カメラとレンズを持って気軽に撮影に出かけたい時に欠かせないのがカメラスリングバッグ。日頃からよく撮影をする方であれば、バッグの中でも特にスリングバッグの使用頻度は高いはず!
そこで今回ご紹介するのが、さまざまなカメラ機材を収納可能で、地球に優しいリサイクル素材で作られたBellroyの「Venture Sling 10L」です。
アクティブに活動するカメラマンならきっと気に入るバッグなので、ぜひ最後までお読みください。
Bellroyについて
オーストラリアのベルズビーチとフィッツロイを拠点としているBellroy(ベルロイ)は、地球に良い影響をもたらすB Corp認証を受けているブランドです。
“世界中の人々がどこでも気軽に、アクティブに移動できるようにすること、そして地球やベルロイの仲間の繁栄に貢献すること”を使命に、バッグや財布、ガジェットなど、さまざまな製品を販売しています。
日本の取扱店舗は「United Arrows」「Loft」「Itoya」です。日本語対応のオンラインショップもあるので、近くに取扱店舗がない場合はオンラインショップでの購入がおすすめです。
Bellroy Venture Sling 10Lの特徴
まずは、Bellroy Venture Sling 10Lの特徴を5つまとめます。
✔︎「Midnight」「Nightsky」「Ranger Green」の3色展開
✔︎ 全てのカメラ機材に片手でアクセスできる2wayファスナー開閉 ✔︎ 仕切り板の調節が可能で、レンズを装着したままカメラを収納できる ✔︎ 耐水性を備えたリップストップ素材で雨や水からカメラ機材を守る ✔︎ カメラ・レンズの他に、三脚、撮影小物の収納が可能 |
デザイン・収納力・機能性・耐久性&耐水性など、カメラスリングバッグに求められる機能性を十分に備えています。
さらに、地球に優しいリサイクル素材を使用しているので、撮影を楽しみながら地球環境にも貢献できます。
バッグは海外発送ですが、世界各国ほとんどのお届け先に通常便または特急便を利用するので、注文から到着までが早いところも嬉しいです!
オンラインの場合、「Bellroy公式オンラインショップ」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」で購入が可能です。
容量 | 10L |
重量 | 500g |
サイズ | 外側:215 x 360 x 120mm
内側:190 x 270 x 100mm レンズの最大高さ:175mm レンズの最大幅:230mm |
素材 | 耐水性のあるリップストップ素材を100%使用 |
Bellroy Venture Sling 10Lの収納力をチェック
Bellroy様より「Venture Sling 10L」のNightsky(レザー不使用)をご提供いただいたので、実際に使用してみました!気になる収納力をチェックしていきたいと思います。
1 メイン収納
メインの収納部には、仕切りが2つ入っています。
ファスナーは左右どちらにも開く2wayになっており、取り出したい機材にすぐアクセスできます。
メイン収納には、カメラ一台、レンズ2本を収納できます。一番右の大きいレンズは70-180mmで、縦に収納するのはこの大きさのレンズがギリギリだと思います。
筆者はカメラ一台、レンズ1本での持ち運びが多いので、空いたスペースに財布やスマホ用のジンバルなどを入れることが多いです。
仕切り板を調節すれば、レンズを装着したままの収納も可能です。
また、撮影用アクセサリーの収納にちょうどいい小物ポケットもあります。予備のバッテリーを3つまで収納できるポケットがあるので、ポケットの中で小物類がぐちゃぐちゃになる心配がありません。
メイン収納の左右どちらにも、柔らかくてよく伸びるメッシュ素材のポケットがついています。
びよ〜んと伸びるので、上写真のような少し大きいブロアーも入れることが可能です。レンズペンやSDカードなどのアイテムを収納するのに便利です。ファスナーはついていませんが、メッシュ素材が小物に密着するようになっているので、振動で飛び出す心配がありません。
2 前面ポケット
バッグの前面にもポケットがついています。スマホやバッテリー、ミニサイズのLEDライト、ケーブルなどを収納できます。
