決定的瞬間を撮影し周りと差をつけよう 高級コンデジ「LUMIX LX100 II」

今回紹介するのは、10月18日に発売されるパナソニックのコンパクトデジタルカメラの「LUMIX LX100 II(DC-LX100M2)」です。レンズ固定式のコンデジであるにもかかわらず、4/3型のセンサーを採用。プロっぽいきれいなボケ味を出した写真を、初心者でも撮影できます。普段マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラを使用する筆者でも、「これは買いかも!」と欲しくなりました。

 

LUMIX LX100 IIのスペック

LUMIX LX100 IIのスペック

出典:デザイン/操作性 | DC-LX100M2  | Panasonic

名機といわれたLUMIX LX100の後継機が、LUMIX LX100 IIです。性能をざっと抽出しますとこんな感じです。

 

形式 4/3 好感度 MOS センサー
カメラ有効画素数 1700万画素(4:3時)
レンズ名称 LEICA DC VARIO-SUMMILUX
焦点距離 f=10.9-34mm (35mm判換算: 24-75mm)
光学ズーム倍率 3.1倍
絞り F1.7-2.8(9枚羽根虹彩絞り)

F1.7-16(W端)

F2.8-16(T端

ISO感度 オート/i.ISO/100/200/400/800/1600/3200/6400/25600(静止画)
質量 約350g(本体のみ)

 

 

 

LUMIX LX100 IIのスペック

出典:DC-LX100M2  | Panasonic

コンデジの魅力は、軽量でコンパクトに持ち運べることではないでしょうか。最近では、スマートフォンでもカメラの性能が上がっており、たとえばSONYの最新スマートフォンXperia XZ2シリーズでは1/2.3型のカメラセンサーを搭載します。そのため、ローエンドなコンデジと性能的にはほとんど変わりません。

 

LUMIX LX100 IIのスペック

出典:デザイン/操作性 | DC-LX100M2  | Panasonic

ところがLUMIX LX100 IIの場合、マイクロフォーサーズ規格のセンサーと同等ですので、スマホよりも美しい写真を撮影できます。LUMIX LX100で世界初のフォーサーズ型のセンサーがコンデジで採用されましたが、LUMIX LX100 IIでは画素数が1280万から1700万に向上しました。もちろん重量も約350gとコンパクトで、邪魔にならないサイズですね。

 

 

レンズにはLEICA製のズームレンズを採用

レンズにはLEICA製のズームレンズを採用

出典:DC-LX100M2  | Panasonic

LUMIX LX100 IIで採用されているレンズは、大口径レンズ「LEICA DC VARIO-SUMMILUX」です。LEICAというとLEICA M3をはじめ名機を輩出したドイツのメーカーです。現在でも表現力の高いレンズを提供するなど、憧れの存在といえます。一眼レフでもなかなか手を出しにくいLEICAのレンズですが、それを搭載したコンデジが販売されているのは魅力的ですね。

 

レンズにはLEICA製のズームレンズを採用

出典:高画質 | DC-LX100M2 |  Panasonic

LUMIX LX100 IIのレンズはズーム式ですが、気になるのは絞り値です。F値が小さいほど明るい写真を撮影できますが、単焦点レンズと比べてズームレンズは明るい写真を撮影しにくい傾向にあります。

 

 

レンズにはLEICA製のズームレンズを採用

出典:高画質 | DC-LX100M2 |  Panasonic

ところがLUMIX LX100 IIですと絞りもF1.7まで調節でき、ボケのある写真を撮影することも可能。レンズの性能の高さとあわせると、その表現力の高さは期待大といったところでしょうか。玉ボケ写真を撮影できるなど、Instagramでも注目されること間違いなしです。

 

レンズにはLEICA製のズームレンズを採用

出典:高画質 | DC-LX100M2 |  Panasonic

一眼レフとコンデジとの違いは、レンズを交換できるかどうかでしょう。一眼レフの場合、望遠レンズや広角レンズ、単焦点レンズやマクロレンズなど交換可能で、幅広い撮影に対応できます。LUMIX LX100 IIの場合、ポートレート撮影やインスタ映えする食べ物の写真を撮影できそうですが、広角レンズのような迫力ある写真が撮影できるかどうかも気になるところ。

 

ギャラリー

出典:LUMIX LX100MⅡ PHOTO GALLERY | Panasonic

焦点距離が10.9mmと限界まで頑張ったという気がします。筆者のミラーレス一眼の標準ズームレンズですと焦点距離が14-42mm(35mm判換算 28-84mm)で、その感覚からいうと風景写真やスナップ写真、ポートレート写真も撮影できる万能タイプという印象を受けます。望遠レンズのように遠くの対象を撮影できませんが、そこまで要求するのは欲張りすぎでしょう。

 

出典:LUMIX LX100MⅡ PHOTO GALLERY | Panasonic

 

 

4kフォトを活用して決定的瞬間を

4k動画の撮影が可能なカメラは増えましたが、一番の魅力は動画から写真を取り出し可能な点。シャッターチャンスと思ってカメラを向けてもチャンスを逃したり、シャッターを押しても自分の思うような絵が撮れていなかったりことがありますよね。

出典:4K PHOTO | DC-LX100M2 | Panasonic

4kフォト機能を活用することで、自分が「これだ!」と思う絵を切り出しすれば、いかにもシャッターチャンスをモノにしたかのような写真をゲットできます。Instagramでも「いいね!」がつくこと請け合いではないでしょうか。

 

 

まとめ

カメラの機能がここ4,5年で一気に向上した気がします。ミラーレス一眼レンズを輩出したパナソニックだからこそ、カメラユーザーをあっと言わせる機能をたくさん生み出したと言えるかもしれません。筆者自身もマイクロフォーサーズ規格のカメラを所持、撮影に使用したりしますが、レンズの交換が必要など平日に持ち運ぶのは若干不便です。

初心者でInstagramに投稿してまわりに差をつけたい方も、セカンド機として保持したい方にも、LUMIX LX100 IIはオススメの製品といえるのではないでしょうか。

 

 

Top画出典:DC-LX100M2 |  Panasonic

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