出典:https://canon.jp/newsrelease/2018-11/pr-m100-pink-kit.html
キヤノンが11月29日に、1000台限定で「EOS M100・リミテッドピンクフォトキット」を販売します。EOS M100は、APS-Cミラーレスカメラのエントリー機という位置づけです。
今回は、特別バージョンのフォトキットの購入を検討したいという方のために、EOS M100のレビューを行ないます。
EOS M100のスペック
ピンクのEOS M100の画像が見つかりませんでしたので、今回は従来バージョンを掲載し紹介します。
出典:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m100/feature-design.html
出典:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m100/feature-design.html
出典:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m100/feature-design.html
EOS M100は2017年10月にEOS M10の後継機として発売されました。エントリー機ということで、入門者向けのカメラという位置づけです。
EOS M100のセンサーサイズはAPS-Cです。このサイトをご覧になる方はご存知かしれませんが、フルサイズとフォーサーズの中間です。フルサイズのカメラは必要ないけれども、表現力の高いカメラが欲しいという方には丁度いいかもしれません。筆者も、APS-Cとフォーサーズのどちらのカメラを購入するかかなり迷いました。
と余談はこのくらいにして、EOS M100と2015年に販売されたEOS M10、あと2018年のグッドデザイン賞を受賞したEOS Kiss Mとのスペックを比較してみます。
EOS Kiss M | EOS M100 | EOS M10 | |
発売 | 2018年3月 | 2017年11月 | 2015年10月 |
価格(Amazonより) | 59,800円 | 44,500円 | |
レンズマウント | キヤノンEF-M マウント | ||
有効画素数 | 約2420万画素 | 約1800 万画素 | |
センサーサイズ | APS-C | ||
使用レンズ | キヤノンEF-M、EF、EF-Sレンズ群
EFとEF-SはマウントアダプターEF-EOS M が必要 |
||
シャッター速度 | 1/4000 ~ 30 秒 | ||
ISO感度 | ISO100~25600(手動) | ISO 100 ~ 6400(自動)
ISO 100 ~ 25600(手動) |
ISO 100 ~ 12800 |
寸法 | 116.3(幅)×88.1(高さ)×58.7(奥行)mm | 約108.2(幅)×67.1(高さ)×35.1(奥行)mm | 約108.0(幅)× 66.6(高さ)× 35.0(奥行)mm |
質量 | 約351g(ブラック・本体のみ) | 約302g(CIPAガイドラインによる:本体+バッテリーパック+カード含む) 約266g(本体のみ) |
約301 g(本体+ バッテリーパック+ カード含む) 約265 g(本体のみ、レンズキャップ除く) |
測距点 | 143 | 49 | |
連続撮影速度 | 10 | 6.1 | 4.6 |
画像処理エンジン | DIGIC8 | DIGIC7 | DIGIC6 |
Bluetooth | 〇 | 〇 | × |
EOS M10と比較して一番変化したのは、「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載したモデルだということでしょうか。なかなかピントが合わず、シャッターチャンスを逃した経験のある方もいるでしょう。オートフォーカスが高速化したことで、撮影の幅が広がることは間違いなしです。
参考:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m100/feature-forcus.html
もう1点挙げたいのは、Bluetoothの接続ができること。写真をスマホなどに取り込むとき、Bluetoothさえあればペアリングすると、写真を簡単に移動させられるだけでなく、スマホがシャッターに早変わり!リモート撮影も可能など、痒い所に手が届くといったところですね。
EOS Kiss Mとの比較でいうと、キヤノンが販売するAPS-Cの4つあるモデルのうち、上から3番目がKiss M、4番目がM100です。そういう意味では、どちらのモデルも初心者向けで、APS-Cのカメラとしてはお手頃価格で購入できるといえます。
引用:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissm/
性能的に区別がないように思うかもしれません。しかし実際にEOS Kiss MとM100を店頭で見て気づいたのが、Kiss Mの上部に搭載されたファインダーがM100にはない点ですね。APS-Cのカメラなのに、非常にコンパクトなのが印象的でした。
参考:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m100/feature-lens.html
ただ一眼レフのカメラですので、レンズのことも考慮に入れる必要があるでしょう。筆者は、カメラ本体は予算を抑えて、レンズにお金をかけたいので、大三元(広角、標準、望遠レンズ)をそろえて、カメラをエントリー機にするというのもいいかもしれません。もちろん、将来レンズの購入できる余地を残し、オプションのキットレンズで当面撮影するというのも、全然アリだと思います。
EOS M100の機能
最近のカメラ全般にいえそうですが、SNSへの対応が大きいでしょう。Photoshopのようなソフトや、インスタグラムのアプリ内で設定できるフィルターもありますが、Photoshopは有料なのでちょっと……という方や、インスタグラムのフィルターでは満足できない!という方もいるでしょう。
参考:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m100/feature-function.html
参考:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m100/feature-function.html
クリエイティブフィルターを使用すれば、トイカメラ風や水彩風、油彩風といった設定をカメラ内で行なえますので便利ですね。
まとめ
引用:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/m100/index.html
いかがでしたか。
エントリー機ながらも、初心者にも親切なカメラに設計されていると思います。レンズを除くと5万円以内で購入できるというのも、大きいのではないでしょうか。
レンズにお金をかけたい、インスタで周りに差をつけたいという方にお勧めのEOS M100。特別販売されるリミテッドピンクの本体も希少で、カメラ女子向きだといえるでしょう。
リミテッドピンクフォトキットは、EOS M100とコンパクトフォトプリンター「SELPHY CP1300」とピンクのストラップが付属して、75,500円で販売予定です。
トップ画像出典:https://canon.jp/newsrelease/2018-11/pr-m100-pink-kit.html