今回は、日本国内のイケてるビデオグラファー、映像作家、撮影監督、20名のポートフォリオサイトをご紹介いたします。
有名アーティストのミュージックやテレビコマーシャル、ブランドイメージムービー、映画など、さまざまな業界で活躍するクリエイターを集めました。
写真家として作品発信をしている人も多くいるので色表現や映し方が芸術的です。これからビデオグラファーになりたい方や映像業界に携わりたい方はぜひチェックしてみてください。
1 波多野 功樹(はたの こうき)
1986年東京都生まれ。写真家、映像作家、音楽家として東京・名古屋を拠点に活動する波多野 功樹(はたの こうき)。
3歳からピアノを始め音楽家としても実績のある波多野 功樹は、映像制作では構成から撮影、編集、作曲、楽曲制作まで一連の行程を担当しています。
名古屋鉄道や三重トヨタなど大手企業のプロモーション動画や海外アーティストのライブ映像撮影、ハイブランドのファッションショームービなど幅広いジャンルの動画撮影を手掛けています。
また、名古屋でスタジオ経営もしており、スタジオで名古屋ファッション専門学校の講師として授業を行ったり撮影を行っています。
【映像作品】
2 山田智和(やまだ ともかず)
出展:https://tomokazuyamada.com/#profileWrap
東京都出身、映像作家・映画監督として活動する山田智和(やまだ ともかず)。
米津玄師の「Flamingo」「Lemon」やサカナクションの「years」など国内有名歌手のミュージックビデオを手がけています。
シネマティックな演出と現代都市論をモチーフとした映像表現を特色としており、女優 新垣結衣が出演しているGMOの動画コマーシャルでは美しい映像とストーリーが印象的です。
映像作品「47seconds」で世界最大規模の国際コンテストニューヨークフェスティバルで銀賞、SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019において、最も優れたミュージックビデオ・ディレクターに授与される「BEST VIDEO DIRECTOR」を受賞するなど数多くの賞を獲得しています。
【映像作品】
3 奥山 由之(おくやま よしゆき)
1991年東京生まれ。映像作家、写真家、アートディレクターとして誰もが日常で目にするCMや広告を手がける奥山 由之(おくやま よしゆき)。
2011年に第34回写真新世紀優秀賞の受賞をきっかけに、写真家として展示・写真集出版をしながら、映像業界にも携わり現在では多くのテレビCMやミュージックビデオの映像作家、監督、撮影をしています。
人気モデル 小松菜奈が出演するnever young beach 「owakare no uta」のミュージックビデオでは、ディレクションから撮影、編集までを担当し、スマホで縦型動画を撮影するMVの新しい見せ方をしています。
その時代の流行に沿った映像表現をし見ている人の共感を生み出すところがユニークで数々のメディアで取り上げられています。
【映像作品】
4 小暮 哲也(こぐれ てつや)
出展:http://koguretetsuya.net/project
1982年東京生まれ。写真家・映像作家として活動する小暮 哲也(こぐれ てつや)。
日本大学芸術学部写真学科卒業した小暮哲也は、2008年より写真家 谷口京に、2009年より写真家 宮本敬文に師事の後、2013年に独立しムービーカメラマンとしてMVやTV、映画などの撮影に携わっています。
女優 上白石萌歌の透き通った歌声が心に残る「午後の紅茶」のCMでは撮影を担当。
その他にも、福山雅治のMV「生きている生きていく」や夏木マリのドキュメンタリードラマなどの撮影に参加しています。
【映像作品】
5 中野 道(なかの みち)
アメリカ出身の日本人写真家・映像作家 中野 道(なかの みち)。
元々ファッション誌や広告を手掛けていた中野道ですが、Ykiki Beatの「The Running」のMV撮影をきっかけにTurntable FilmsやASIAN KUNG-FU GENERATIONなどのPVの撮影も担当するようになります。
写真や映像をライフワークとしていますが、ミュージシャンや作家を志望していた過去を持ち、“昔音楽でやろうとしていたことを、今写真でやっているつもりです”とWEBメディアのインタビューで語っています。
【映像作品】
6 北川 陽稔(きたがわ あきよし)
出展:http://www.akiyoshikitagawa.com/
札幌生まれ。東京を拠点に映像作家・ビデオグラファーとして活動している北川 陽稔(きたがわ あきよし)。
ルルルルズ「誰もしらない」やアキオカマサコ「ナナイロ」などをはじめとするミュージックビデオやTVCM等の演出・撮影、短編映画の制作等などを行っています。
