ブローニーフィルムFUJIFILM PRO400H使用レビュー

中判カメラ用のフィルム、ブローニーフィルム(120Film)である富士フィルム(FUJIFILM)のPRO400Hの使用レビューを書いていきたいと思います。プロフェッショナル向けのフィルムで、プロの写真家の方も多く使っています。今回カメラはPENTAX67Ⅱでポートレート撮影してみました。

 

FUJIFILM PRO400Hの特徴まとめ

FUJIFILM PRO400H

それでは早速ブローニーフィルム(120Film)の特徴から簡単にまとめていきたいと思います。

 

 

優しい色合いが特徴的なフィルム

モデル虹帆

FUJIFILM PRO400H、とにかく柔らかいです。粒子はとてもきめ細やかで綺麗で、画質は申し分なし。むしろフィルムにしては綺麗すぎるくらいです。彩度は低めで、透明感があります。爽やかで柔らかい印象の写真を撮りたいという場合はピッタリのフィルムだと思います。

 

 

PRO400Hは緑が強すぎる!?

写真屋さんに大きくよりますが、特徴仕上げで現像を頼むと、緑と青がかなりきつめの仕上がりとなりました。もともと青と緑が強いとは聞いていましたが、「え、こんなに!?」と思うくらい緑と青が強いです。それはブローニーにかかわらず、35mmのPRO400Hも同じくです。

 

PRO400Hで撮影した写真

PRO400Hで撮影した写真 現像後の写真

 

緑が強すぎてモデルの肌の色も少々不気味な色になっています。これではさすがに違和感があったので、現像後のデジタルデータのホワイトバランスをいじりました。

PRO400Hの特徴は残しつつ、緑味と青味を少しだけ抑えたのがこちらの写真です。

 

モデル虹帆

PRO400Hで撮影した写真 WBいじった後の写真

 

きつすぎる緑と青が引いて、いい感じに仕上がりました。彩度も控えめな印象に。強すぎる色味を抑えたことで逆に透明感は上がりました。それでもまだ、青、緑は若干きついように感じます。現像後にこのくらいの仕上がりできてくれればいいのですが、一手間かかるのは面倒ですね。

 

このように比較して見てみるといかに緑が強かったのかがより分かりますね。でもこれは好みの問題でもあって、中には1枚目の緑がかった方がいいという方もいます。僕、個人的には緑が強いという印象を受けたまでです。

 

 

FUJIFILM PRO 400Hで撮影した写真

それではFUJIFILM PRO400Hで撮影した写真を何枚か紹介していきたいと思います。今回撮影に使用したカメラは中判カメラPENTAX67Ⅱです。

 

モデル虹帆

 

モデル虹帆

 

モデル虹帆

FUJIFILM PRO400Hで撮影した写真

 

さすが多くの写真家に愛されるだけあって、かなりハイクオリティな写真が撮れました。爽やかで綺麗な写真が撮れるので、スナップや風景はもちろん、ポートレートにもかなり使えるなと思います。人気が高い理由も仕上がった写真を見ればすぐにわかりました。

 

最後に

以上、ブローニーフィルム(120Film)FUJIFILMのPRO400Hについてまとめました。撮影した写真をみるととてつもなく綺麗で引き込まれます。有名女性写真家の市橋織江さんをはじめとする、様々な名高い写真家さんたちがこのフィルムを愛用している理由もよく分かります。これからどんどん使ってみようと思います。

 

 

 

また過去に中判カメラのPENTAX67Ⅱにつての記事も書いています。よろしければご覧ください。

スポンサードリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事