
大阪在住、関西圏内でカメラマンとして活動中ののぶさんこと、田中信成 (@xx22ww24)さん 。彼は生まれつき耳が聞こえません。そういった障害を抱えながらも、屈することなくカメラの活動を続けてきました。そんなのぶさんと僕(小野友暉)はカメラを通じて出会い、お話しする機会に恵まれました。彼のカメラに対する熱い想いに心打たれるものがあり、今回関西写真部SHAREとのぶさんで一緒にコラボすることになりました。
のぶさんが写真を始めたきっかけ
のぶさんが写真に興味を持ったのは、誕生日にもらったポストカードがきっかけでした。耳が不自由な彼にとって、そのとき感じたビジュアルの衝撃は今でも鮮明に覚えているそうです。
「カードをたくさん見せてもらうと自分の心が暖かくなるのを感じました。自分もそんなポストカードを作りたいと思い、写真を撮り始めました。」
のぶさんは耳が聞こえる、聞こえないに関係なく見てもらえ、遠くにいる人とも楽しく語り合えるところが写真をシェアする魅力だといいます。
とにかく写真を撮り続けるのぶさん
「日常生活の中で、人の話し声や笑い声、風の音など、僕には聞こえませんが、写真を見て下さる方にどんな音が聞こえるか想像して写真を撮っています。」
休みの日になると、友人たちと旅に出かけ、人物や風景写真を撮影しているのぶさん。撮影会などの様々な写真のイベントに積極的に参加をしています。関西圏内ならず、関東の方にも足を運ばせているようです。その行動力から本当に写真が好きなんだなぁというのが伝わってきます。
ひとりで路上写真販売にも挑戦
のぶさんの積極的な活動の一つとして、路上写真販売も経験されたことがあるそうです。
2017.3.11
以前は僕1人で路上をやる勇気はなかったのですが、先週、絵を描く人たちと一緒に路上を経験出来たので、この日は僕1人で
阪急梅田店の前で路上で写真販売をしました!
4人の方がスクエアフォトとポストカードの写真を気に入って下さって、沢山買ってくださいました! pic.twitter.com/Jo6Y1PE7gB— Nobu Tanaka (@xx22ww24_nobu) 2017年3月15日
写真展「好きな写真と生きていく」でコラボ!
今回のぶさんと関西写真部SHAREのコラボ企画として、関西写真部の2回目となる写真展「好きな写真と生きていく」の展示会場にて、のぶさんの写真を販売スペースを設けることにしました。もちろん開催期間の2日間はのぶさん本人も会場にいらっしゃいます。
出典:https://shopcounter.jp/space/465
写真展「好きな写真と生きていく」の詳細については過去記事をご覧ください。
開催日時:5月27日(土)〜28日(日)
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-7-21オーガニックビルB1 ORGANIC SPACE
時間:12:00〜19:00 <入場無料>
写真販売内容
*スクエアフォト 1枚 100円
*ポストカード(Lサイズ フチあり) 1枚150円
*ポラロイドフレームマグネット 1枚300円
(※税無し)
※ポラロイドフレームマグネットの数に限りがございますので、無くなり次第です。
田中信成からお願い事があります。出来ればお釣りのないように、ご協力させて頂けたらお助かります。よろしくお願い致します。
のぶさんが写真で伝えたいこと
「まだ行った事のない場所で、感動出来る自然をいっぱい撮影したいです。そして耳が聞こえる人たちに何かを伝えられるような写真を撮っていきたいです。」
とのぶさんは言います。素敵な心持ちですね。同じカメラマンとしてとっても尊敬できます。のぶさんとのコラボ企画楽しみです!
画像引用元:@xx22ww24