映像ではアメリカのミシガン州で行われた42nd Ann-Arbor Film Festivalや第8回調布映画祭で賞を獲得し、写真家としてキャノン写真新世紀 佳作受賞、2013 KAWABA NEW NATURE PHOTO AWARD 入賞しています。
写真と映像どちらにおいても積極的に個展やグループ展に参加しています。
【映像作品】
7 紀里谷 和明(きりや かずあき)
1968年4月20日、熊本県生まれ。日本を代表する写真家・映像監督の一人、紀里谷 和明(きりや かずあき)。
歌手 宇多田ヒカルの元夫としても知られ「FINAL DISTANCE」「Traveling」のミュージックビデオの監督もしています。
また、ホンダやJTB、資生堂など大手企業のコマーシャルや国内外の映画、三代目 J Soul Brothersなどのミュージックビデオを手掛けています。
最近では人気バラエティ番組「しくじり先生」に出演し、これまでのキャリアについてや宇多田ヒカルとの離婚について赤裸々に語っていました。
【映像作品】
8 吉開菜央(よしがい なお)
1987年、山口県生まれ。MVや映画の作家・監督などの活動を行っている吉開菜央(よしがい なお)。
米津玄師「Lemon」のMVに出演したことをきっかけに注目を浴び、映像作家、ダンサーとしてさまざまなメディアに引っ張りだこになっています。
高橋克実とチャラン・ポ・ランタンや酸欠少女さユりをはじめとするアーティストのミュージックビデオ、日本のロケーションを活かしたショートフィルムなどの監督の実績があり、映画では多数の賞を獲得しています。
【映像作品】
9 関根 光才(せきね こうさい)
日本国内、海外でも活躍する映像作家・映画監督 関根 光才(せきね こうさい)。
映画、広告映像、ミュージックビデオ、インスタレーションアートなどをベースとした映像の演出を手がけており、過去にはasidas UKや日本マクドナルド、GoogleなどのCMの監督を務めています。
また、菅田将暉や趣里が出演している映画「生きてるだけで、愛」や長編ドキュメンタリー映画「太陽の塔」の監督をし世界各国の映画祭で賞を獲得しています。
現在は東京を拠点に新しい映像制作のプロダクションユニットを展開しながら、フリーランスとして世界的クリエイターたちが集まる国際的な映像制作会社に所属しています。
【映像作品】
10 石田悠介(いしだ ゆうすけ)
出展:https://www.yusuke-ishida.com/
大阪生まれ。若手映像作家として映画やライブ映像、ドキュメンタリーなどを手がける石田悠介(いしだ ゆうすけ)。
大学時代は映画部に所属し、留学先のシアトルで映画論について学んだ後、東京でギターリスト大友良英のライブ撮影を行ったことをきっかけに映像作家しての道がスタートします。
過酷な環境で作家活動をしてきた石田悠介ですが、徐々に評価されるようになり、現在ではRADWIMPSやD.A.Nなど有名アーティストのミュージックビデオや短編映画の制作に携わっています。
【映像作品】
11 KENTO YAMADA
出展:http://kentoyamada.com/index.html
1992年、東京生まれ。ミュージックビデオやコマーシャルの映像作家・監督・ミュージシャンとして活動しているKENTO YAMADA。
高校3年生の時に始めて映像制作したのをきっかけに、学生時代に独学で映像について学びEOS KissでライブのビデオやMVを撮っていました。
水曜日のカンパネラ「かぐや姫」「生きろ。」や米津玄師&菅田将暉「灰色と青」など数多くの人気アーティストのミュージックビデオを手掛けています。
【映像作品】
12 新保 勇樹(しんぼう ゆうき)
出展:http://shimboyuki.com/index.html
1980年、新潟県生まれ。写真家として活動しながらミュージックビデオなど動画撮影も行っている新保 勇樹(しんぼう ゆうき)。
百々新氏・野村浩司氏に師事後、2005年フリーランスフォトグラファーとして独立し、有名アーティストのジャケットとアーティスト写真を手掛けながら自身の作品制作にも力を入れ積極的に展示をしています。
【映像作品】
13 瀧本 幹也(たきもと みきや)
1974年、愛知県生まれ。写真家 藤井保に4年間師事した後、23歳で独立し、広告写真やコマーシャルフィルム、映画など幅広い分野の撮影を手がける瀧本 幹也(たきもと みきや)。
最近では、マクドナルドCM「夜のマックで」篇やサッポロ 黒ラベルのCMなどの撮影を担当しています。
写真作家としてだけでなく映像業界でも注目されており、映画「そして父になる」「海街diary」「三度目の殺人」では撮影監督を務めています。