カメラスリングバッグでは珍しいキークリップも発見!大事なものをキークリップで固定しておけば、カバンから物を取り出す時に鍵などの貴重品が落下するのを防げます。
カメラ機材の大きさに合わせて位置を調節できる仕切り板
「Venture Sling 10L」の仕切り板はバッグに固定されているのでカスタマイズできないのか…と思っていたら、なんと…
バッグに固定したまま、仕切り板の位置を簡単に変えることができました!自動圧縮型デザインになっているようで、仕切り板の端が伸びる設計になっています。
マジックテープ式の仕切り板が多い中で、バッグに固定したままカスタマイズができるのは凄いです。
150-500mmの望遠レンズも収納することができました!収納部を広く使う時には、仕切り板を端まで寄せることができます。
縦収納ができない大きさのレンズも、カメラに装着した状態であれば横向きでの収納が可能になります。
バッグ下部に三脚を取り付けることが可能
「Venture Sling 10L」の下部分には、留め具付きのループを備えた取り外し可能な三脚用ストラップがあるので、三脚を持ち運ぶことができます。
ストラップの長さは調節可能で、三脚のサイズに合わせてしっかり固定できます。
また、ストラップは着脱が簡単で、使わない時には外すことができるので、常に無駄のないシンプルな見た目をキープすることができます!
三脚を使用しないときは、上着やタオルなど、アウトドアシーンで置き場所に困るアイテムを固定することもできます◎
ストラップの紐は細いですが、長さ調節をして固定することで安定するので、移動中も三脚が揺れたり落下することがないです! |
Bellroy Venture Sling 10Lの感想レビュー
「Venture Sling 10L」を使ってみて良かった点、気になる点をまとめます。
仕切り板やポケットの使い勝手が良い
最近のカメラスリングバッグは仕切り板を調節できたり、小物ポケットがある製品が多いですが、その中でも「Venture Sling 10L」は多様な使い方ができる工夫がされているなと感じました。
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仕切り板を両端まで寄せると、一つの大きなスペースになるのでカメラ以外の収納にも使えます。もちろん、仕切り板はそのままで財布やガジェットポーチ、スマホ用のジンバルやライトなどを入れて持ち運ぶこともできます!
日常使いに十分な収納力
「Venture Sling 10L」はカメラスリングバッグの中でも大容量な「10L」。
実際に使ってみて、カメラ・レンズともに想像以上にたっぷり収納できたので驚きました。「Venture Sling 10L」は自動圧縮型デザインなので、開口部分を広げると機材の大きさに合わせて仕切りが広がるようになっています。
カメラスリングバッグ選びでは特に収納力を重視しているカメラマンにとてもおすすめのバッグです。
気になるのはやっぱり「価格」
気になる点でいうと「25,900円」の価格かなと思います。
カメラスリングバッグの中で考えると高めな印象ではありますが、カメラやレンズを買い足すたびに機材のサイズに合わせてバッグを買い直すのであれば、あらゆるカメラ機材に対応している「Venture Sling 10L」は長く使い続けられるので長期的に考えるとコスパがいいのではないかと思います。
また、ボディ全体にパッドを敷き詰めており耐久性に優れているので、安い素材で素材が薄いものを購入するよりも、高くてもカメラ機材の安全性を考えクッション性に優れたカメラスリングバッグを購入する方が安心です。
さいごに
アクティブに活動するカメラマンの相棒には、Bellroyのカメラスリングバッグ「Venture Sling 10L」がおすすめ!
バッグのショルダーベルトにもパッドがついているので、移動時の体への負担を減らしてくれます。さらに、前後どちらにもスタイリングが可能なのでカメラを取り出してレンズをセットするのに時間もかかりません。
「Venture Sling 10L」があれば、日常の撮影シーンでちょっとした手間に感じていることが解消されるはず。ぜひ使ってみてくださいね!