ロモグラフィーから衝撃的なカメラが発売されました。その名も 『Simple Use Film Camera(シンプルユースフィルムカメラ)』!なんとフィルム交換のできるレンズ付きフィルムです。今回3種類出たうちの2種類を購入して使ってみたので、早速レビューしていきたいと思います。
ロモグラフィーとは
ロモグラフィー(Lomography)とは、オーストリアのカメラ会社、ロモグラーフィシェ株式会社の登録標章であり、通称のことです。フィルムカメラ製品を中心に様々なアイテムを販売しています。フィルムカメラを扱う人であれば知らない人はいないんじゃないかと思うくらい大きなメーカーです。今回そのロモグラフィーから発売されたSimple Use Film Camera(シンプルユースフィルムカメラ)は、誰もか待望していた革命的なカメラでした!
レンズ付きフィルム!? SUFC
ロモグラフィーから発売されたレンズ付きフィルム!Simple Use Film Camera(以下SUFC)。何がそんなにすごいのかというと、フィルムカメラで写真を撮る人であれば、FUJIFILMの写ルンですを使ったことがあるという人は多いかと思います。非常にコンパクトで安価で、いい働きをしてくれますよね。一つデメリットをあげるとすれば、使い捨てであること。そのデメリットを無くしたのがこのSUFCです。最初からフィルムも付いているのですが、撮り終えた後もフィルムを交換して再利用が可能になります。これによりたくさん撮るという方に撮っては節約にもなりますし、様々なフィルムで楽しめるようになりました。
レンズ付きフィルムSUFCの種類 SUFC
ロモグラフィーから発売されたレンズ付きフィルムは全部で3種類!
Simple Use Film Camera Color Negative (カラーネガ)
出典:https://shop.lomography.com/jp/
Simple Use Film Camera Lady Grey (レディーグレーブラック&ホワイト)
出典:https://shop.lomography.com/jp/
Simple Use Film Camera LomoChrome Purple(ロモクロームパープル)
出典:https://shop.lomography.com/jp/
発売されたこの3種の中でも Negative(写真一番上の青いやつ)がかなり人気なようで、出荷待ちでしたので、Lady Grey(写真真ん中の黒いやつ)とLomoChrome Purple(写真一番下紫のやつ)を購入して早速撮影してみました。
SUFC Lady Greyで撮った写真
Simple Use Film Camera Lady Grey (レディーグレーブラック&ホワイト) にはLomography Lady Grey B&W 400というモノクロフィルムが装填されています。そのフィルムで撮った写真がこちら。
撮った写真をみたときの所感は粒子がちょっとあらめかなーといった感じ。それがロモグラフィーらしいといえばロモグラフィーらしいのですが。なかなかモノクロフィルムは使わないので新鮮でした。
SUFC Purpleで撮った写真
続いて、Simple Use Film Camera (レンズ付フィルム) LomoChrome Purpleで撮影した写真を紹介!と言いたいところなのですが、現在現像待ちの状態なので、仕上がり次第掲載したいと思います。このSUFCにはLomoChrome Purple ISO 100-400というフィルムが最初から装填されています。なんとISOを選んで現像できるフィルムらしいです。そんなフィルムがあることすら知らなかったので驚きでした。カメラ屋さんにはとりあえずそのままのISO400ででしています。
フィルム交換して使ってみた!
使用後に、早速フィルム交換して撮影してみました。フィルムの交換方法に付いては公式サイトのSimple Use Film Camera (レンズ付きフィルム) : 詳細な使い方をご紹介ページをご確認ください。ちなみに使用したフィルムはFUJIFILMの業務用フィルムISO400です。
このフィルムらしい不器用な描写がたまりません。ノスタルジックな雰囲気もいいですね。
写ルンですとスペック比較
ちなみに写ルンですとスペックどれくらい違うのだろうと気になって調べてみました。さほど大きなスペックの違いはありませんでした。描写もだいたいですが同じようになるのではないかと思います。
SUFC | 写ルンです | |
焦点距離 | 31mm | 32mm |
シャッタースピード | 1/120秒 | 1/140秒 |
絞り | f/9 | f/10 |
撮影距離 | 1m 〜 無限遠 | 1m 〜 無限遠 |
フラッシュ | 内蔵フラッシュ(長押しでON)、再チャージ時間約15秒 | 内蔵(有効撮影距離:1m~3m) パイロットランプ付スライド式フラッシュスイッチ |
バッテリー | 1 x 単三乾電池内蔵 | 単4形 1.5Vアルカリマンガン乾電池内蔵 |
本体サイズ | W 115 xH 60 xD 33mm | W 108×H 54×D 34mm |
使ってみて感じた点
やっぱりサイズはいいなと思いました。カバンやポケットに忍ばせておけるサイズ感は重宝しますね。持ち歩いて撮るようになりました。デメリットをあげると、フラッシュで手がふさがってしまうこと。おもて面にあるボタンを長押しでフラッシュを炊くことができるのですが、長押しし続けなければならないので、両手で撮らざるおえません。写ルンですのようにフラッシュボタンをスライドさせるだけであれば片手でもフラッシュたいて撮れるのですが…。あとは、フィルム交換について。少し面倒&フィルム慣れしてない方には少し難しいかなといいう印象でした。色々気になる点は出てきましたが、最終買ってよかったと思えるカメラであることは間違いないです。種類によって値段は変わりますが、一番安いもので1680円とかなり安い!それはかなりの魅力ですね。
最後に
以上、フィルム交換できるレンズ付きフィルム、Simple Use Film Cameraについてのレビューでした。僕はこのカメラを毎日持ち歩いてます。すでに愛機となっています。この記事を読んで気になった方もぜひ購入を検討してみてくださいね。
Top画像出典:https://shop.lomography.com/jp/