【映像作品】
14 長谷川 圭佑(はせがわ けいすけ)
出展:http://hasegawa-keisuke.com/
1988年生まれ。美的な少女写真をSNSで発信し人気を集めている写真家・ビデオグラファー長谷川 圭佑(はせがわ けいすけ)。
大学時代に写真家としての活動を開始し、会社員を経て2015年にプロ写真家へ転身。
「少女寫集シリーズ」で多くのファンを獲得し、現在は自身の作品制作をしながら音楽アートワークとしてアーティスト写真やミュージックビデオの撮影を手掛けています。
【映像作品】
15 木村 和平(きむら かずへい)
1993年、福島県生まれ。東京を中心に活動する写真家・映像監督木村和平(きむら かずへい)。
雑誌や広告ポスターなどの撮影を手掛けながら、さまざまなアーティストの映像監督、短編映画の撮影をしています。
女性的な優しい雰囲気の写真、映像が印象的で、女性向けマガジンの撮影を務めていることも多い木村和平。シンガーソングライターのカネコアヤノのMVやアーティスト写真を多く撮影しています。
【映像作品】
16 松本 花奈(まつもと はな)
1998年、大阪府生まれ。20代にしてプロの映像作家、監督、写真家として多くの作品を手がける松本 花奈(まつもと はな)。
初長編監督作品 映画「真夏の夢」が史上最年少の16歳でゆうばり国際ファンタスティック映画祭に正式出品され、翌年には映画「脱脱脱脱17」で審査員特別賞・観客賞を受賞しました。
2018年には情熱大陸に出演するなど、映像業界で最もホットな女性監督として注目を浴びています。
現在は若者に人気のテレビドラマや映画作品、HKT48や井上苑子などのミュージックビデオの監督から、芸能人の写真集の撮影などをしています。
【映像作品】
17 石原 海(いしはら うみ)
東京とロンドンを拠点にアーティスト・映像作家・映画監督として活動する石原 海(いしはら うみ)。
日本や世界各国での暮らしから得た経験から、愛、ジェンダー、個人史と社会を主なテーマにドキュメンタリーとフィクションの手法を組み合わせた作品を制作しています。
映像だけでなく写真や文章でも表現を行う石原海には、Louis VuittonやCHANELなどの高級ブランドがクライアントについています。
学生時代からさまざまなアワードで賞を獲り、現在も長編映画の制作や作品発表をするための個展、展覧会を行っています。
【映像作品】
18 嶌村 吉祥丸(しまむら きっしょうまる)
東京生まれ。ファッション誌や広告、アーティスト写真、映像監督などさまざまな分野で活躍している嶌村 吉祥丸(しまむら きっしょうまる)。
ギャラリーのキュレーターも務める嶌村吉祥丸は、作家としての活動にも力を入れてお、国内だけでなくポーランドやワルシャワなど海外ても個展を行っています。
新垣結衣や安達祐実など数多くの芸能人の撮影を手がける一方で、自身が撮影監督やディレクションを務める映像作品の制作も行っています。
【映像作品】
19 林 響太朗(はやし きょうたろう)
1989年、東京生まれ。映像・写真制作を中心に活動する林 響太朗(はやし きょうたろう)。
若者に大人気のアーティストであるあいみょんのMV「愛を伝えたいだとか」や、ゆずのMV「花咲ク街」をはじめとする国民的スターのMVの監督をしています。
その他にも、テレビコマーシャルやファッションブランドのイメージビデオなど、広告業界で幅広く活躍しています。
【映像作品】
20 東海林 広太(しょうじ こうた)
出展:http://ko-ta-shouji.com/top.html
1983年、東京生まれ。国内外で注目されている写真家 東海林 広太(しょうじ こうた)。
ファッションスタイリストとして8年以上ものキャリアを積み、独学で写真をはじめフォトグラファーに転身。スタイリングから撮影まで自身で手掛けたポートレートシリーズで人気を集めています。
広告写真を手がけるだけでなく、Vogue girlやElle Japanなどのファッションムービーも制作しています。
個人的に撮影している映像作品はノスタルジックな演出で動画と写真を組み合わせた美しい映像に魅了されます。
【映像作品】
まとめ
以上、日本国内で活躍するビデオグラファー&映像作家のポートフォリオサイトをご紹介しました。
撮影や映像作家を専門的に行う人もいれば、ディレクションから撮影、編集まで全て自分のスタイルで行うビデオグラファーもいます。
それぞれの個性あふれる作品を見て映像について学ぶのはもちろんですが、ポートフォリオサイトにも仕事を獲得するための見せ方やひとつひとつの動画作品を楽しんでもらうためのデザインの秘訣が隠されているかもしれないので参考にしてみてください。