iPadを外部モニターにしてワイヤレス撮影が楽しめる「Flash Air W-04」
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小野友暉
どうも、関西写真部SHAREリーダー兼カメラマンの小野友暉です。

 

iPadを外部モニターとして、カメラで撮影した写真を転送し、リアルタイムで閲覧できたらいいなと思ったことはありませんか?

今回紹介するのは、iPadへの写真転送を実現してくれるWi-Fi機能付きのSDカード「TOSHIBA Flash Air W-04」をご紹介します。

Flash Air W-04」を使えば、ロケ撮影など、野外での撮影で撮影した写真をカメラの小さなモニターではなく、大きなモニターで確認したいという時に、iPadなどのタブレットに転送して大きなモニターで写真の確認が簡単にできます。

 

 

外部モニターの必要性

外部モニターの必要性撮影した写真をカメラのモニターで確認していい感じに撮れていると感じても、PC等の大きいモニターで撮影した写真を見た時に「今ひとつだな」と感じたことはありませんか?小さいモニターで確認すると、ピントのズレや手ブレがあったとしても、どうしても気付きにくくなります。

カメラ側で拡大表示をすれば、問題ないかもしれませんが、何枚も撮った写真を一枚一枚大きく拡大して確認するのは非効率です。カメラ側のモニターでも見ることができて、それとは別の外部のモニターでも確認できるのが理想でしょう。

 

ですが野外撮影の場合、PCを持ち歩いて有線で撮影した写真を確認する…なんてことはできません。そんな野外撮影時にオススメなのがiPadなどのタブレットやスマートフォンを外部モニターとして、使えるようになるWi-Fi機能付きのSDカード「TOSHIBA Flash Air W-04」です。

 

実際に「Flash Air W-04」を使ってみた

「TOSHIBA Flash Air W-04 32GB」を購入し、実際に使用してみましたのでレビューを書いていきます。

購入したのはこちらです。

 

 

TOSHIBA Flash Air W-04 開封!

Amazonで購入後、数日で届きました。

Flash Air SDカード

届いた箱は中国語表記。中国製なのでしょうか。

 

中を開けてみると

Flash Air SDカード

見た目は普通のSDカードです。

 

Flash Air SDカード

説明書も全て中国語表記で日本語表記はありませんでした。ただ操作はそんなに難しくはないので、特に問題はなし。

 

ちなみに届いた「TOSHIBA Flash Air W-04」のバージョンがちょっと古かったので、TOSHIBAの公式サイトからファームウェアアップデートしました。数分で簡単にできます。アップデート方法と、アップデート用のソフトウェアは下記リンクからダウンロードできます。

 

参考無線LAN搭載 SDHC/SDXCメモリカード FlashAir™ソフトウェア更新ツール(SD-UWAシリーズ<W-04>)ダウンロード|東芝:メモリ

 

 

そして「Flash Air W-04」を利用するには「Flash Air」というアプリが必要になります。こちらを事前にダウンロードしておきます。

FlashAirアプリ

 

 

撮影前のセットアップ

ただカメラにSDカードを挿すだけでは写真は転送できません。撮影前にセットアップが必要です。

 

まずカメラにSDカードを入れ、カメラの電源をONにします。

カメラの電源をONにする

今回使用カメラはFujifilm X-T3。

 

SDカードを挿れます。

このカメラはデュアルスロットなため、スロット1には普通のSDカード、スロット2にFlash AirのSDカードを挿入し、スロット1にRAWデータ、スロット2にJpegデータを保存するようにしました。

iPadに転送するのはJPEGデータの方です。転送データを軽いものにして転送スピードを少しでも早めるためです。あとでレタッチする様にRAWもきちんと保存しておきます。

 

RAWをJPEG変換

ちなみに、「Flash Air」のアプリ側でRAWをJPEGに変換する設定項目もあるので、RAWも転送できないことはないです。

 

そして端末側(今回はiPad)の設定からWi-Fiを選び、Flash AirのWi-Fiを選択します。初期設定でのパスワードは「12345678」です。最初に入力すれば以降パスワードの入力は必要ありません。

 

Flash Airを立ち上げる

接続されたら先ほどダウンロードしたアプリ「Flash Air」を立ち上げます。

 

これで準備は完了!

 

 

いざ!ワイヤレス撮影

早速撮影してきました。

Flash Airと接続した状態で撮影します。

Flash AirSDカードを入れたカメラで撮影

 

そしてiPadに写真が自動で転送されています!

iPadにリアルタイムで転送

見たい画像を選択し、拡大表示させることもできます。

 

ちなみにデフォルトの設定では手動で更新しないと、写真が追加更新されませんが、

「Flash Airアプリ」の設定 >> 写真・動画 >> 自動更新

をONにしてあげれば撮影し転送された写真が自動で更新されます。

 

とっても簡単に、ワイヤレス撮影が実現できました。

外でも大きいモニターで写真を確認できる

iPadなどのタブレットなら野外の撮影で持ち歩くのもストレスにはなりません。大きなモニターで写真の細部まで確認できれば、写真のクオリティを高められること間違いなしです。

 

文章と写真ではなかなか伝わりにくいと思うので、動画も作ってみました。ぜひご覧ください。

 

 

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実際に使用してみた感想

実際に使用してみた感想

最初に結論を言うと、「これは買いだ!」と思いました。僕は野外のロケ撮影することも多く、こいったものがあればいいなとずっと感じていました。Wi-Fi機能のついたSDカードは有名なもので、「Eye-Fi Mobi 」がありますが、そちらはなかなか高額で手が出せずにいましたが、「TOSHIBA Flash Air W-04」は3000円ちょっとで手に入ります。

数千円の投資で手軽にワイヤレスの撮影が楽しめるのであれば申し分ないです。むしろコスパは最高だと感じました。これからしばらくは愛用していくことになりそうです。

 

 

最後に

以上、「TOSHIBA Flash Air W-04」の紹介でした。タブレットを所有していて、野外で撮影する頻度の高い方、もしくはWi-Fi機能のないデジタルカメラを使用している方にはとてもオススメです。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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