの「VEO BIB DIVIDER S40」と容量26Lの「VEO BIB DIVIDER S46」のスペックを比較してみます。
VEO BIB DIVIDER S40 | VEO BIB DIVIDER S46 | |
内寸 WxHxD (mm) | 395 x 245 x 150 | 445 x 325 x 175 |
外寸 WxHxD (mm) | 435 x 275 x 190 | 480 x 355 x 215 |
耐荷重(Kg) | 8.7 | 11 |
質量(Kg) | 1.78 | 2.42 |
容量 (L) | 15 | 26 |
価格 | ¥23,100 | ¥29,700 |
商品ページ |
また、「VEO BIB DIVIDER S40」は11インチまでのタブレット、「VEO BIB DIVIDER S46」は13インチまでのノートパソコンの収納に対応しています。
メインスペースはこんな感じ。
「VEO BIB DIVIDER S46」は板を外すことで広く使えるので、大きく幅のあるレンズの収納に向いています。どちらのケースも最大70~200mmのレンズに対応しています。
落下防止の板もサイズが異なります。
単体でも使えるので、パソコン作業をするときに机に置いてケーブルやメモリーカードをすぐに取り出すこともできます。
◾️VEO BIB DIVIDER S46 収納例
◾️VEO BIB DIVIDER S40 収納例
筆者はカメラ機材の収納に使用していますが、撥水&耐久性に優れたケースなので、望遠鏡や双眼鏡、計測器などアウトドアシーンで欠かせないアイテムの持ち運びにも便利です。
VEO BIB DIVIDER Sはこんな方におすすめ
「VEO BIB DIVIDER Sシリーズ」は撮影機材の持ち運びをもっと快適にしたいカメラマンのニーズに応えるカメラ機材ケースです。
✔︎ 丈夫で収納力抜群のカメラ機材ケースをお探しの方
✔︎ 屋外で撮影することの多いカメラマン ✔︎ キャンプや風景撮影などアクティブな活動が好きな方 |
まとめ
「VEO BIB DIVIDER Sシリーズ」のレビューをお届けしました。
カメラ機材ケースはさまざまなブランドから販売されていますが、小物ポケットが沢山ついていたり、タブレットやノートPC入れのあるケースは中々見ないので、一つのケースに撮影に必要なアイテムを綺麗に整頓できるのはとても魅力的だと思います。
バッグインバッグ、ショルダーバッグのどちらにもなるので、その時の状況に応じて運び方を選べるのも嬉しいです。気になる方はぜひチェックしてみてください。