新型iPad Pro 12.9インチ、M1チップ搭載モデルを購入しました。カラーはスペースグレイ、そして容量は256GBというスペックです。合わせてアップルペンシルも購入しました。
購入後約1ヶ月が経過したので、レビューをお届けしたいと思います。
結論として、ロケ撮影で大活躍する神アイテムでした!
新型iPad Pro 12.9インチを購入した理由
まずは新型iPad Pro 12.9インチを購入した理由を大きく3つご紹介していきたいと思います。
1処理能力やグラフィック性能が格段に向上しているから
今回購入した新型iPad Proは、Apple M1チップ(8コアCPU+8コアGPU)を搭載したタブレットです。前モデルとの比較で、CPU性能が最大50%、GPU性能が最大40%それぞれ高速化しています。特に、グラフィック性能の向上は個人的に一番の購入の決め手でした。
「Liquid Retina XDRディスプレイ」を搭載でピーク輝度1600ニトまで対応し、HDRコンテンツ視聴時に高輝度の表現力が豊かになります。Appleいわく「プロが2度見する美しさ」とのことですが、あながち間違っていないと思います。旧モデルと比較しても映像のクオリティが全く違うのがわかります。
2ロケ撮影時の確認用モニターとして使いたかった
購入の決め手2つ目がロケ撮影時に確認用モニターとして使いたかったからです。スタジオ撮影時は確認用モニターとして、PCを持ち込むことが多いのですがロケではそうはいきません。突然の雨が降ってきたら困りますし、そもそもPCをもったまま撮影することができません。どこかに置いておいたとしても確認モニターの場所が固定されては不便です。
iPadの場合、紐付きの防水ケースに入れておけば、濡れても大丈夫です。また体にかけて置けるのでロケ撮影でも即座に確認することができます。薄くて軽量にも関わらず画面は大きくて綺麗なディスプレイなので、確認用モニターとしては十分すぎます。筆者はSONYのカメラを使っているので、「Imaging Edge Mobile」アプリを使えばワイヤレスで撮影した画像をiPadに転送できるのでとても便利です。
先日ちょうど海でアイドルの写真集撮影があったのですが、その際にiPad Proを導入してみましたがとても快適な撮影ができました。撮影の後半で土砂降りになってしまいましたが、iPadは防水ケースに入れていたので、なんともありませんでした。これがPCだったらと思うとゾッとします。
3PC作業中のセカンドディスプレイとして使いたかった
筆者は昨年発売されたM1チップ搭載モデルのMacBook Proも購入しています。外出先でも写真編集や動画編集ができるようなスペックにしましたが、作業効率化としてセカンドディスプレイを導入したいと思っていました。
iPad Pro 12.9インチがMacBook Proのセカンドディスプレイにぴったりでした。グラフィックも綺麗で持ち運びも楽。またSidecarでワイヤレスで繋ぐことができます。実際に外出先で作業するときに使ってみましたが、圧倒的に作業スピードが上がります。
また対面での商談や会議時のプレゼンでも自分側(MacBook Pro)と相手側(iPad Pro)でそれぞれディスプレイをみながらプレゼンすることもできるので、そういったシチュエーションでも便利です。
新型iPad Pro 12.9インチ M1チップ搭載モデルのスペック
実際に購入した新型iPad Pro 12.9インチ、M1チップ搭載モデルのスペックがこちらです。
サイズ | 12.9インチ |
モデル | Wi-Fiモデル |
重量 | 682 g |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | Liquid Retina XDRディスプレイ
最大輝度600ニト フルスクリーンの最大輝度1,000ニト、ピーク輝度1,600ニト(HDR) |
チップ | Apple M1チップ |
カメラ | Proのカメラシステム:広角カメラと超広角カメラ
広角:12MP、ƒ/1.8絞り値 |
スピーカー | 4スピーカーオーディオ |
新型iPad Proを導入してから変わったこと
実際に新型iPad Proを導入してから変化したことをまとめました。
1ペーパーレス化ができた
今まで手帳にメモしていたのが、iPad Proを導入してからなくなりました。また会議などで使うPDF資料などもいちいちプリントしていましたがiPad Proで大きい画面で閲覧できるようになったので、プリントすることも減りました。確実にペーパーレス化に繋がったと思います。
またiPad Pro一つを持ち歩いていれば過去のデータにもアクセスできるので、外出先で過去の資料を取り出すのも簡単にできます。紙の書類ではできなかったことも
2動画学習、電子書籍閲覧が快適に
iPad Proを導入してから動画学習、電子書籍の閲覧がとても快適になりました!筆者は日頃より本をたくさん読むのですが、文字を読むときも明るさを変えれたり、文字の拡大もでき、自分に合った読み方をすることができます。また動画でオンライン講座なんかもよく見るのですが、大きいモニターで家中どこでもパッと持ち歩けて閲覧できるので、視聴時の自由度が高くなりました。
今まで以上に情報のインプットが手軽に快適にできるようになったと思います。
3ロケ撮影が快適になった
購入した理由でもあげていましたが、ロケ撮影は大幅に快適になりました。ロケ撮影ではそもそも規模の小さい撮影であれば確認用モニターすら使わないことも多いのですが、カメラのモニターだけではやはり後から見返した時にピントが合っていなかったり、構図がいまいちだったりとまた見え方が変わります。
カメラのモニターでも確認しつつiPad Proで撮影者やスタッフ、クライアントらが確認できれば写真のクオリティも高くなりやすく、ミスも減ります。
またロケの写真撮影だけでなく、動画撮影でも確認用モニターとして大活躍します。先日インタビュー動画の撮影で、ワイヤレス映像伝送システム「Hollyland MARS 400S PRO」を使って伝送した映像をiPadの「Hollyviwe」アプリで映してみましたが、とんでもなく綺麗に映像を映し出すことができました。動画を撮られる方にもおすすめです!
4外出先でのPC作業が快適に
こちらも購入した理由でもあげましたが、外出先での作業効率は格段に上がったと思います。PCとiPadで使い分けて作業することもできますし、IPad ProをSidecarでワイヤレスで接続し、セカンドディスプレイとして使うこともできます。動画編集や写真編集ではやはりセカンドディスプレイがあった方が作りたいイメージ通りに仕上げるまでのスピードは早くなります。
まとめ
以上、Apple M1チップ搭載 新型iPad Pro 12.9インチのレビューをお届けしました。結果としてiPad ProもMacbook Proと同じく期待以上の製品でした。
ロケ撮影の多いフォトグラファーはもちろん、映像クリエイターの方なんかにもおすすめです!
グラフィック性能に魅了されてしまいます!興味のある方はぜひチェックしてみてください!