
タブレットで動画編集をしていて、「画面が狭い」「操作しづらい」と感じたことはありませんか?そんな悩みを解決してくれるのが、便利な周辺機器の活用です。この記事では、編集効率を高めてくれるおすすめアイテムを厳選してお届けします。場所に縛られず自由に動画編集を楽しみたい方、撮影後その場ですぐに編集をしないといけない時にも活躍してくれます。
1.高速タイプの「外付けSSD」で時短編集!
外付けSSDはデータの読み書き速度が早いため、4Kや高ビットレートの動画もスムーズに読み込め、編集ソフトの動作も軽快になります。オンラインストレージ(クラウド)の場合、通信環境に依存(Wi-Fi次第で遅くなる)し、大容量な動画データの管理は費用もかかります。外付けSSDは初期費用はかかりますが、ネット接続不要でファイル分けしやすく、タブレットとPCどちらでも作業するクリエイターにとって利便性に優れているのでおすすめです。ただ、購入する際は大容量なのに安い製品に要注意!見かけ上2TBなどと表示されていても、実際には数GBしか保存できない「偽装ファームウェア」で容量をごまかしている悪質な商品もあります。大事なデータを管理するSSDなので信頼できるメーカーから選びましょう。
2.音声チェックに最適な密閉型の「モニターヘッドホン」
出典:ゼンハイザー モニターヘッドホン密閉型 HD 25 LIGHT
ハウジング(耳を覆う部分)が密閉されており、音が外に漏れにくいモニターヘッドホンなら、カフェやコワーキングスペースなど人が多く環境音のある場所でも集中して動画編集を行えます。密閉型のモニターヘッドホンは遮音性が高い上、音を加工せずにそのままの状態で再生するので、音質チェックや編集に最適です。動画編集作業は長時間になりやすいので、耳や頭が痛くなりにくい構造で、イヤーパッドの素材やヘッドバンドの柔らかさもチェックしておきましょう。
3.マルチ画面で複数の作業が快適に「モバイルモニター」
USB-C一本でタブレットに接続できるモバイルモニターがあれば、画面を拡張できるため、タイムライン編集やプレビュー表示、資料参照などが同時に快適に行えるようになります。ほとんどのモデルは厚さ1cm以下・重さ1kg未満と非常にコンパクト。カフェや出張先でも手軽にプロ並みの作業環境が作れます。動画編集を行いながら、別のソフトでサムネイルやテロップを作ったり、WEBで情報収集したりなど複数の作業を同時に進めたい時にモバイルモニターがあると効率UPします。
4.細かい作業に嬉しい筆圧感知の「スタイラスペン」
動画内に手書き風テロップや図を入れたい人、タイムラインの微調整やエフェクト編集が多い人にはスタイラスペンがおすすめ。指ではタップしにくい細かいカット点やキーフレームの調整もスタイラスならピンポイントで正確に、マスクやトラッキングを用いた映像合成・特殊効果の領域指定も、なぞるように自然な感覚で操作できます。編集工程がマウスや指よりも直感的になるため、初心者でもストレスなく感覚的に動画編集ができるようになります。
5.直感的&効率的に編集を進められる「コントローラー」
出典:TourBox NEO
ダイヤルやホイールを使ってフレーム単位でのシーク・スクラブが可能な編集用コントローラーを使用すれば、マウスや指よりもはるかにスムーズかつ正確に編集を行えます。専用ソフトをダウンロードしてボタンに編集ソフトのよく使うコマンド(カット、ズーム、保存など)を割り当てられ、幅広いクリエイティブソフトに対応しているのでさまざまな作業に役立ちます。スリムサイズで持ち運びしやすいモデルもあり、USB-C対応やBluetooth接続が可能なら省スペースで快適に編集を進められます。
6.場所に捉われない「アーム式タブレットスタンド」
目線の高さに合わせて画面を自由に配置できるため、首・肩・腰への負担が大きく軽減され長時間の動画編集作業にぴったりな「アーム式タブレットスタンド」。ベッドやソファーなどくつろぎながら編集を進めたい時、デスク上に作業スペースがない時など色々なシーンで活躍してくれます。また、撮影と編集を同時に進めたいときにはフィルムカートにアームスタンドを設置することで、データ転送から編集までの流れをスムーズにできます。あらかじめ用意しておいたテロップや演出に撮影した動画が合っているか、ライブ配信した映像をすぐに編集して投稿したいときなどにも便利です。
今回ご紹介した周辺機器をうまく利用することで、どこにいてもプロクオリティの編集環境を作れます。周辺機器をうまく活用すれば、タブレットだけでも驚くほど快適に動画編集ができるようになります。ぜひ、自分に合ったアイテムを見つけて、編集ライフをもっと楽しくしてみてください!