奥山由之や川島小鳥、蜷川実花をはじめとする13名の写真家による対談書籍「写真を読む夜 13人の写真家たちの撮影哲学」が発売されました。
写真を読む夜は、ライターの山内 宏泰が世界中で活躍する人気の写真家と対談し、写真に対する価値観や写真家の人生を紐解いていく書籍となっています。
珈琲片手にじっくり読みたくなる、読んでる途中から写真を撮りたくなってソワソワする、そんな素敵な一冊なので皆さんにご紹介したいと思います。
写真を読む夜 13人の写真家たちの撮影哲学
写真を読む夜に登場する写真家と内容をご紹介します。
登場する13人の写真家を紹介
写真を読む夜に登場する13名の写真家をご紹介します。
どんな写真家なのかを知ることで、より写真を読む夜を深く読み進めることができます。
【高橋恭司】
出典:ashu-news
【佐内正史】
出典:oceans
【蜷川実花】
出典:neverまとめ
【奥山由之】
出典:IMA
【川島小鳥】
出典:neverまとめ
【高木こずえ】
出典:写真表現大学
【青山裕企】
出典:29R
【高橋宗正】
出典:tokyoartbeat
【中井菜央】
出典:camerafan
【小瀬村真美】
出典:CAPA CAMERA
【山元彩香】
出典:artfair.3331
【石田真澄】
出典:bugmag
【杉本博司】
出典:youtube
写真を読む夜に書かれた「写真の本質」
北村写真機店(蔦屋代官山)で毎月行われているトークイベント『写真を読む夜』の書籍バージョン。
写真を読む夜では、それぞれの写真家の作品とともに、著者と写真家の対談を楽しめる一冊となっています。
あくまで写真ではなく文章がメインとなり、写真作品ができるまでのエピソードや写真家がカメラを持つ理由が赤裸々に語られているのが魅力です。また、プロが考える写真の価値についても知ることができるので、日頃からカメラを持つ人に「写真とは何なのか」立ち止まって考えさせる内容です。
これまでにそれぞれの写真家が発売している写真集をご覧になられている方であれば、写真集にまつわる秘話も語られているのでより楽しめるのではないかと思います。
写真が何枚か並んでいて、普通の本のように紙一面に文字が並んでいるのではなく、文章が自由にレイアウトされていて写真家の考えがいろんなところに散らばっているみたいでした。
すべての音を消してじっくりと読みたくなる、そんな一冊です!
まとめ
スマホや手軽に買えるカメラが復旧する現代で、写真を撮ることへのハードルが下がりつつあります。誰でも何となくオシャレな写真が撮れる技術が発達する今だからこそ、人生を注いでカメラを持つプロの言葉に深さを感じますよね。
写真を読む夜は、登場してくる写真家のファンの方はもちろん、普段カメラをしている人や写真が好きな人の心に突き刺さる言葉がたくさん並んでいます。
たまにはスマホを置いて、ゆっくりと写真と文章を楽しむ時間を過ごしてみてください。