なんとSONY(ソニー)からミラーレス一眼カメラαシリーズの新カメラ「α6400」が発表されました。世界最速の0.02秒の高速AF(オートフォーカス)を実現したカメラとして、すでに話題となっています。発売日は2019年2月22日(金)を予定しています。簡単にSONY α6400の魅力をご紹介したいと思います。
α6500と比べてどう違うのか?
APS-Cの4K動画に対応したαシリーズカメラでは、「α6300」から「α6500」、そして今回の「α6400」という順番で発売されています。ナンバリング的にははα6400がα6500より下になりますが、スペックをみてみると、優れている部分もあれば、劣っている部分もあります。いくつかご紹介していきたいと思います。
最新型の画像処理エンジンとISO感度
画素数やセンサーサイズは一緒ですが、Exmor(エクスモア) CMOSセンサーと最新型の画像処理エンジン BIONZ X(ビオンズ エックス)の採用により高画質を実現しています。また、拡張時のISO感度はα6500のISO51200と比べ、ISO102400と暗所にも強い設計となっています。
α6500 | α6400 | |
ISO感度 | 標準:ISO100~25600 拡張:ISO51200 |
標準:ISO100~32000 拡張:ISO102400 |
超高性能なAF(オートフォーカス)
α6400の最大の魅力は世界最速の0.02秒の高速AFです。α6500のAF速度は0.05秒なので、大きく上回ってきました。また瞳を検出してピントを合わせ続ける「リアルタイム瞳AF」の性能がかなり進化し、ほぼリアルタイムで追従してくれます。
top画像出典:α6400 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
そしてピントを合わせたい瞳の左右をカメラで切り替えることも可能です。さらに、2019年夏頃に予定しているソフトウェアアップデートで、動物の瞳にも対応する予定となっています。
30分の制限がなくなった動画性能
また、SONY α6400は動画性能も大きく向上していて、動画の連続録画時間の30分の壁を超えました。30分以上の長時間動画撮影が可能となったことにより、運動会やお遊戯会などの子供のイベントや、セミナーなどの会社でのイベント等でもカメラをずっと回しっぱなしで、より高画質に録ることができるます。
ボディ内手ブレ補正はついてない
α6500には搭載されていた、「ボディ内手ブレ補正」はα6400には搭載されていません。三脚に乗せて使うことが多い方であれば問題ありませんが、屋外での手持ち撮影なんかが多い方には向いていないかもしれません。
カラバリ、重さ、サイズ感
top画像出典:α6400 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
α6400は、2つのカラーバリエーション(シルバー・ブラック)があります。APS-Cの4K動画に対応したαシリーズカメラではブラックが主流でしたが、シルバーという選択肢も増えて、女性でも持ちやすいカメラになりました。また、カメラ重量はα6500と比べると約50g軽くなっています。カメラの寸法はほぼ一緒ですが、奥行きが微妙な差でα6400の方があります。グリップの深さはα6500の方があるので、握り心地はα6500の方が良いかもしれません。
α6500 | α6400 | |
幅x高さx奥行き | 120×66.9×53.3 mm | 120×66.9x59.7 mm |
重量 | 410g | 359g |
SONY α6400の魅力を動画で見よう
何はともあれ、ソニー公式の「α6400」の機能説明ビデオをご覧いただけたらα6400の魅力がだいたい理解できます。ぜひ見てみてください。
最後に
α6400は大きくAF性能(速さや追従)も動画性能も向上し、日常的に動画撮影を行うYoutuberや、子供の成長記録や思い出の動画撮影を頻繁にする親御さんなどにはとてもオススメのカメラだと思います。また、価格もα6500に比べると、若干安くなりそうなので、手頃な値段で写真も動画も撮れる優れもののカメラとなりそうです!
top画像出典:α6400 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー