独学でプロカメラマンになるまでにやっててよかった7つのこと
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小野友暉
どうも関西写真部SHAREの小野友暉(@yu_ki__kono)です。

 

僕は2015年にカメラをはじめて、1年でカメラを仕事にしました。しかもカメラは独学です。はじめてのカメラのお仕事はなんと海外からのオファーで、3泊4日のロケ撮影。ギャラは30万円を超える非常に高単価なお仕事でした。プロカメラマンとしていいスタートアップが切れたと思います。

その数年後には年鑑書籍「プロカメラマンFile」に選出していただいたり、日本最大級の写真の祭典「関西御苗場2018」ではレビュアー賞を受賞しました。最近ではラジオなどのメディア出演や、カメラメーカーの講師、カメラ情報誌のライター等も務めています。

そんな僕が"カメラを仕事にするまでにしておいてよかった7つのこと"を今回はご紹介したいと思います!

 

今後「法人のクライアントと仕事をしたい」、「仕事をもっと増やしたい」と考えているカメラマンは必見です。

 

小野友暉の詳しいプロフィールはこちら

 

 

①展示を経験

写真と音楽と珈琲

カメラを仕事にしたいのであれば、早めに展示の経験をしておいた方が良いと思います。僕の場合はカメラを始めて数ヶ月で、知識がないながらも展示会を開催しました。それが現在の関西写真部SHAREを結成するきっかけにもなりました。

展示を開催することによって、印刷・額装の経験ができます。もっと細かいことを言えば、壁の種類によって釘打ちできたりできなかったりするので、ワイヤーで吊るしたり、ひっつきむしを使ったりなど、展示の基本を知ることができます。

さらに、ギャラリーのオーナーとも知り合いになれます。わからないことは聞きまくったら良いですし、さらにそこからいい人脈を紹介してもらえるかもしれません。

また、展示会を開くと当然お客さんがたくさん来場されます。来場者との出会いもチャンスがあります。写真の展示に来るということは写真に興味がある人、写真をやっている人、アートに興味がある人、または業界人が見にきます。そういった出会いも含め個展やグループ展を積極的に開催するのは良いと思います。

 

 

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②Webや印刷の知識を身につける

新規サイトOPEN

仕事で撮影した写真の使用用途は大体2通りです。それは「紙媒体」もしくは「Web」です。Webや印刷についての知識を身につけているといないとでは大きな差が生まれます。

僕はカメラを始める前にWebデザインの短期学校に通っていて、卒業後にデザイン会社に務めていたので、その経験がカメラマンにもかなり活かされているという自覚があります。

 

例えば商談や撮影についての打ち合わせ、撮影中、撮影後のやり取り等で、知識がある人とない人とでは結果が全く違うものになります

具体的な例をあげるとWebで使用するメインビジュアルの撮影で、PCで閲覧するサイトは横型ですが、スマホで閲覧するサイトは縦型になります。なのでまず横向きで写真は撮影しなければなりませんが、スマホ表示のことを考えて縦型にトリミングされることを想定しながら撮影しないといけません。

 

これは実際にWebを作ったことのある人であれば当たり前に考えるポイントですが、作ったことのない人だと、なかなかそこまで考えがいたりません。そういったことを打ち合わせ段階で提案できると、「この人仕事できるなー」と思われます。

 

 

③自身のWebポートフォリオサイトを作る

写真家小野友暉のポートフォリオ

プロカメラマンとして仕事を受けたい場合、その受け口となる自身のWebポートフォリオサイトを作成することをおすすめします。Webポートフォリオサイトを作成するのは以下の3つの目的があります。

  • 認知してもらう
  • 作例や実績を見てもらう
  • 信頼を与える

 

Web上にサイトを公開することで、検索エンジンに引っかかるようになります。上皮表示させるためのSEO対策は必要ですが、それは作ってからの話なので、まだない人は作ることをおすすめします。

 

最近だと無料ホームページ作成サービスがたくさんありますが、無料サービスのものはURLにサービス名が含まれていたりするので、独自ドメインでポートフォリオサイトを作ることをおすすめします。有料ですが独自ドメインを取得すすことで、メールアドレスとしても使用できます。クライアントとのやり取りも、フリーメールよりは独自ドメインのメールの方がクライアントに安心感を与えます。

 

僕の場合、プロカメラマンとして活動する1ヶ月ほど前にサイトを作りました。サイトURLが「yukikono.com」で、普段、お仕事のやり取りを行うメールアドレスは「info@yukikono.com」です。

またSEO対策もある程度行っているので、毎月お問い合わせが10〜30件ほどきます。今となっては優秀な営業ツールとなっています。

 

過去記事でフォトグラファーのためのポートフォリオサイトの作り方をまとめています。詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

 

④自身のポートフォリオブックを作る

フルフラットタイプのフォトブック

自身の作品をまとめたポートフォリオブックを作っていてよかったなと思いました。自身で撮影した作品を印刷してポートフォリオとしてまとめると、PCやスマホでみる画像とはまた違った見え方になります。

自分の撮り方やクセなどの発見もあるかもしれません。また印刷の勉強をするきっかけにもなります。

さらにポートフォリオはクライアントへの営業や商談の時にも良いツールとなります。

僕はプロカメラマンとして活動するまではネットプリントでプリントしていたものをまとめていました。最近では自宅に写真用プリンターを導入し、撮影のたびにプリントまで定期的に行うようにしています。スマホでみると綺麗に撮れている写真でも、プリントしてよく見ると微妙にピントがズレていた!なんてことが結構あります。カメラのスキルを上げるためにもプリントして、ポートフォリオを作ることをお勧めします。

 

過去記事でフォトグラファーおすすめのプリンターを紹介しています。

 

 

 

⑤一通りのジャンルの写真を撮影

ライカ Q2 レビュー

僕は本格的にプロカメラマンとして活動する前に、バイト感覚で様々なジャンルの写真撮影を行ってきました。

運動会、家族写真、ウェディングフォト、ペット写真、人物写真、風景、スナップ、建築写真、店舗写真、イベント写真、ライブ、アーティスト写真、フードフォト、ファッションフォト、プロダクトフォトなどです。

ざっとこれだけの撮影を経験しました。一通り経験すると自分の得意不得意もわかりますし、やりたい撮影、やりたくない撮影もわかります。

一番よくないのは食わず嫌いです。やったこともないのに、自分でいろんな可能性を潰してしまっているので、やりたいことがはっきりしている場合は問題ないですが、はっきりしていない人は一通り経験してから振り返ってみると良いと思います。また一通り経験するとジャンル別の相場も知ることができます。プロカメラマンとして活動していく時に見積書を出す機会は多いですが見積もりが相場よりも異常に高ければ当然流れる可能性も高くなります。

取りこぼしを少なくするためにも相場を知って自分の技量と照らし合わせながら相手が依頼したいと思える、慎重な値段設定が必要です。そういった価格設定の感覚もわかるようになります。

 

 

 

⑥フォトコンテストで腕試し

プリント用紙

フォトコンテストに積極的に参加してみるのも良かったなと思いました。僕はプロカメラマンになる前に3回フォトコンテストに応募して3回とも受賞することができました。小さいフォトコンテストだったので、そこから名前が上がることはなかったですが、フォトコンテストはカメラマンとしての腕試しとしてはもってこいだと思います。

フォトコンテストには必ずテーマがあります。賞をとるにはテーマにそっていて、かつ周りの作品よりも目立たなければいけません。テーマが自由の場合も審査員の好みにハマるような作品を創る必要があります。

 

この感覚が後々思ったのですが、クライアントが求めるビジュアルイメージをカメラマンが提案・提供するのに少し似ています。

先方がイメージしているものよりも上をいくような提案・提供ができればクライアントは満足してくれること間違いなしです。フリーのカメラマンはたくさんいますが、クライアントにとって信頼できるカメラマンっていうのはまだまだ少ないです。信頼とは、やり取りがスムーズにできる、遅刻しないなど、社会人として当たり前なことはもちろんですが、クライアントへの提案力やカメラマンとしての技量も信頼の要素に含まれます。

一度信頼されたらリピートされることも多いので、新規集客をしなければならない心配もありません。フォトコンテストに応募したことがない人はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。

 

 

⑦出会いの場に飛び込み覚えてもらう

コトグラ 関西写真部SHARE

僕は大人数の前で喋るのはとても苦手なのですが、単純に人と喋ったり交流するのは好きで自分でイベントを開いたり、誘われたイベントなんかには極力足を運ぶようにしていました。その結果今まで出会ってきた人の数はそこらへんの人には負けない自信があります。それも偏った業界ではなく様々な業界の知り合いがいます。

普段からそういった出会いの場に足を運んでいたのが今思うととてもよかったと感じます。実際にプロカメラマンになってからカメラ業界以外の以前からの知り合いからたくさん紹介でお仕事をいただきました。

フリーのカメラマンになったばかりの人はSNSやWebに力を入れます。もちろんそれも大事なことではありますが、それだけではうまくいかない可能性が大です。

直接会ってじっくり話したことのある知人に仕事依頼をするのと、顔も知らない、会った事も喋ったこともない人に仕事依頼するのとでは圧倒的に前述のパターンの方が多いです。

ただ闇雲に写真を撮り続けて、SNSやWebで発信するだけではプロカメラマンとして生きていくのは難しいです。今時アマチュアカメラマンですらSNSやWebポートフォリオなんかを作っています。競合が多い中で、SNSやWebだけに頼るのはナンセンスです。

もしSNSやWebに力を入れているけどうまくいかないのであれば、極力リアルな出会いの場に飛び込んでみることをおすすめします。そういった場でしっかりと名前を覚えてもらうちょっとしたテクニックなんかもまた別記事でご紹介できればと思います。

 

 

 

最後に

以上、プロカメラマンになるまでにやっててよかったと思う7つのことをご紹介しました。すでにプロカメラマンとして活躍されている方にとっては浅い内容だったかもしれませんが、これからカメラを仕事にしたいという方はぜひ参考にしてください。経験しておいて損はないと思います。

 

フリーのカメラマンとして食べていくのはなかなか大変かもしれませんが、写真が好きな人にとってはやりがいのあるお仕事です。カメラマンを目指している方はぜひ挑戦してみてください。

 

 

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